アーカイブ - 2009年 3月 2日

家の中がきれいだと、識字・読書力が高い?(米国)

米国のコロンビア大学のティーチャーズ・カレッジにある全米子ども・家族センター(NCCF)が、家の中の整理整頓度合い、家庭内の識字環境、母親のリーディング能力、5〜6歳の子どもの初期リーディング能力の関係を探る調査を実施し、このほどその結果を“Order in the House! Associations among Household Chaos, the Home Literacy Environment, Maternal Reading Ability, and Children’s Early Reading”として発表しました。その結果、5〜6歳の子どもの場合、家の中の秩序の度合いがリーディング能力と大きく関係していることが明らかになったとのことです。また、母親のリーディング能力は読書への関心や読書への楽しみを育むなど、その他の項目間の関係についても分析されています。

NII、「SPARC Japan NewsLetter」を創刊

国立情報学研究所(NII)の国際学術情報流通基盤整備事業(SPARC Japan)が、「SPARC Japan NewsLetter」を創刊しています。

SPARC Japan NewsLetter
http://www.nii.ac.jp/sparc/publications/newsletter/

ケンブリッジ大学図書館、中国から電子書籍20万点の寄贈を受ける

英国のケンブリッジ大学図書館が2009年2月23日、中国から電子書籍20万点の寄贈を受けたと発表しています。大学創立800年の記念式典に、中国の温家宝首相が訪れた際に寄贈されたもので、すでに世界最大・最良のものの1つとされる同館の中国書コレクション10万点を補完するようなタイトルが選ばれたとのことです。提供元ベンダーは、北京方正阿帕比(Apabi)社とされています。

Chinese Premier’s e-book gift to University Library - University of Cambridge
http://www.admin.cam.ac.uk/news/dp/2009022301

方正爱读爱看-电子书在线阅读平台
http://www.idoican.com.cn/index/
(※Apabi社の電子書籍ポータルサイト)

フランス国立図書館(BnF)、公式ブログの「多言語主義」を宣言

フランス国立図書館(BnF)が公式ブログ“Blog Lecteurs et multilinguisme - Blog Lecteurs de la Bibliothèque nationale de France - BnF”で、「どんな言語でもかまわないので、BnFに関心を持つ読者は関心のあるテーマや質問をお寄せいただきたい」と、多言語主義(multilingualism)を宣言しています。BnFの利用者が124か国にも渡っていることを踏まえたもので、実際に主だったエントリは仏英併記になっているほか、“Bienvenue, all languages are welcome”というエントリは12の言語(すべて欧米言語。2009年3月2日時点)で併記されています。

Blog Lecteurs et multilinguisme - Blog Lecteurs de la Bibliothèque nationale de France - BnF
http://blog.bnf.fr/lecteurs/index.php/2009/03/01/blog-lecteurs-et-multilinguisme/

Amazon.com、著作者等に配慮してKindle2の読み上げ機能に係る運用方法を変更

Amazon.com社の電子書籍リーダー“Kindle2”に新たに搭載されたテキストデータの音声読み上げ機能に関して、米国の著作者団体“Authors Guild”が批判の声明を出していた件につき、2009年2月27日付けでAmazon.com社が、「出版社や著作者などの権利者が、タイトルごとに読み上げ機能を可能とするか否か決定できるようなシステム」に変更したと発表しました。その上で、Amazon.com社は、「多くの権利者が、読み上げ機能を可能とすることを、(電子書籍化で得られる)経済的利益の範囲内であると見なしてくれることを信じている」と述べています。

Statement from Amazon.com Regarding Kindle 2's Experimental Text-to-Speech Feature

ニュージーランド国立図書館、アーチストが1日だけの「別館」を作るイベントを開催

ニュージーランド国立図書館が2009年3月6日に、図書・雑誌・新聞などに掲載された何千枚もの写真を用いて、1日限りの「別館」を構築するというイベントを開催すると発表しました。これは、ニュージーランドで国家的に行われているイベント“One Day Sculpture”の1つとして行われるもので、同国在住のアーチストのキャラン(Bekah Carran)氏が制作、作品名は“I Remember Golden Light”です。その名のとおり、24時間限定の作品となるとのことです。この作品のモチーフは、同館の営みや構成に対応したものであり、かつ、哲学者デリダ(Jacques Derrida)の「外部のないアーカイブは存在しない」という言葉が示唆するような、アーカイブの本質についてのメッセージを表すものだとされています。

NII、UPKIシンポジウム2009資料集を公開

国立情報学研究所(NII)は、2月に開催したUPKIシンポジウム2009の講演資料を公開しています。

UPKIシンポジウム2009資料集
https://upki-portal.nii.ac.jp/item/idata/odatao/UPKI_Sympo2009/

参考:
UPKIシンポジウム2009
http://current.ndl.go.jp/node/11557

横浜市会、市立山内図書館への指定管理者制度導入を可決

横浜市会は、市立山内図書館への指定管理者制度の導入に必要な「横浜市立図書館条例の一部を改正する条例案」を付帯意見付きで可決しています。

青葉区・山内図書館への指定管理者制度導入案について
http://www.city.yokohama.jp/me/kyoiku/library/kanriunei/

青葉区・山内図書館への指定管理者制度導入案の具体的な内容について
http://www.city.yokohama.jp/me/kyoiku/library/kanriunei/syousai.html

図書館への指定管理者制度導入、付帯意見付きで成立/横浜市会 - 神奈川新聞
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryivfeb0902657/