アーカイブ - 2009年 4月 3日

東京大学経済学部資料室の「長期保存が不可能な記録材料のための保存プロジェクト」

東京大学経済学部資料室が、「長期保存が不可能な記録材料のための保存プロジェクト」のページを公開しています。

近現代資料の記録材料の劣化について調査・研究を行い、蒟蒻版、青焼、感熱紙といった、長期保存できない近現代資料の代替保存の可能性を探る試みを行っています。

長期保存が不可能な記録材料のための保存プロジェクト
http://www.lib.e.u-tokyo.ac.jp/shiryo/index01.html

参考:
東京大学経済学部資料室の蔵書劣化調査報告書
http://current.ndl.go.jp/node/4271

第6回群馬県図書館大会報告書「開かれた図書館~知識は人生を豊かにする~」

群馬県立図書館が、第6回群馬県図書館大会報告書「開かれた図書館~知識は人生を豊かにする~」を公開しています。

第6回群馬県図書館大会報告書
開かれた図書館~知識は人生を豊かにする~
http://www.library.pref.gunma.jp/katudo/report6.pdf

“XC”、ソフトウェア2点を正式公開、2点を試験公開

米国ロチェスター大学が開発している、図書館リソースへの統合的なアクセスを実現するオープンソースのシステム“XC”が、以下の2つのソフトウェアを正式公開しました。

・MARCデータをMARCXMLに変換し、OAI-PMHプロトコルをサポートしているリポジトリにデータをロードできる“OAI Toolkit”
・NISO貸出交換プロトコル(NCIP:Z39.83)を通じ、統合図書館システム(ILS)と貸出情報、予約情報をやり取りできる“NCIP Toolkit”

このほか、メタデータの変換や収集ができる“Metadata Services Toolkit”、メタデータの生成・保存・提供をCMS“Drupal”上でできるようにする“Drupal Toolkit”の2つが試験公開されています。またBlackboardなどの学習管理システムのインターフェース内で、授業教材と関連する図書館資料を表示できるようにする“Learning Management System Toolkit”もデザイン中とのことです。

Software | The eXtensible Catalog
http://www.extensiblecatalog.org/node/310

March 27, 2009付けCatalogablogの記事

LC、ジャンル/形式標目に関する情報ページを公開

米国議会図書館(LC)が、2009年1月から動画・ラジオ番組、2月から地図を対象に付与し始めたジャンル/形式標目(Genre/Form Headings)について、情報をまとめたウェブページを公開しています。なお、3月26日からは音楽資料について、シソーラス作成を開始したと発表されています。

Genre/Form Headings at the Library of Congress: General Information
http://www.loc.gov/catdir/cpso/genreformgeneral.html

書籍情報を提供しているウェブAPIを活用した図書館サイト構築方法の紹介記事

Google Book Search、WorldCat、Open Library、LibraryThingなど、書籍情報を提供しているウェブAPIと、それを活用して図書館サイトを構築する方法を紹介した記事が、Code4Lib Journal第6号に掲載されています。有益な情報源のほか、プログラミング言語Pythonを使ったサンプルコードも紹介されています。

Mike Beccaria. Using Book Data Providers to Improve Services to Patrons. Code4Lib Journal. 2009, (6).
http://journal.code4lib.org/articles/1009

参考:
CA1677 - 図書館によるAPIの公開-PORTAの事例から- / 中嶋晋平
http://current.ndl.go.jp/ca1677
E836 - Google Book Search,新たに2つのAPIを追加
http://current.ndl.go.jp/e836
E764 - Google Book Searchに新たなAPI“Book Viewability”が登場
http://current.ndl.go.jp/e764
図書館に役立つAPI集

島根県、市町村への学校司書等配置事業を開始へ

島根県は、平成21年度の予算に、子ども読書活動推進事業として約1.4億円を計上しています。

学校司書等配置事業として、すべての小中学校に学校司書が配置されるよう、市町村に交付金を交付する、司書教諭養成事業として、司書教諭の全校配置・発令をめざして、養成計画に基づく講習会を実施する、としています。

また、県立図書館機能強化事業として、学校図書館向け図書の貸出や人材養成研修の強化に約1800万円が計上されています。

島根県教育課程審議会も「「学習指導要領等の改訂に伴う幼稚園、小学校、中学校における教育課程の望ましい編成と実施」について(答申)」の中で、学校図書館を活用した教育活動を積極的に展開することを提言しています。

平成21年度当初予算の概要 - 島根県
http://www.pref.shimane.lg.jp/admin/seisaku/zaisei/yosan/yosanh21/h21tousyoyosan/h21yosangaiyou.html

教育の充実 - 平成21年度当初予算主要事業の概要
http://www.pref.shimane.lg.jp/admin/seisaku/zaisei/yosan/yosanh21/h21tousyoyosan/h21yosangaiyou.data/3-1.pdf

研究者による電子ジャーナルの利用とそれが図書館サービスに与える影響-RINがレポートを刊行(英国)

英国の研究情報ネットワーク(RIN)がユニバーシティ・カレッジ・ロンドン情報行動・研究評価センター(CIBER)に委託して実施した、英国の研究者による電子ジャーナルの利用とそれが図書館サービスに与える影響に関する調査のレポート“E-journals: their use, value and impact”が公開されています。この調査はエビデンスに基づき、英国の研究者の情報探索行動の実態を描き出したもので、英国の研究活動において電子ジャーナルが欠くことのできないものになっていること、研究機関のタイプ(研究系か否か、政府機関か大学か)や主題分野により利用行動が異なること、電子ジャーナルへの投資が利用や研究成果の量と正の相関関係にあることなどが報告されています。

E-journals: their use, value and impact | RIN
http://www.rin.ac.uk/use-ejournals