アーカイブ - 2009年 4月 24日

策定中のISO/CD 27729「国際標準名称識別子」の公式ウェブサイト

現在、国際標準化機構(ISO)で標準化が進められているISO/CD 27729「国際標準名称識別子(International Standard Name Identifier:ISNI)」の公式ウェブサイトが立ち上がっています。

International Standard Name Identifier
http://www.isni.org/

ISO/CD 27729 - Information and documentation - International Standard Name Identifier (ISNI)
http://www.iso.org/iso/iso_catalogue/catalogue_tc/catalogue_detail.htm?csnumber=44292

ISO 21047:2009「国際標準テキストコード」が刊行される

国際標準化機構(ISO)が2009年3月9日、ISO 21047:2009「国際標準テキストコード(International Standard Text Code:ISTC)」を公式に刊行しました。これは、テキスト作品をユニークに、永続的に識別するためのもので、同一の内容だが媒体等が異なるもの(例:印刷版と電子書籍版)などをグルーピングするものとして付与されます。桁数は16桁で、登録機関が管理用に用いるエレメント(3桁)、登録年エレメント(4桁)、作品エレメント(8桁)、チェックディジット(1桁)からなります。

ISO 21047:2009 - Information and documentation -- International Standard Text Code (ISTC)
http://www.iso.org/iso/iso_catalogue/catalogue_tc/catalogue_detail.htm?csnumber=41603

International Organization for Standardization Formally Publishes International Standard Text Code Standard

IFLA、フランクフルト・ブックフェアとの協力を発表

国際図書館連盟(IFLA)と、大規模な国際的書籍見本市「フランクフルト・ブックフェア」が協力関係を結ぶことが発表されています。IFLAの年次大会とフランクフルト・ブックフェアは、図書館員と出版社にとって、主要なビジネスのプラットフォームとなっていますが、相互交流を深めることによって、これまで以上に図書館員と出版社の相互交流を拡大していくことが目的となっています。IFLAのルクス会長とフランクフルト・ブックフェアの責任者ボース氏は2009年4月20日、ドイツのベルリン中央図書館で合意書にサインをし、将来に渡る協力関係を記念して、お互いの選んだ本(ルクス会長はTilman Rammstedt著“The Emperor of China”、ボース氏はF.Scott Fitzgeraldの“Tenders is the Night”)を交換しました。協力関係の公式の挨拶は、2009年10月13日、フランクフルト・ブックフェアの“International Library Centre”のオープニングイベントにおいて、行われます。

Frankfurt Book Fair
http://www.book-fair.com/en/

IPA、「IPAフォントVer.3」をオープンソースライセンスで提供開始

情報処理推進機構(IPA)が2009年4月20日、日本語文字フォント「IPAフォントVer.3」を、オープンソースライセンスと認定を受けた「IPAフォントライセンス」で提供開始しました。

IPAフォントのダウンロード || OSS iPedia
http://ossipedia.ipa.go.jp/ipafont/

プレス発表 IPAフォントの新版を、新しいライセンスにより配布開始
~よりオープンな日本語情報処理基盤の構築に向けて~ - 情報処理推進機構
http://www.ipa.go.jp/about/press/20090420.html

LC、「作家への手紙」コンクールの受賞者を発表

米国議会図書館(LC)が行っている、4年生から12年生(日本の高校3年生に相当)を対象とした読書推進キャンペーン“Letters About Literature”の2009年の受賞者が4月23日に発表されました。これは、作家(故人を含む)の作品が自分の人生にどのような影響を与えたかを、作家への手紙にするもので、約55,000人の参加者から受賞者が6名選ばれました。各受賞者が指定した図書館に、協賛企業から助成金10,000ドルが贈られるということです。

Letters About Literature Reading-Promotion Program Winners Announced
http://www.loc.gov/today/pr/2009/09-085.html

モバイル機器でのインターネット利用に関する調査(米国)

米国におけるインターネットの社会的影響について調査を行っているPew Internet & American Life Projectが2009年3月25日、モバイル機器でのインターネット利用に関する調査結果を発表しています。モバイル機器でのインターネット利用に積極的な米国民は39%であった、モバイル機器でも他の機器(PCなど)でもインターネットを利用していない人が14%であった、等の結果が出ています。またどのような機器を持っているか、どのように使っているか、どのように感じているかによって、「デジタル協同者」「両面的なネットワーカー」「デスクトップのベテラン」など、10のカテゴリーを抽出しています。

The Mobile Difference
http://www.pewinternet.org/Reports/2009/5-The-Mobile-Difference--Typology.aspx

図書館が人々の結節点になれる理由-Pew代表が調査結果をもとにプレゼンテーション(米国)

米国におけるインターネットの社会的影響について調査を行っているPew Internet & American Life Projectの創設者・代表者Lee Rainie氏が、2009年3月30日の“Computers in Libraries”会議で、「図書館が人々の社会的ネットワークの結節点になれる理由(Friending Libraries: Why libraries can become nodes in people’s social networks)」と題したプレゼンテーションを行っています。これは、Pewの調査結果をもとに、情報利用行動によって人々をカテゴライズし、各々のカテゴリーの特徴を踏まえ、その人々に対して図書館はどのように結節点になり得るかを展望したものです。

OCLC、ウェブベースの共同利用型図書館業務システムを構築する戦略を発表

OCLCが2009年4月23日、ウェブベースの共同利用型図書館業務システムを構築する戦略を発表しました。貸出管理、資料管理、印刷媒体/電子媒体の蔵書構築(選書、受入、電子資源管理(ERM)など)、ライセンス管理、(他の参加館との比較を含む)利用統計・蔵書評価等の業務管理といった機能が提供される予定とされています。OCLCによれば、これは、いわゆるSaaS(Software as a Service)と類似しているが、すべての参加館が同一のハードウェア、アプリケーション、データを共有することによる「ネットワーク効果」が得られる点が特徴である、としています。2009年5~6月から、テストが開始されるとのことです。

またこの戦略の第一弾として、WorldCatのローカライズ版であるWorldCat Localを、OCLCの有償サービス“First Search”利用館に追加費用なく利用できるようにする“quick start”サービスを開始することも発表されています。

OCLC announces strategy to move library management services to Web scale
http://www.oclc.org/news/releases/200927.htm

Web-scale management services

カナダ国立図書館・文書館の記録管理に関する報告書

カナダ国立図書館・文書館(Library and Archives of Canada)は、記録管理に関する報告書“The Recordkeeping Initiative: Findings of Assessment Projects and the Way Forward”を公表しています。2007年から2008年にかけて実施された評価プロジェクトの結果をまとめたものです。

Results and Findings of Assessment Projects
http://www.collectionscanada.gc.ca/government/news-events/007001-6300-e.html

参考:
E014 - カナダ国立図書館とカナダ国立公文書館を統合
http://current.ndl.go.jp/e014