アーカイブ - 2009年 5月 1日

NDL、平成20年度書誌調整連絡会議記録集を公開

国立国会図書館(NDL)は、『平成20年度書誌調整連絡会議記録集』を公開しました。

平成20年度書誌調整連絡会議記録集
http://www.ndl.go.jp/jp/library/data/h20_conference_kiroku.pdf

平成20年度書誌調整連絡会議
http://www.ndl.go.jp/jp/library/data/conference.html

電子ブックにまつわる神話打ち砕かれる? - JISCによる電子ブック利用動向調査プロジェクトの結果概要

4月に開催された"London Book Fair"で、英国情報システム合同委員会(JISC)が2年に渡り実施してきた電子ブック利用動向調査プロジェクト"JISC national e-books observatory project"の分析結果の概要が公表されました。

主要な分析結果として以下のような点が挙げられています。

・電子ブックの利用が紙の本(テキストブック)の売り上げに影響するという神話は実証されなかった。
・電子ブックを利用するのは若い世代(Google世代)だけという神話も崩れ、あらゆる年齢層で利用があった。
・電子ブックへのアクセス経路はOPAC経由が多かったことから、出版社は電子ブックのMARCレコードを用意する必要があること、図書館は電子ブックの提供について重要な役割を果たすことがわかった。

最終報告書は6月に発表されることになっています。

London Book Fair panel calls JISC e-textbook study ‘myth-shattering’
http://www.jisc.ac.uk/news/stories/2009/04/ebooks.aspx

Dispelling myths about e-books with empirical evidence

千葉県立図書館、平成21年度の事業計画および図書館サービス目標を公表

千葉県立図書館が、平成21年度の事業計画および図書館サービス目標を策定し、公表しています。

千葉県立図書館運営方針を掲載しました
http://www.library.pref.chiba.lg.jp/information/all/2009-0417-1449-1.html

参考:
千葉県立図書館サービス評価指標が策定される
http://current.ndl.go.jp/node/11762

明治大学、eラーニングによる司書講習を開始へ

明治大学で、eラーニングを活用した司書講習が2009年度より開始されます。指の静脈による本人認証システムを採用し、インターネット利用環境があれば、司書講習科目(講義科目)の受講が可能となるとのことです。

国家資格取得でネット講座、指静脈で本人確認 明大と日立(2009年5月1日付けNIKKEI NETの記事)
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20090501AT1D2600230042009.html

図書館司書講習 eラーニング(メディア授業)(明治大学リバティアカデミー)
http://academy.meiji.jp/ccs/top/sisyomedia_top.html

全国学校図書館協議会、学校図書館評価基準を策定

全国学校図書館協議会(JSLA)が、小学校から高等学校までの学校図書館を対象にした標準的な評価基準「学校図書館評価基準」を策定し、公開しています。

学校図書館評価基準 - 全国学校図書館協議会(JSLA)
http://www.j-sla.or.jp/shiryo/hyokakijun20090318.html

参考:
全国学校図書館協議会、「「学校図書館図書整備費」に基づく各自治体での学校図書館図書費予算化の現状」を公表
http://current.ndl.go.jp/node/9915

権利処理の一元化を目指し、「映像コンテンツ権利処理機構」が設立へ

日本音楽事業者協会、日本芸能実演家団体協議会、音楽制作者連盟の3団体が、映像コンテンツに係る権利処理を一元化するため、「映像コンテンツ権利処理機構」を設立することを発表しています。2010年4月からの活動開始を目指しています。

著作権:映像コンテンツの処理、一元化の機構設立へ
- 毎日jp 2009/5/1付けの記事
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20090501ddm012040175000c.html

「映像コンテンツ権利処理機構」設立へ--映像コンテンツの権利処理を一元化
- CNET Japan 2009/4/30付けの記事
http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20392582,00.htm

米国の児童・生徒の読解力の長期的傾向

全米教育進度評価(NAEP)が2007年から2008年にかけて行った、読解(reading)と数学に関する学力調査の結果が公表されています。これは長期的傾向評価(long-term trend assessments)として実施されているもので、1970年代の調査と比較した場合、対象となった9歳、13歳、17歳の3つの年齢グループのうち、17歳ではあまり変化が見られなかったものの、9歳と13歳では向上が見られたとしています。読解の平均点は、1971年に比べて、9歳で12ポイント、13歳で4ポイント向上しているとしています。

Nation’s Report Card: 17-Year-Olds See Few Reading and Math Gains(2009年4月29日付けSchool Library Journalの記事)
http://www.schoollibraryjournal.com/article/CA6655327.html?rssid=190

東京都立多摩図書館、リニューアルし「東京マガジンバンク」を設置

東京都立多摩図書館が2009年5月1日にリニューアルし、新たに雑誌の集中的サービスを行う「東京マガジンバンク」を設置しています。

多摩図書館リニューアルオープンについて - 都立多摩図書館
http://www.library.metro.tokyo.jp/14/tamarenewal.html

都立多摩図書館リニューアル企画展示について - 都立多摩図書館
http://www.library.metro.tokyo.jp/14/14021.html

東京都立図書館 都立多摩図書館
http://www.library.metro.tokyo.jp/14/index.html

大勢の学生たちによる「お祭り騒ぎ」に苦悩する大学図書館(米国)

米国では、学生たちがメールやSNSなどで呼びかけ合って突発的に集まり、大騒ぎをする“Flash Mob Rave”に見舞われた大学図書館がいくつか出ています。Library Journal誌によれば、2008年の秋学期最終週にノースカロライナ大学チャペルヒル校の図書館で行われたのが始まりで、2009年4月にはケンタッキー大学、テネシー大学チャタヌガ校でも行われました。テネシー大学チャタヌガ校では、夜11時に閉館している図書館の前に学生が集まり、図書館に入れるよう求め大騒ぎし、収拾がつかなくなったため、警察官が催涙ガスで強制的に解散させる事態となったそうです。当時不在だった同館の責任者は、学生たちの要求(?)に応じて開けるべきだったか、わからない、と心境を吐露しています。Library Journal誌のウェブサイトで紹介されている動画でも、図書館の館内で踊る大勢の学生に対し、なす術もなく立ちつくしている図書館員の様子が撮影されています。

Questions Linger after "Flash Mob" at UT Chattanooga Library Dispersed with Mace - 4/30/2009 - Library Journal

ロンドン五輪の関連イベント“Stories of the world”(英国)

英国の博物館・図書館・文書館国家評議会(MLA)がロンドン五輪組織委員会(LOCOG)と協同で実施する「文化オリンピアード(Cultural Olympiad)」の主要イベントである“Stories of the world”についての情報が、英国図書館のウェブサイトに掲載されています。“Stories of the world”は、英国内の59の博物館、図書館、文書館が2011年から2012年にかけて35件以上の展示を行うもので、英国図書館の展示“In Your Own Words”は、国内の若者が英国図書館の所蔵資料から選んだ資料を図書館やオンラインで展示するということです。

The British Library and young people prepare to retell our stories to a watching world for the Cultural Olympiad (英国図書館のプレスリリース)
http://www.bl.uk/news/2009/pressrelease20090429.html

Stories of the World(MLAのウェブサイト)
http://www.mla.gov.uk/what/programmes/setting_pace/stories%20of%20the%20world

OCLCのウェブベース統合図書館システム開発戦略への反応

OCLCが2009年4月23日に発表した、ウェブベースの共同利用型図書館業務システムを構築する戦略に対する各ベンダー、ライブラリアン等の反応を、Library Journal誌がまとめています。選書・発注や貸出等のデータもOCLCが集中管理することになることを、物議を醸したWorldCatレコードの利用に関するポリシーと関連づけて懸念する意見や、非営利企業が市場を支配してしまうのではないかという指摘、LibraryThing (for Libraries) など競合する他ベンダーの不安の声、主に中小規模の図書館をターゲットにした戦略ではないかとの推測、現在寡占化が進んでいる統合図書館システム(ILS)市場を打ち破れるのではないかとの期待など、さまざまな反応が紹介されています。

Tough Questions Emerge on OCLC's Competitive Advantage and Data Policies - 4/28/2009 - Library Journal
http://www.libraryjournal.com/article/CA6654121.html

文科省、平成21年度「デジタル・ミュージアム実現のための研究開発に向けた要素技術及びシステムに関する調査検討」の事業公募

文部科学省が、研究開発事業「デジタル・ミュージアム実現のための研究開発に向けた要素技術及びシステムに関する調査検討」の公募を開始しています。この事業は「文化を五感でインタラクティブ(対話的)に体験する統合システム構築に向け、研究開発内容の具体化・明確化を行い、デジタルミュージアムのフィージビリティスタディを実施する委託事業」だということです。

平成21年度「デジタル・ミュージアム実現のための研究開発に向けた要素技術及びシステムに関する調査検討」の事業公募について
http://www.mext.go.jp/b_menu/boshu/detail/1262992.htm

ケンタッキー大学図書館の"Notable Kentucky African Americans Database"がRUSAの賞を受賞

ケンタッキー大学図書館(University of Kentucky)が作成した人物データベース"Notable Kentucky African Americans Database"が、米国図書館協会(ALA)のレファレンス・利用者サービス協会(RUSA)が選ぶ "2009 Gale Cengage Learning Award for Excellence in Reference and Adult Library Services"を受賞しています。

University of Kentucky Libraries’ online African American history tool wins RUSA award
http://www.ala.org/ala/newspresscenter/news/pressreleases2009/april2009/rusagalecengagewinner.cfm

Notable Kentucky African Americans Database
http://www.uky.edu/Libraries/nkaa/

University of Kentucky Libraries’ online African American history tool wins RUSA award

韓国の検索大手、1976年から10年分の新聞デジタルアーカイブを無料公開

韓国の検索大手Naver社が、1976年から1985年までの新聞数誌をデジタル化し、ウェブ上で無料公開するサービス(ベータ版)“Naver News Archive Service”を開始しています。

Naver News Archive Service
http://dna.naver.com/search/searchByDate.nhn

EBSCO社、医科学情報DB“DynaMed”の豚インフルエンザ関連トピックを無料公開

EBSCO社が、有償提供しているEBM臨床医科学系総合情報データベース“DynaMed”のうち、豚インフルエンザ(swine flu)に関連するトピックを無料公開しています。概要、原因、症状、診断、予後、処置、予防などに関する情報が、情報源とともに提供されています。

DynaMed: Swine Flu Message
http://www.ebscohost.com/dynamed/swineflu/

臨床系EBM情報検索ツール DynaMed 日本語ページ
http://www.ebsco.co.jp/medical/dynamed/