アーカイブ - 2009年 4月 22日

英国の各研究助成機関における、データキュレーションに関するポリシーの状況

英国のデジタルキュレーションセンター(DCC)が2009年4月、芸術人文科学研究評議会(AHRC)など英国の各研究助成機関における、データキュレーションに関するポリシーの状況を調査した結果を発表しています。

Digital Curation Centre: Curation Policies
http://www.dcc.ac.uk//resource/curation-policies/

朝日新聞、講談社、小学館、ECナビなど、新辞書サイト“kotobank”をスタート

朝日新聞、朝日新聞出版社、講談社、小学館、ECナビの5社が、人名や時事用語などを、44辞書の43万語を横断検索して調べることができる辞書サイト“kotobank”をスタートしました。専門家による信頼性の高い情報を入手できることを強みとしています。
なお、朝日新聞は“asahi.com”において、最新時事用語について記者が書いた解説を読んだり、他社のものも含めてその用語に関連する記事を読むことができる新サービス“asahi.comトピックス”をスタートさせていますが、このサービスでもkotobankへリンクが張られています。

kotobank
http://kotobank.jp/

asahi.comトピックス
http://www.asahi.com/topics/

信頼性でWikipedia対抗 朝日新聞、講談社、小学館など無料辞書サイト
- ITmedia News 2009/4/22付けの記事
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0904/22/news049.html

朝日新聞、講談社、小学館ら5社、用語解説サイト「kotobank」を開設
- CNETJapan 2009/4/22付けの記事

文化審議会著作権分科会基本問題小委員会(第1回)

文化庁が2009年4月20日、文化審議会著作権分科会基本問題小委員会(第1回)を開催しています。この委員会の様子が、IT関連の各情報サイトで照会されています。

文化庁 | 文化審議会著作権分科会基本問題小委員会(第1回)の開催について
http://www.bunka.go.jp/oshirase_kaigi/2009/chosaku_syoui_090410html.html

権利者軽視では結論出ない? 著作権制度「大所」からの議論開始 - INTERNET Watch
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2009/04/20/23214.html

著作権制度の抜本見直しへ、「基本問題小委員会」の初回会合が開催――文化審 - PC Online
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/news/20090420/1014448/

ネット時代の著作権、利害離れて議論を 「基本問題小委員会」スタート - ITmedia News
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0904/20/news102.html

参考:
文化審議会著作権分科会に基本問題小委員会が設置される

2009年の「世界知的所有権の日」、テーマはエコ

WIPO(世界知的所有権機関)は毎年4月26日を「世界知的所有権の日」(World Intellectual Property Day)とし、関連する取組を実施しています。2009年の「世界知的所有権の日」のテーマは「グリーンイノベーションの促進」です。このテーマは、バランスの取れた知的所有権システムを確立することは、気候変動による影響を軽減するテクノロジーの開発を促進することにつながる、という考えに基づいています。

World Intellectual Property Day 2009 – Promoting Green Innovation
(WIPOのニュースリリース)
http://www.wipo.int/pressroom/en/articles/2009/article_0010.html

大学・研究図書館の課題と将来像を論じるキャンペーンが終了(英国)

英国情報システム合同委員会(JISC)が実施してきた、大学・研究図書館の課題と将来像について幅広く議論しようというキャンペーン“Libraries of the Future”が2009年4月2日、オックスフォード大学で開催された有識者によるディベートをもって終了しました。このディベートは、ライブラリアン、公共セクター、研究者、Google、市民のそれぞれの立場から、情報ニーズ、図書館とのかかわり、図書館に求める(図書館が求められている)サービスなどについて論じたものです。その様子は、JISCのウェブサイトで動画で公開されています。

Library of the Future Debate: JISC
http://www.jisc.ac.uk/whatwedo/campaigns/librariesofthefuture/debate.aspx

Debate: What is the Library of the Future?: JISC
http://www.jisc.ac.uk/events/2009/04/lotf.aspx

Libraries of the Future: JISC
http://www.jisc.ac.uk/whatwedo/campaigns/librariesofthefuture.aspx

参考:

『カレントアウェアネス-E』148号発行

E917 - 『危機に瀕している学術書,学術雑誌』<文献紹介>

昨今の世界規模の経済危機が研究図書館へ及ぼす影響は深刻である。国際図書館コンソーシアム連合(ICOLC)が,「世界的経済危機とそのコンソーシアム・ライセンスに与える影響に関する声明」を2009年1月19日に公表し,また北米研究図書館協会(ARL)も,ICOLCの提言の一部を強化し,研究図書館の視点からの観察,勧告を加えた「世界的経済危機にある学術出版社に対するARLの声明」を2月19日に発表した。英国では米ドルとユーロに対するポンドの暴落が,大学図書館による電子ジャーナルの契約に特に深刻な影響を与えていることが報じられている。…

E916 - LC,動画,ラジオ番組へのジャンル/形式標目の付与を開始

米国議会図書館(LC)は2008年12月10日,2009年1月から動画(映画,テレビ番組,ビデオ記録(video recordings))およびラジオ番組に対し,新たにジャンル/形式(Genre/Form)標目を付与すると発表した。また同時に,今後5年間に,同様にジャンル/形式標目を付与する対象の資料群とそのスケジュールも発表した。…

E915 - 2008年の英国「国民読書年」の報告書が公表される

2008年に実施された英国の「国民読書年」(National Year of Reading: NYR)についての報告書『読書:その未来』(Reading: the future)が公表された。1998~1999年の第1回(CA1241,CA1354参照)以来,約10年ぶりの開催となった今回は,読書イベントの開催からインターネット上の読書支援情報共有サイト「Wikireadia」の開設といったものまで,様々な活動が展開された。予算規模は約259万ポンドで, 児童・学校・家庭省から委託を受けたNational Literacy TrustやReading Agency等が,関係諸機関と連携しながら実施した。…

E914 - 「未来の図書館賞」を受賞した体験型情報プログラム(米国)

米国図書館協会(ALA)とInformation Today社は毎年,「図書館施設を使い,利用者にITに関するトレーニングを行う革新的なプログラムを企画・開発した図書館」を表彰する「未来の図書館賞(Library of the Future Award)」を授賞している。このほど,2009年はインディアナポリス・マリオン郡公共図書館が受賞館として選ばれたと発表された。…

英国の公共図書館、地元の詩人の活動を支援すべく、優秀作品を公衆トイレに掲示するイベントを開始

英国シェトランド諸島の公共図書館は2009年2月から、地元の詩人の活動を支援する活動“Bards in the Bog(沼地の中の詩人)”を行っています。これは、“Bog”が俗語として「トイレ」を意味しているとおり、地元の詩人から詩の応募を受け付け、その中から選んだ6点を、シェトランド諸島中の公衆トイレ(と同館のウェブサイト)に掲示するというものです。「人々がこの掲示を読んで、図書館に来て詩集を借りてくれるかもしれない」と図書館の担当者は語っています。作品の公募、選定は今後も3か月に1回行われる予定とのことです。

Bards in the Bog
http://www.shetland-library.gov.uk/BardsintheBog.htm

掲示されている詩の写真
http://www.shetland-library.gov.uk/Images/BOGlc.jpg

Poetry - in Public Toilets Shetland Library Press Release - 9th February 2009
http://www.shetland-library.gov.uk/BardsinBogPressRelease_000.htm

E913 - ALA,「過去1年間で最も優れた英語の図書館研究論文」を発表

米国図書館協会(ALA)の図書館研究ラウンドテーブル(LRRT)はこのほど,過去1年間に出版された英語の図書館研究論文のうち,最も優れたものに贈られる賞“Jesse H. Shera Award for Distinguished Published Research”の2009年の受賞論文を発表した。受賞したのは,“Library Quarterly”誌の78(3)号に掲載された,テキサス大学情報学部のウェストブルック(Lynn Westbrook)助教による「文脈内における危機情報ニーズの理解:親密なパートナーによる暴力からの生還者の場合」(Understanding Crisis Information Needs in Context: The Case of Intimate Partner Violence Survivors)である。…

E912 - ワールド・デジタル・ライブラリー公開

米国議会図書館(LC)と国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)等は2005年から,電子図書館プロジェクト「ワールド・デジタル・ライブラリー」(World Digital Library:WDL)に取り組んできた(E416参照)。これは,各国の文化の特色を示す資料を地域,時系列,テーマ別に一望できるウェブサイトであり,国際的な相互理解の促進,インターネット上の文化情報資源の増大,教育者,研究者への資料提供,デジタル格差の縮小を目的としている。2009年4月21日,ついに「ワールド・デジタル・ライブラリー」が公開された。…

OECD、データセット・データ表のメタデータ、引用方法、リンキングに関する標準化の必要性を提起

経済協力開発機構(OECD)の出版部門が2009年4月20日、データセット・データ表のメタデータ、引用方法、リンキングに関する標準化の必要性を提起する文書“We Need Publishing Standards for Datasets and Data Tables”を発表しました。OECDの統計データ類がどのように学術文献で引用されているか、その問題点、OECDデータセットについての図書館目録レコードやメタデータの現状と問題点などをもとに、望ましいメタデータ、引用方法、リンキングについて提言を行っています。

なお、OECDは2004年から、個々の表や図、グラフにDOIを付与する“OECD StatLink”を開始しています。2008年だけで、20,000件のDOIを付与したとのことです。

Green, T (2009), “We Need Publishing Standards for
Datasets and Data Tables”, OECD Publishing White Paper,
OECD Publishing.
doi: 10.1787/603233448430
http://dx.doi.org/10.1787/603233448430

岡山大学附属図書館、学術情報リテラシー読本『学術情報の基礎知識』平成21年度改訂版を公開

岡山大学附属図書館が学術情報リテラシー読本『学術情報の基礎知識 - 岡大生の学術情報活用能力の向上を目指して - 』電子ブック版の平成21年度改訂版を作成し、公開しています。

岡山大学学術情報リテラシー読本の改訂(21年版)について
http://okalibnews.blogspot.com/2009/02/21.html

学術情報の基礎知識 - 岡大生の学術情報活用能力の向上を目指して -
http://www.lib.okayama-u.ac.jp/literacy/literacybook2009

参考:
岡山大学附属図書館、学術情報リテラシー読本の電子ブック版を公開
http://current.ndl.go.jp/node/7792

岩手大学情報メディアセンター図書館、『岩手大学生のための情報探索ガイド』を公開

岩手大学情報メディアセンター図書館が、情報リテラシーのテキスト『岩手大学生のための情報探索ガイド』を作成し、公開しています。

岩手大学生のための情報探索ガイド
http://library-5.lib.iwate-u.ac.jp/search_guide/

参考:
東北大学附属図書館、『東北大学生のための情報探索の基礎知識 基本編 2009』を刊行
http://current.ndl.go.jp/node/12454

山口県立山口図書館、平成21年度の運営方針を公開

山口県立山口図書館が、平成21年度の運営方針を策定、公開しています。

平成21年度山口県立山口図書館運営方針
http://library.pref.yamaguchi.lg.jp/usr/gaiyou/unei.htm

参考:
山口県、「山口県子ども読書活動推進計画(第2次計画)」素案を発表
http://current.ndl.go.jp/node/11487
山口県立山口図書館、「この人におすすめ!私の読んだベスト3」を募集する企画を実施
http://current.ndl.go.jp/node/9142
山口県の高校の図書館の状況は?
http://current.ndl.go.jp/node/11716