アーカイブ - 2009年 3月 16日

カレントアウェアネス-E 第146号の刊行日(3/18→3/25)

メールマガジン『カレントアウェアネス-E』第145号(2009年3月4日)において、第146号の刊行日を「2009年3月18日」と記載しておりましたが、「2009年3月25日」の刊行となります。お詫びしますとともに、訂正いたします。
どうぞご了承のほど、よろしくお願い申し上げます。

カナダ研究図書館協会とSPARC、カナダの研究者に機関リポジトリの活用を呼びかけるキャンペーンを開始

カナダ研究図書館協会(CARL)とSPARCが、研究成果の利用とインパクトを高めるために、カナダの研究者に機関リポジトリの活用を呼びかけるキャンペーン“Greater Reach for Your Research”を開始しました。専用ウェブサイトでは、研究者向けに機関リポジトリやオープンアクセスの意義、効果を訴える冊子や動画といったツールキットが公開されています。

Greater Reach for Your Research: Resources for Authors
http://www.carl-abrc.ca/projects/author/author-e.html

New program helps Canadian researchers get greater reach for their research (SPARC)
http://www.arl.org/sparc/partner/09-0309.shtml

Thomson Reuters社、所属研究者全体の研究生産性・成果を分析・提供する機関向けサービスを開始

Thomson Reuters社が、所属研究者全体の研究生産性・成果等を、論文引用データ等に基づいて分析・提供する機関向けサービス“InCites”を開始しました。これにより、効果的な戦略立案と資源配分が可能になると宣伝されています。またこのサービスが想定する利用者として、資金助成者(政府、機関)、大学経営陣、アナリストなどと並んで、ライブラリアンも挙げられています。

InCites - Science - Thomson Reuters
http://www.isiwebofknowledge.com/incites/

Thomson Reuters Unveils InCites - Science - Thomson Reuters
http://science.thomsonreuters.com/press/2009/8507893/

参考:

カリフォルニアの非営利公益法人、公共図書館の新着資料情報配信サービスを開始

米国カリフォルニア州で、ITを活用して社会的ニーズに応える活動を行っている非営利公益法人・Interactive Sciences社が、「公共図書館をもっと可視化し、アクセスしやすくするため」に、新着資料(図書・DVD・CD)の情報を電子メールおよびRSSで配信するサービス“Wowbrary”を開始しました。主要な統合図書館システム(ILS)と連動してOPACの書誌情報データを取得し、Amazon.comから取得した表紙画像やユーザレビューのデータを付加して配信するというもので、図書館登録利用者は無料で利用できます。図書館資料が即座に予約できるほか、Amazon.comから購入することもできるようになっています。配信を希望する図書館は規模に応じて年間500ドル~数千ドルを支払うことになります。

英・豪・Nzの国立図書館、国立公文書館が次々とFlickrに進出

米国議会図書館(LC)やオランダ国立公文書館などに続き、英国、オーストラリア、ニュージーランド各国の国立図書館や国立公文書館が次々と、デジタル化した写真をFlickrで公開する試みを開始しています。

Flickr: National Library of Scotland's Photostream
http://www.flickr.com/photos/nlscotland/
Flickr: National Library of Australia's Photostream
http://www.flickr.com/photos/national_library_of_australia/
Flickr: National Library of New Zealand's Photostream
http://www.flickr.com/photos/nationallibrarynz/

Flickr: The National Archives UK's Photostream
http://www.flickr.com/photos/nationalarchives/
Flickr: National Archives of Australia's Photostream

全米図書館友の会がALAの傘下に

フィラデルフィアに本拠を置く、米国における図書館友の会(friends of libraries)の全国組織である全米図書館友の会(FOLUSA)が2009年2月1日、米国図書館協会(ALA)傘下の米国図書館委員会・アドヴォケーツ協会(ALTA)と統合して、ALA傘下の新組織「米国図書館委員会・アドヴォケーツ・友の会・財団協会(ALTAFF)」となることを正式に発表しました。これにより、図書館委員会と友の会の連携によるアドヴォカシー活動の強化、会員の増加および収入の拡大が期待されています。

ALA | Assn of Library Trustees, Advocates, Friends and Foundations homepage
http://www.ala.org/ala/mgrps/divs/altaff/index.cfm

Amazon以外で購入した電子書籍をKindleで読書可能にするツールに対し、Amazonが排除警告

米国の電子書籍ユーザーコミュニティサイト“MobileRead.com”上に、同サイトのユーザーが作成した、Amazon以外で購入した電子書籍をKindleで読書可能にするツールへのリンクが貼られていたことに対し、Amazon側が、デジタルミレニアム著作権法(DMCA)に基づき、ウェブサイトからこのツールを排除するよう求める警告文を出しているということです。MobileRead.comは、Amazonが主張するように、MobileRead.comとして、このツールをホストしていたわけではない、アクセスコントロールに係る技術的手段を回避しているわけではないなど、Amazon側の誤解を指摘しながらも、DMCA法のあいまいさ、Amazonとの友好的な関係の維持を理由に、Amazonの求めに応じて、このツールへのリンクや、ツールに関する詳細な説明などを削除したということです。

World Book and Copyright DayにIFLAも協力を表明

ユネスコは毎年4月23日を“World Book and Copyright Day(世界図書・著作権の日)”としており、各国で様々な関連イベントが催されています。国際図書館連盟(IFLA)もこのほど、World Book and Copyright Dayをサポートすることをアナウンスしました。ユネスコでは、World Book and Copyright Dayのためのポスターをダウンロードできるサービスを開始しており、英語、フランス語の他、各国の言語で文字を自由に入れられるバージョンを準備しています。

World Book and Copyright Day(IFLAのアナウンス)
http://www.ifla.org/III/announce/world-book-copyright-day-en.htm

学協会著作権ポリシーデータベース(SCPJ)がリニューアル(日本)

筑波大学附属図書館を中心に取り組まれている「国内学協会等の著作権ポリシー共有・公開プロジェクト」が、学協会著作権ポリシーデータベース(SCPJ)のサイトをリニューアルしています。

学協会著作権ポリシーデータベース(SCPJ)
http://www.tulips.tsukuba.ac.jp/scpj/

参考:
学協会著作権ポリシーデータベース公開(日本)
http://current.ndl.go.jp/node/5286

明治大学、米沢嘉博記念図書館のウェブサイトを立ち上げ

明治大学が、コミックマーケット(コミケット)準備会の前代表・故米澤嘉博氏の遺族等から寄託・寄贈されたマンガ等のコレクションを提供する「米澤嘉博記念図書館」(2009年夏開館予定)のウェブサイトを立ち上げています。

米沢嘉博記念図書館 - 明治大学
http://www.meiji.ac.jp/manga/yonezawa_lib/index.html

参考:
CA1672 - マンガ同人誌の保存と利活用に向けて -コミックマーケットの事例から- / 里見直紀,安田かほる,筆谷芳行,市川孝一
http://current.ndl.go.jp/ca1672
CA1637 - 日本における漫画の保存と利用 / 内記 稔夫,秋田 孝宏
http://current.ndl.go.jp/ca1637