Google Book Search、WorldCat、Open Library、LibraryThingなど、書籍情報を提供しているウェブAPIと、それを活用して図書館サイトを構築する方法を紹介した記事が、Code4Lib Journal第6号に掲載されています。有益な情報源のほか、プログラミング言語Pythonを使ったサンプルコードも紹介されています。
英国の研究情報ネットワーク(RIN)がユニバーシティ・カレッジ・ロンドン情報行動・研究評価センター(CIBER)に委託して実施した、英国の研究者による電子ジャーナルの利用とそれが図書館サービスに与える影響に関する調査のレポート“E-journals: their use, value and impact”が公開されています。この調査はエビデンスに基づき、英国の研究者の情報探索行動の実態を描き出したもので、英国の研究活動において電子ジャーナルが欠くことのできないものになっていること、研究機関のタイプ(研究系か否か、政府機関か大学か)や主題分野により利用行動が異なること、電子ジャーナルへの投資が利用や研究成果の量と正の相関関係にあることなどが報告されています。