アーカイブ - 2009年 4月

4月 22日

OECD、データセット・データ表のメタデータ、引用方法、リンキングに関する標準化の必要性を提起

経済協力開発機構(OECD)の出版部門が2009年4月20日、データセット・データ表のメタデータ、引用方法、リンキングに関する標準化の必要性を提起する文書“We Need Publishing Standards for Datasets and Data Tables”を発表しました。OECDの統計データ類がどのように学術文献で引用されているか、その問題点、OECDデータセットについての図書館目録レコードやメタデータの現状と問題点などをもとに、望ましいメタデータ、引用方法、リンキングについて提言を行っています。

なお、OECDは2004年から、個々の表や図、グラフにDOIを付与する“OECD StatLink”を開始しています。2008年だけで、20,000件のDOIを付与したとのことです。

Green, T (2009), “We Need Publishing Standards for
Datasets and Data Tables”, OECD Publishing White Paper,
OECD Publishing.
doi: 10.1787/603233448430
http://dx.doi.org/10.1787/603233448430

岡山大学附属図書館、学術情報リテラシー読本『学術情報の基礎知識』平成21年度改訂版を公開

岡山大学附属図書館が学術情報リテラシー読本『学術情報の基礎知識 - 岡大生の学術情報活用能力の向上を目指して - 』電子ブック版の平成21年度改訂版を作成し、公開しています。

岡山大学学術情報リテラシー読本の改訂(21年版)について
http://okalibnews.blogspot.com/2009/02/21.html

学術情報の基礎知識 - 岡大生の学術情報活用能力の向上を目指して -
http://www.lib.okayama-u.ac.jp/literacy/literacybook2009

参考:
岡山大学附属図書館、学術情報リテラシー読本の電子ブック版を公開
http://current.ndl.go.jp/node/7792

岩手大学情報メディアセンター図書館、『岩手大学生のための情報探索ガイド』を公開

岩手大学情報メディアセンター図書館が、情報リテラシーのテキスト『岩手大学生のための情報探索ガイド』を作成し、公開しています。

岩手大学生のための情報探索ガイド
http://library-5.lib.iwate-u.ac.jp/search_guide/

参考:
東北大学附属図書館、『東北大学生のための情報探索の基礎知識 基本編 2009』を刊行
http://current.ndl.go.jp/node/12454

山口県立山口図書館、平成21年度の運営方針を公開

山口県立山口図書館が、平成21年度の運営方針を策定、公開しています。

平成21年度山口県立山口図書館運営方針
http://library.pref.yamaguchi.lg.jp/usr/gaiyou/unei.htm

参考:
山口県、「山口県子ども読書活動推進計画(第2次計画)」素案を発表
http://current.ndl.go.jp/node/11487
山口県立山口図書館、「この人におすすめ!私の読んだベスト3」を募集する企画を実施
http://current.ndl.go.jp/node/9142
山口県の高校の図書館の状況は?
http://current.ndl.go.jp/node/11716

4月 21日

NII、「次世代目録所在情報サービスの在り方について(最終報告)」を公表

国立情報学研究所(NII)が「次世代目録所在情報サービスの在り方について(最終報告)」を公表しています。

「次世代目録所在情報サービスの在り方について(最終報告)」の公開
http://www.nii.ac.jp/CAT-ILL/archive/project/catwg_last.html

参考:
NII、「次世代目録所在情報サービスの在り方について(中間報告)」を公表
http://current.ndl.go.jp/node/7562

E772 - NACSIS-CAT/ILLの「現状における問題点」とは?
http://current.ndl.go.jp/e772

オープンソースの博物館向け所蔵資料管理システム“Specify 6”

米国科学財団(NSF)の助成のもとカンザス大学生物多様性研究センターが開発した、オープンソースの博物館向け所蔵資料管理システム“Specify 6”が公開されています。

Specify 6
http://specifysoftware.org/

April 15, 2009付けCatalogablogの記事
http://catalogablog.blogspot.com/2009/04/museum-collection-management-tool.html

トロント大学図書館、次世代OPACを組み込んだ新しいウェブサイトを公開

トロント大学図書館(University of Tronto)は、Endeca Technology社の"Endeca Information Access Platform"をベースに開発したOPACインターフェースを組み込んだ、新しいウェブサイトを構築し、公開しています。

新しいウェブサイトは、蔵書(OPAC)だけでなく、ローカルロードした電子ジャーナル、論文情報などの抄録・索引データベース、電子ブック、電子リソースを提供する"Scholars Portal"も一度に検索できるDiscovery Layer(次世代OPAC)となっています。

University of Tronto Libraries
http://discover.library.utoronto.ca/

New Look for the Library Website
http://discover.library.utoronto.ca/news/new-look-for-the-library-website

University of Toronto partners with Endeca to deliver the next-generation library experience

World Digital Libraryオープン!

2009年4月21日からサービスが開始されると発表があった“World Digital Library”のウェブサイトが、公開されています。

World Digital Library
http://www.wdl.org/en/

参考:
World Digital Libraryは4月21日スタート予定
http://current.ndl.go.jp/node/12386

機関リポジトリの課題とチャンスを考えるために-ASIS&Tのニュース情報誌、誌上ディベートを掲載(米国)

米国情報科学技術協会(ASIS&T)のニュース情報誌“Bulletin of American Society for Information Science and Technology”が2009年4/5月号に、機関リポジトリに関連し、熱い議論が交わされている4トピックについて、賛成/反対のそれぞれの立場とその論拠を紹介する誌上ディベートを特集として掲載しています。取り上げられているトピックは、(1)すべての大学は機関リポジトリを持つべきである、(2)図書館が各機関において機関リポジトリイニシアチブおよびその発展を主導すべきである、(3)機関リポジトリはオープンソースソフトウェアで構築されるべきである、(4)機関リポジトリの成功は義務化に依存する、の4つで、各々のトピックについて2名の論者が、個人の立場とは別に、賛成/反対の立場に立って主張を展開しています。論者が直接、相手の議論に対し意見を述べ合う討論の形ではなく、賛否双方の議論を紹介するという形にして、読者に機関リポジトリの課題とチャンスを改めて考える機会を提供することが企図されています。

Bulletin of the American Society for Information Science and Technology. April/May 2009. Vol. 35, No. 4.

国立音楽大学附属図書館の新しいOPAC

国立音楽大学附属図書館が、音楽資料の検索に特化した機能をもち、かつ次世代OPAC的要素も盛り込んだ、独自の新しいOPAC"KCML WEBOPAC"を構築し2008年12月17日から公開しています。

KCML WEBOPAC(国立音楽大学附属図書館 所蔵資料の検索)
https://www.lib.kunitachi.ac.jp/wopac/Webopac.html
http://www.lib.kunitachi.ac.jp/WebOpachelp/index.html

国立音楽大学附属図書館
http://www.lib.kunitachi.ac.jp/

ソーシャルタギングでオープンアクセスに関するニュースを集約する試み“OATP”開始

オープンアクセスに関するニュースブログ“Open Access News”のズーバー(Peter Suber)氏の呼びかけで、ソーシャルタギングを活用してオープンアクセスに関するニュースを集約する試み“Open Access Tracking Project(OATP)”が始まりました。参加者は、Natureグループが運営する科学技術系文献向けのソーシャルブックマークサービス“Connotea”のアカウントを取得し、オープンアクセスに関する新着ニュースに「oa.new」というタグを付与することが求められています。これにより、そのタグがついているニュースが、ConnoteaによりRSSフィード等の形で配信されるという仕組みです。

プロジェクトの公式タグは、開始時点では「oa.new」のみですが、参加者が希望すれば非公式のタグとして、分野(例:oa.anthropology)、国(例:oa.brazil)、言語(例:oa.chinese)、日時(例:oa.apr.2009)、記事の種類(例:oa.article)などをつけてもよいとされています。ただしフォーマットは、「oa.●●」とするよう求められています。

Connotea: Bookmarks matching tag oa.new
http://www.connotea.org/tag/oa.new

NII、2009年度オープンハウスの概要を発表

国立情報学研究所(NII)が、2009年度オープンハウスを6月11~12日に実施すると発表しています。基調講演、市民講座のほか、学術クラウド基盤オープン・フォーラム発足式、次世代学術コンテンツ基盤ワークショップ(電子リソースアーカイブの展望、ひらめき、ひろがる、知の可能性(かたち)- CiNiiリニューアルとウェブAPIコンテスト -)など、プログラムも発表されています。

国立情報学研究所 - オープンハウス
http://www.nii.ac.jp/index.php?action=pages_view_main&page_id=317

4月 20日

『図書館が良い21の理由』のパンフレットが出版される

公益団体「ドイツの図書館と情報」(BID;Bibliothek & Information Deutschland)の主宰する図書館振興プロジェクト「Bibliothek(図書館)2012」の一環として、政治家および地方自治体等の図書館設置者へのメッセージとして作成されることになっていた『図書館が良い21の理由』の画像入りパンフレットが完成し、正式に刊行されています。このパンフレットに対し、複数の図書館協会が支持を表明しているほか、およそ3,000名程度の地方の政策決定者にパンフレットが送付されるということです。

『図書館が良い21の理由』
http://www.bideutschland.de/download/file/21%20GUTE%20GRUENDE_endg_16-1-09.pdf

"21 gute Gründe für gute Bibliotheken" erschienen
(BIDのニュースリリース)
http://www.bideutschland.de/deutsch/aktuelles/?news=37

21 gute Gründe für gute Bibliotheken
- BIB(ドイツ図書館・情報専門職協会)によるニュース記事

Wikipediaの読者・寄稿者はどんな人?

2008年10月から11月にかけて、ウィキメディア財団とUNU-Merit(国連大学とマーストリヒト大学による共同研究訓練センター)は、Wikipediaの読者と寄稿者に関する初めての多言語調査を実施しました。このほどその暫定的な結果が公表されています。

First preliminary results from UNU-Merit Survey of Wikipedia Readers and Contributors available
- Wikimedia blog 2009/4/16付けの記事
http://blog.wikimedia.org/2009/04/16/first-preliminary-results-from-unu-merit-survey-of-wikipedia-readers-and-contributors-available/

メタデータの作成・流通・維持の新パラダイムを探るOCLC主催の出版社・図書館向けシンポジウム資料が公開

OCLCが主催し、2009年3月18日から19日にかけて開催された、出版社と図書館向けのシンポジウムの各種資料がネット上で公開されています。このシンポジウムの目的は「出版社のサプライチェーンと図書館におけるメタデータの作成・流通・維持の現状モデルの検討」と「メタデータの作成・流通・維持の新しいパラダイムの検討」であり、出版社と図書館など、複数のコミュニティが参加してメタデータのライフサイクルにかかわっていく将来を展望する内容となっています。

Report on OCLC's Symposium for Publishers and Libraries
http://www.oclc.org/publisher-symposium/summary/default.htm

YouTubeにチャンネルを持っている国立図書館

OCLCのプログラム・研究部門の統括責任者でLorcan Dempsey氏が、YouTube上にチャンネルを持っている国立図書館について簡易調査を行い、その結果をブログで公開しています。Dempsey氏が調査した範囲では、

 ・European Library
 ・シンガポール国立図書館委員会
 ・ウェールズ国立図書館
 ・ニュージーランド国立図書館
 ・スコットランド国立図書館
 ・米国議会図書館

がチャンネルを持っているということです。

そのほかにも、カナダ国立図書館・文書館がYouTubeで動画を公開しています。

National Libraries on YouTube
http://orweblog.oclc.org/archives/001934.html

Elsevier社、電子ジャーナルAPIを活用法を募集する"Elsevier Article 2.0 contest"を実施

エルゼビア(Elsevier)社は、同社の電子ジャーナルのAPIを使ってどのようなことができるかアイデアを募集する"Elsevier Article 2.0 contest"を実施していましたが、このほどその優勝者が発表されています。

Elsevier Article 2.0 contest
http://article20.elsevier.com/contest/home.html

Three Prize Winners Awarded in Elsevier's Article 2.0 Contest
http://news.prnewswire.com/ViewContent.aspx?ACCT=109&STORY=/www/story/03-31-2009/0004997400&EDATE=

IEEE Xploreの収録論文数が200万件を突破

IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.)は、同学会の電子ジャーナル・プラットフォーム"IEEE Xplore"の収録論文数が、200万件を突破したと発表しています。

IEEE Celebrates its Two Millionth Article on IEEE Xplore
http://www.ieee.org/web/aboutus/news/2009/16march.html

IEEE Xplore
http://ieeexplore.ieee.org/

4月 17日

知的財産戦略本部会合(第22回)の配布資料-日本ブランド戦略、第3期知的財産戦略の基本方針を議論

日本ブランド戦略、第3期知的財産戦略の基本方針などが議論された第22回知的財産戦略本部会合(2009年4月6日開催)の配布資料が公開されています。日本ブランド戦略(コンテンツ・日本ブランド専門調査会報告書)では、コンテンツ取引支援システムの構築などソフトパワー産業の振興、日本映画のアーカイブの整備など文化資源のアーカイブ化の推進など5つの戦略が示されています。第3期知的財産戦略の基本方針では、現状と課題の整理に続き、イノベーション促進のための知財戦略の強化、グローバルな知財戦略の強化、ソフトパワー産業の成長戦略の推進など5つの方針が示されています。

知的財産戦略本部会合(第22回) 議事次第
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/dai22/22gijisidai.html

ページ