アーカイブ - 2009年 3月

3月 27日

東京外大と国際基督教大が図書館の相互利用などを開始

東京外国語大学と国際基督教大学が、図書館の相互利用(2009年度から)、学部・大学院での単位互換(2010年度から)などに関する相互協定を締結しました。

東京外大とICUが交流協定 図書館相互利用や単位互換
- asahi.com 2009/3/26付けの記事
http://www.asahi.com/national/update/0326/TKY200903260002.html

参考:
京都府立大学と京都外国語大学が図書館の共同利用協定結ぶ
http://current.ndl.go.jp/node/11905

『危機に瀕している学術書、学術雑誌』-英国RINがブリーフィングペーパーを刊行

英国の研究図書館ネットワーク(RIN)が、『危機に瀕している学術書、学術雑誌』と題するブリーフィングペーパーを刊行しています。昨今の経済危機による学術雑誌の価格高騰、ビッグディールの普及、大学図書館の資料購入費の削減などを踏まえ、関係者間の対話による解決を呼びかけています。

Scholarly books and journals at risk | RIN
http://www.rin.ac.uk/scholarly-journals-risk

参考:
ARL、世界規模の経済危機と図書館の窮状を踏まえ出版社・ベンダーに要望
http://current.ndl.go.jp/node/11911

3月 26日

Flickr上の写真のうち、クリエイティブ・コモンズライセンスが適用されているものが1億点を突破

デジタル写真画像共有サービス“Flickr”上にある写真のうち、クリエイティブ・コモンズライセンスが適用されているものが1億点を突破したと米クリエイティブ・コモンズが発表しています。あわせて、そのライセンスごとの内訳も分析されています。
ちなみにFlickr上の写真は、2008年11月3日の時点で30億点を突破したとされています。

Celebrate 100 Million CC Photos on Flickr with Joi Ito’s Free Souls - Creative Commons
http://creativecommons.org/weblog/entry/12540

Analysis of 100M CC-Licensed Images on Flickr - Creative Commons

Microsoft、オントロジーを活用して学術文献間のハイパーリンクを実現するWord用アドインをOSSで公開

クリエイティブ・コモンズの一部門であるScience Commonsのオントロジーを活用して、学術文献間のハイパーリンクを実現するオープンソースのMicrosoft Word 2007用アドインが、2009年3月にMicrosoft社から公開されました。同社はあわせて、2006年にOffice用に開発されたクリエイティブ・コモンズライセンスを付与するアドインの、Office 2007版も公開しています。

Word Add-in For Ontology Recognition
http://ucsdbiolit.codeplex.com/

Creative Commons VSTO Add-in for Microsoft Office 2007
http://ccaddin2007.codeplex.com/

3ペタバイトのデータを蓄積可能な、Internet Archiveの新データセンターを紹介した動画

過去のウェブサイトを保存した“Wayback Machine”や、Open Content Alliance(OCA)の枠組みでデジタル化した書籍を収録した“Open Library”などを提供しているInternet Archiveがこのほど、Sun Microsystems社のコンテナ型モジュールデータセンターを利用した新しいデータセンターを構築しました。3ペタバイト(=300万ギガバイト)のデータを格納できるというそのデータセンターの様子を紹介した動画が公開されています。

Sun Microsystems Feature Story: Internet in a Box
http://www.sun.com/featured-articles/2009-0325/feature/index.jsp

180万人以上の著者情報、700万点以上の著作情報を収録した著者向けプロモーションサービス(米国)

米国・カナダで出版された書籍の著者情報(180万人分以上)、著作情報(700万作品以上)をBowker社のBooks in Print等から取得・加工し、著者ごとにウェブページの形で提供する著者向けマーケティングサイト“filedbyauthor”が、ベータ版でリリースされています。出版社や著者は、安価な費用を支払うことで著作物へのリンクやブログの立ち上げ、イベントのお知らせなど、著者ウェブページを活用したプロモーションができるとのことです。読者は無料で、レイティングや書評を著者ウェブページに書き込んだり、著者へのコメントを送ったりすることができるそうです。

filedbyauthor
http://filedbyauthor.com/

2009年夏、デンマークの王城で世界最大規模のLiving Libraryイベント

偏見を受けやすい人を“Living Books”(生きている本)として貸し出し,その「読者」との相互理解を図るイベント“Living Library”が、2009年8月に3日間、デンマーク・コペンハーゲンのローゼンボー城で、世界最大規模のイベントを開催すると発表しています。デンマーク王宮・財産庁の協力で「読書室」が特別にデザインされ、貸し出される「本」は200冊以上、デンマーク語を解さない読者のための「辞書」(=通訳)も用意される予定とされています。「本」を借りたい「読者」は無料登録制で、3,000名以上の読者が訪れることが期待されています。

LIVING Library | Royal Castle to host Living Library Festival

出版社を移る電子ジャーナルの取り扱いに関する実務指針に20社が署名

英国逐次刊行物グループ(UKSG)が策定した、出版社を移る電子ジャーナルのについて移動元の出版社と移動先の出版社で共有すべき実務指針“TRANSFER Code of Practice”に、Elsevier、Nature、Wileyなど大規模出版社を含む20社が署名したと発表されています。これにより、Taylor & FrancisやSageなどすでに署名していた出版社とあわせて、23社が合意したことになります。

Twenty publishers endorse UKSG’s TRANSFER Code of Practice - 24th March 2009 | UKSG
http://www.uksg.org/news/transfermar09

Transfer | UKSG
http://www.uksg.org/transfer

長野県図書館協会、「図書館建設と運営のためのガイドライン」を策定

長野県図書館協会が、「図書館建設と運営のためのガイドライン」を策定しています。

長野県内で多くの図書館が建設される計画があることから、図書館建設にあたっての姿勢、留意・検討すべき事項及び運営方法等における留意点等を示す必要があると判断して、検討のための委員会を設置してきたとのことです。

図書館建設と運営のためのガイドライン(案)
~住民のための魅力的な図書館づくりを目指して~
http://www.nagano-la.com/jigyou/Guideline/index.htm

ALA、2008年の最も優れた図書館研究論文(英文)を発表

米国図書館協会(ALA)の図書館研究ラウンドテーブル(LRRT)がこのほど、2008年の最も優れた図書館研究論文(出版されたもの、英文)を表彰する2009年シェラ(Jesse H. Shera)賞の受賞者を発表しました。受賞者は、「恋愛関係にあったパートナーから暴力を受けた被害者の情報ニーズに、公共図書館がどのように応え、どのような役割を果たしているか」について、データを収集・分析したウェストブルック(Lynn Westbrook)氏です。

ALA | The Library Research Round Table announces 2009 Award Recipient
http://www.ala.org/ala/newspresscenter/news/pressreleases2009/march2009/orsshera.cfm

3月 25日

2009年はオープンアクセスイヤー(オランダ)

オランダのSURF財団は、2009年をオープンアクセスイヤーとすると宣言しています。

これは、オープンアクセスの推進を目指したもので、SURF財団のほか、Royal Netherlands Academy of Arts and Sciences (KNAW)、the Netherlands Organisation for Scientific Research (NWO)、大学など高等教育機関が参加しています。

SURF: 2009 is Open Access Year
http://www.surf.nl/en/SURFActueel/Pages/SURF2009isOpenAccessyear.aspx

2009 is Open Access Year in the Netherlands

福岡県立図書館、平成20年度利用者満足度調査集計結果を公表

福岡県立図書館が、2008年10月に実施した利用者満足度調査の結果を公表しています。

平成20年度 福岡県立図書館 利用者満足度調査集計結果
http://www.lib.pref.fukuoka.jp/hp/tosho/manzokudo.pdf

オープンアクセス誌“PLoS ONE”がコミュニティブログ“everyONE”をスタート

全科学分野・医学分野の査読付きオープンアクセス誌“PLoS ONE”が、ブログ利用者間のコミュニケーションに重きを置いたコミュニティブログ“everyONE”をスタートさせました。everyONEの「このサイトについて」によると、今回このタイミングでブログをスタートさせたのは、2009年3月でPLoS ONEが刊行した論文数が5,000本(3万人以上の著者による)を超えたこと、一か月に16万人のユニークユーザーがPLoS ONEを利用していること、などから、オンラインコミュニティを立ち上げるのに適切なタイミングであると判断されたからだということです。

everyONE
http://everyone.plos.org/

第13回子どもの読書サポーターズ会議が開催予定

2009年3月26日、文部科学省が主催する子どもの読書サポーターズ会議(第13回)が開催されます。今回の議題は「これからの学校図書館の在り方について その他」となっています。

子どもの読書サポーターズ会議(第13回)の開催について
(文部科学省のプレスリリース)
http://www.mext.go.jp/b_menu/gyouji/detail/1258995.htm

参考:
E850(No.138)これからの学校図書館活用のあり方は?(日本)
http://current.ndl.go.jp/e850

『カレントアウェアネス-E』146号発行

E905 - NDL,電子書籍の流通・利用・保存に関する調査報告書を公表

国立国会図書館(NDL)はこのほど,2008年度に実施した「電子書籍の流通・利用・保存に関する調査研究」の結果を,『図書館調査研究リポート』No.11としてまとめ,公表した。本調査研究は,近年急速に市場が拡大し,社会的な注目も高まっている電子書籍について,その流通・利用・保存の実態を把握することを目的として実施したものである。…

E904 - 多言語シソーラスの構築と開発のためのガイドライン

国際図書館連盟(IFLA)分類・索引分科会に設けられた「多言語シソーラスのためのガイドライン」ワーキンググループはこのほど,分科会の承認を経て,標記ガイドラインを刊行した。…

E903 - 研究データを国家レベルで共有するサービスの可能性は?(英国)

高等教育機関や研究機関で生産された研究データを国家レベルで共有することは,将来の研究の発展や,国際的な知的競争力を高める上でも,有効な手段であると考えられる。英国では,英国高等教育助成会議(HEFCE)と英国情報システム合同委員会(JISC)の助成のもと,英国・アイルランド研究図書館コンソーシアム(RLUK)とラッセルグループITディレクターズ(RUGIT)の協同プロジェクトとして,デジタル研究データを国家レベルで共有するサービス(UK Research Data Service:UKRDS)の開発・運用の実現可能性とコストに関するフィージビリティ調査が進められてきた。2008年12月,その最終報告がHEFCEに対し提出され,一般にも公開された。…

E902 - 図書館サポートスタッフの認定制度が2010年から開始(米国)

全米教育統計センター(NCES)の2004年の統計によると,米国の学術図書館・公共図書館では23万人強が働いている。そのうち,図書館学修士号(MLS)を必要としない役職に就いている図書館職員である「図書館サポートスタッフ(Library Support Staff:LSS)」は,16万人強(約69%)を占める。これまでLSSに対する全国レベルの認定制度は存在しなかったが,ALA連携専門職協会(ALA-APA)では2007年から,博物館・図書館サービス機構(IMLS)の助成を受け,「LSS認定プログラム(Library Support Staff Certification Program:LSSCP)」の開発に取り組んできた。…

E901 - 「准専門職」図書館職員を称える賞の受賞者,発表!(米国)

「ノースカロライナ州立大学図書館の中に,彼女が賞を受けることを疑う者は誰一人いない」との書き出しとともに,自信に満ちた笑顔の写真が添えられた記事が,米国のLibrary Journal誌の2009年3月1日号を飾った。同誌が主催する「准専門職」(paraprofessional)図書館職員に与えられる“Paraprofessional of the Year”に,2009年は同大学図書館のアクセス・デリバリー部門に属する上級図書館技術者であるアダムス(Tina Adams)氏が選ばれたと発表された。…

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