アーカイブ - 2009年 6月 29日

LC、過去31年分の目録業務・政策に関する情報誌をウェブサイトで無料公開

米国議会図書館(LC)が、これまで購読者に有償で配布してきた、1978年に創刊した目録業務・目録政策に関する情報誌“Cataloging Service Bulletin”のすべての号を、ウェブサイトで無料公開しました。

Cataloging Service Bulletin
http://www.loc.gov/cds/PDFdownloads/csb/

Thirty-one Years of Cataloging Service Bulletin Now Available Free Online
http://www.loc.gov/today/pr/2009/09-132.html

フィンランドの国立電子図書館、SCOAP3に加入

欧州原子力研究所(CERN)が推進するオープンアクセスプロジェクトSCOAP3に、フィンランドの国立電子図書館“FinElib”が参加したということです。現時点での参加国は21で、必要とする分担金の63%について誓約がなされているということです。

23/06/2009, Finland joins SCOAP3
http://www.scoap3.org/news/news65.html

FinELib
http://www.nationallibrary.fi/libraries/finelib.html

参考:
E812(No.132)高エネルギー物理学は再び学術情報流通に革新をもたらすか?
http://current.ndl.go.jp/e812

OCLC、WorldCatの重複レコード統合のための新しいDDRソフトウェアを導入

OCLCは、WorldCatの重複するレコードを発見・統合するための新しいDDRソフトウェアを2009年5月に導入したと発表しています。データベースの一部に対する処理が開始されており、2009年後半からデータベース全体が作業対象となるとのことです。

Re-implementing Duplicate Detection and Resolution (DDR)
http://www.oclc.org/news/announcements/announcement369.htm

オバマ大統領によるコミュニティ奉仕の呼びかけにALAも参加-各図書館にボランティアの機会設置を推奨

米国のオバマ大統領は“United We Serve”と題し、経済成長のための新しい基盤を築くべく、人々に地域コミュニティ内での奉仕活動(特に教育、健康、エネルギー、環境分野)に参加し、コミュニティを再生するよう呼びかける活動を行っています。2009年6月22日から9月11日まで行われているこの活動に、数多くのNPO団体などとともに、米国図書館協会(ALA)も参加を表明しています。ALAは、ボランティアの組織化などの方法を示した図書館向けリソースなどを提供する“United We Serve”用のウェブページを用意し、各図書館にボランティアを受け入れる機会を設けるよう、推奨しています。

Welcome to Serve.gov
http://www.serve.gov/
(政府が設置した“United We Serve”公式サイト)

ALA | United We Serve
http://www.ala.org/unitedweserve

ALA | ALA President joins Sec. Duncan in kick-off event for "United We Serve" national campaign

テクノロジーの戦略的活用で高等教育の未来は変わるか(英国)

英国情報システム合同委員会(JISC)の支援の下、英国のシンクタンクDemosは、高等教育を生まれ変わらせるような、大学などの機関による情報技術利用とはどのようなものかについて論じた報告書“Edgeless University: why higher education must embrace technology”を刊行しました。

Edgeless University: why higher education must embrace technology
http://www.jisc.ac.uk/publications/documents/edgelessuniversity.aspx

(本文のpdfは下記から入手可能)
http://www.demos.co.uk/files/Edgeless_University_-_web.pdf?1245715615

総務省、「通信利用動向調査」の報告書と「電気通信サービスモニターに対する第2回アンケート調査結果」を公表

総務省が2009年6月、2008(平成20)年度の通信利用動向調査の報告書(※概要は4月に公表済み)、および、電気通信サービスモニターに対する第2回アンケート調査結果を公表しています。後者は、電気通信サービスに関心がある全国のモニターに対し、インターネット接続、フィルタリング、携帯電話の番号ポータビリティ(MNP)について質問したものです。

統計調査データ:通信利用動向調査メニュー
http://www.johotsusintokei.soumu.go.jp/statistics/statistics05.html

総務省|平成20年度電気通信サービスモニターに対する第2回アンケート調査結果
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/15493.html

OCLC、WorldCatレコード利用・再配布に係る新ポリシーを公式に撤回

OCLCの評議員会と参加館評議会は協同で、WorldCatレコード利用・再配布の新ポリシーをレビューする委員会を立ち上げ、図書館コミュニティに幅広く意見聴取を行うなどして検討を行ってきましたが、このほど、「撤回して新しいポリシーを策定すべきである」と勧告する最終報告が出されました。これを受けて2009年6月26日、OCLCは公式に、同ポリシーを撤回することを発表しました。

Review Board on Principles of Shared Data Creation and Stewardship issues final report
http://www.oclc.org/worldcat/catalog/policy/board/default.htm
(最終報告の説明・報告書へのリンク)

Review Board on Principles of Shared Data Creation and Stewardship releases final report
http://www.oclc.org/news/releases/200939.htm
(プレスリリース)

参考:
E925 - OCLCによる“ウェブスケール”図書館業務管理システム構築戦略
http://current.ndl.go.jp/e925