アーカイブ - 2009年 5月 25日

出版流通対策協議会がGoogleブック検索和解案への反対を発表

約100社の中小出版社で構成する出版流通対策協議会(流対協)が、Googleブック検索(Google Book Search)和解案に反対する声明をGoogle社およびニューヨーク連邦地裁に向けて発表しています。

また、Googleブック検索のパートナーとなっている慶應義塾図書館に対しても質問状を送付しているとのことです。

Google和解問題記者会見資料
http://homepage2.nifty.com/ryuutaikyo/top_contests.htm#090420

出版流通対策協議会(流対協)
http://ryuutai.com/

「Googleブック検索の和解案から離脱を」――中小出版社団体が呼び掛け - ITmedia news
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0905/18/news112.html
「Googleブック検索」和解案リストに、まだ売ってる本が大量に? 日本の中小出版社団体が反対表明 - Internet Watch
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2009/05/18/23475.html
出版約100社が米グーグルの書籍全文検索の和解案を拒否--国内団体で3例目 - CNET Japan

Wikipediaのライセンス方式が変更-クリエイティブ・コモンズもサポート

2009年5月21日、Wikimedia財団は、同財団のWikipedia等のコンテンツについて、2009年6月中に、ライセンスの方式をクリエイティブ・コモンズ(「表示-継承」(CC-BY-SA))をサポートするよう変更することを発表しました。これにより、コンテンツの再利用が容易になるとしています。変更に関しては、Wikimediaコミュニティから17,000人以上が投票し、その88%が賛成だったとのことです。なお、既存のGFDL(GNU Free Documentation License)のライセンスも引き続き有効で、いずれか一方のライセンスで再利用できることになります。

Wikimedia Foundation announces important licensing change for Wikipedia and its sister projects(2009年5月21日付けWikimedia Foundationのプレスリリース)
http://wikimediafoundation.org/wiki/Press_releases/Dual_license_vote_May_2009

Wikipediaがクリエイティブ・コモンズ導入、再利用が容易に(2009年5月25日付けINTERNET Watchの記事)

ALA、年次大会に合わせてウェブベースのツールキット“Get a Job!”を開始予定

米国図書館協会(ALA)が、2009年の年次大会にあわせ、新しいウェブベースのツールキット“Get a Job!”の提供を開始すると発表しています。“Get a Job!”では、新規採用、転職者など、求職中の人に有用な各種情報を入手したり、共有したりできます。現在、新しく職を得た人の就職作戦エピソードを募集しています。

ALA wants your stories about how to Get a Job
(ALAのプレスリリース)
http://www.ala.org/ala/newspresscenter/news/pressreleases2009/may2009/getajob_apa.cfm?persistent=0&expy_dt=

英国の大学図書館の4割が資料購入費を削減予定

英国では、通貨ポンドの価値下落等の影響により、大学図書館の約40%で、2009-2010年度の資料購入費が削減される見通しだと報じられています。5校に1校ではビッグディール(電子ジャーナルのバンドル購入)のキャンセルも予定しているとのことです。

Expect few new titles in library as sterling's fall pounds acquisitions(2009年5月21日付けTimes Higher Educationの記事)
http://www.timeshighereducation.co.uk/story.asp?sectioncode=26&storycode=406612&c=2

参考:
E917 - 『危機に瀕している学術書,学術雑誌』<文献紹介>
http://current.ndl.go.jp/e917

大阪府、府立図書館管理運営業務の市場化テスト事業提案公募を開始

大阪府が、大阪版市場化テストの事業提案の公募を開始しています。対象事業の1つとして、府立図書館管理運営業務が挙がっています。

大阪版市場化テスト事業提案公募要項
http://www.pref.osaka.jp/kikaku/sijohka/arata-teiankoubo.htm

府7業務事業提案募る 官民で入札「市場化テスト」対象に - 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20090522-OYT8T00094.htm

参考:
大阪版市場化テストに「府立図書館管理運営業務」が採択される
http://current.ndl.go.jp/node/9813

Springer社、電子ブックのユーザ調査の結果を公開

シュプリンガー(Springer)社が、2008年に世界の5大学・研究機関で実施した電子ブックについてのユーザ調査の結果をまとめた報告書『電子ブック白書 Vol. 2 ユーザーの声をまとめました』を公開しています。

電子ブック白書 Vol. 2 ユーザーの声をまとめました
http://www.springer.jp/other/springerlink_counter/low_EB_WhitePaper2_090414.pdf

図書館員の皆様へ - シュプリンガー・ジャパン
http://www.springer.jp/other/forlibrarian.html

英国国立公文書館、ウェブアーカイブについての調査を実施

英国国立公文書館(NA)は、アーカイブされたウェブサイトがどのように収集され、利用者に公開されているかについての調査を実施すると発表しました。調査は英国情報システム合同委員会(JISC)の資金提供により行われ、UK Web Archiving Consortiumとの協力で実施されるとのことです。目的は、次のようなものとされています。
・英国のウェブアーカイブが現在どのように利用者に提供されているのか、及び将来はどうなるのか、を調査する
・英国のオンラインコンテンツの歴史的・研究的価値を定義する
・ウェブアーカイブを実施している様々な組織を概観する

調査は2009年6月下旬まで行われ、結果はNA等のウェブサイトで2009年8月に公開される予定とのことです。

New study - Web archives: now and in the future(2009年5月21日付け英国国立公文書館ウェブサイトのニュース)
http://www.nationalarchives.gov.uk/news/stories/308.htm