2009年、米国では4月12~18日が全米図書館週間(National Library Week)になっています。この週間には全国的なイベントとして、ヤングアダルト図書館サービス協会(YALSA)による「ティーン向け文学を支える日(Support Teen Literature Day)」(4月16日)とともに、「全米図書館労働者の日(National Library Workers Day;NLWD)」(4月14日)が開催されます。このNLWDは、ライブラリアンから学生スタッフまでを含む、すべての図書館労働者の貢献を顕彰するための日です。主催するALA-APAのウェブサイトでは、「あなたのお気に入りの図書館労働者に星をあげよう!」として、顕彰する図書館労働者(自薦も可)が募集されています。
米国図書館協会(ALA)が、経済危機下における図書館の意義・役割を訴え、図書館への資金提供への理解を求めるべく、マスメディア戦略を活発に行っています。証券業界の自主規制機関である金融取引業規制機構(FINRA)の投資家教育財団による、偏りのない金融教育リソースを提供する図書館への助成事業“Smart Investing @ your library”が、米国の公共ラジオ局(NPR)の経済番組で取り上げられたほか、テレビ局・新聞社の経済ニュース等でも「経済危機下の図書館」に関するニュースが多く発信されています。これらのマスメディア戦略は主に、ALA公共情報局(PIO)が担っています。
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