アーカイブ - 2009年 5月 15日

岡山県立図書館の2008年度入館者数・貸出冊数ともに過去最高に

報道各紙によると、岡山県立図書館の2008年度利用統計がまとまり、、3年連続全国トップであった2007年度を上回る、入館者数約106万人、貸出冊数約130万冊と、過去最高を記録したとのことです。

岡山県立図書館 入館者、貸出数 ともに100万超 - 岡山日日新聞
http://www.okanichi.co.jp/20090505151103.html

岡山県立図書館の利用好調 貸出冊数、入館者ともに過去最高 - 山陽新聞
http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2009/05/09/2009050922440577027.html

カリフォルニア州立図書館、州内の図書館でボランティアをしたい人向けの求人求職サイトを開設

米国カリフォルニア州立図書館が、オンラインで活動するボランティアネットワーク団体と協力して、州内の図書館でボランティアをしたい人のための求人・求職情報サイトを立ち上げています。州内の各図書館は、ボランティアにやってもらいたい仕事を登録し、ボランティアをしたい人が、それらの中からやってみたいものを選ぶという形になっています。ボランティアネットワーク団体は、各図書館がボランティアをしたい人に魅力ある仕事を作り出せるよう、その支援も行うそうです。

California Libraries Presents VolunteerMatch
http://californialibraries.volunteermatch.org/

コーネル大学、オープンアクセス推進方針にのっとりパブリックドメインの資料のデジタル版7万点の利用制限を解除

米国コーネル大学が2009年5月11日、図書館や教員が進めているオープンアクセス推進方針にのっとり、これまでは(著作権法による権利制限にあたらない)利用に際し許諾を求めていた、同館が所蔵するパブリックドメインの資料をデジタル化したもの7万点について、利用制限を解除したと発表しています。あわせて、これらのデジタル資料がInternet Archiveに寄贈されています。

Cornell University Library Removes All Restrictions on Use of Public Domain Reproductions
http://news.library.cornell.edu/com/news/PressReleases/Cornell-University-Library-Removes-All-Restrictions-on-Use-of-Public-Domain-Reproductions.cfm

Internet Archive: Cornell University Libraries
http://www.archive.org/details/cornell

5/14/2009付けLibrary Journalの記事

2,000人に聞きました-「あなたにとって、図書館情報学修士号(MLIS)は価値あるものですか?」

米国コロラド州立図書館の図書館調査サービスが、ウェブサイトで実施した図書館情報学修士号(MLIS)の価値に関する調査の結果を2009年4月に発表しています。質問は、(1) MLISは、投資に見合う価値があったか?(2) 現在、MLISを取ることを薦めるか?の2つで、(2)については、MLIS非取得者にも質問しています。全米50州のすべて、また6つの大陸からおよそ2,000名が回答したとのことです。

この調査では、(1)では、MLIS取得者全体の89%が「あった」と答えているものの、最近5年以内に取った人に限ればその率は81%になること、(2)では、MLIS取得者全体の86%が「薦める」としているものの、MLIS非取得者では58%にまで下がることが報告されています。また回答者の約半数が残したコメントについて、内容と態度(肯定的/否定的)も分析されています。コメントの分析では、本質的価値については98%が肯定と高く評価されているものの、求人市場、給与、専門職としての認知などは否定的に評価されていることなどが紹介されています。

2009年度第1回文化審議会著作権分科会法制問題小委員会が開催される

2009年5月12日、2009年度の第1回文化審議会著作権分科会法制問題小委員会が開催されました。当日の配布資料が公開されています(議事録は現時点で作成中)。今年度は、日本版フェアユース規定と言われることもある「権利制限の一般規定」などを中心に議論が行われます。

文化審議会著作権分科会法制問題小委員会(第1回)議事録
http://www.bunka.go.jp/chosakuken/singikai/housei/h21_shiho_01/gijiyoshi.html

北米研究図書館協会(ARL)、これからの資料保存に関する調査報告を公表

北米研究図書館協会(ARL)は、2009年5月14日、ARLのメンバー図書館における資料保存の現状と今後への提言をまとめた報告書“Safeguarding Collections at the Dawn of the 21st Century”を公表しました。報告書の主なテーマは、「研究図書館における保存機能を再形成する」「ネットワーク化されたデジタル環境」「図書館間の協力の戦略」の3つとなっています。

Contemporary Preservation Activities in ARL Libraries: ARL Releases Report(2009年5月14日付けARLのプレスリリース)
http://www.arl.org/news/pr/preservation-14may09.shtml

ニューヨーク市の図書館サービス低下の危機

2009年5月1日に公表されたニューヨーク市の2010年度の予算案において、図書館関連予算の約22%削減が示されました。この予算案が可決された場合、943人の一時解雇(layoff)が発生するなど、図書館サービスにも多大な影響が見込まれるとのことです。ニューヨーク公共図書館(NYPL)の場合、開館時間の週52時間から週32時間への短縮、資料購入費の3割前後の削減などが迫られるということです。予算案の見直しを訴えるNYPLは、ウェブサイト等で利用者にも協力を求めており、見直しを求める電子メールが最初の3日間で1500通送られたとのことです。予算案の審議期間は6月30日までとされています。

New York City's Three Library Systems Face 22% Budget Cut(2009年5月6日付けLibrary Journal(web版)の記事)
http://www.libraryjournal.com/article/CA6656778.html

LIBRARIES: $PEAK UP!(2009年5月11日付けNew York Postの記事)
http://www.nypost.com/seven/05112009/news/regionalnews/libraries__peak_up__168620.htm

Googleの新機能「検索ツール」導入の裏話

2009年5月13日からGoogleでのウェブ検索に「検索ツール(Search Option)」機能が追加され、サイトの種別や更新日時により検索結果の表示順を変えることや、「ワンダーホイール」により関連キーワードを放射状に表示することなどが可能になっていますが、Googleのオフィシャルブログに、導入の経緯などが掲載されています。以前からあったもののように自然に使ってもらうため、アイトラッキング分析やユーザビリティ調査を実施し、表示位置などの調整を何度も行ったとしています。

Behind the scenes of the Search Options panel(2009年5月14日付けOfficial Google Blogの記事)
http://googleblog.blogspot.com/2009/05/behind-scenes-of-search-options-panel.html

グーグルが新検索機能「ワンダーホイール」(2009年5月13日付けYOMIURI ONLINEの記事)
http://www.yomiuri.co.jp/net/news/20090512-OYT8T01103.htm

Google、検索結果の期間絞り込み機能、ワンダーホイール表示も (2009年5月13日付けINTERNET Watchの記事)

青学大、授業などへの活用のため社会情報学部の学生全員に「iPhone 3G」を配布

青山学院大学は、ソフトバンクモバイル株式会社、ソフトバンクテレコム株式会社と提携し、同大学の社会情報学部の学生全員に「iPhone 3G」を配布して利活用していくことを発表しました。今後の知識情報社会で通用する高度な人材を育成することが目的とされています。青山学院大学のプレスリリースによると、この端末を使い、授業資料や教材の配布、出席管理、授業収録放送、「App Store」のアプリケーションを用いた教育活動、モバイル・ネット社会を構築するサイトやアプリケーションシステムの研究、といったことに取り組んでいくということです。

青山学院大学とソフトバンクモバイル、ソフトバンクテレコムはモバイル・ネット社会の教育・研究 基本協定を締結 (青学大のプレスリリース)
http://www.aoyama.ac.jp/news/361.html