アーカイブ - 2009年 3月 11日

新「国際目録原則覚書」の日本語訳

国際図書館連盟(IFLA)目録分科会による新しい「国際目録原則覚書」の日本語訳(国立国会図書館収集書誌部訳)が、IFLAのウェブサイトで公開されています。

国際目録原則覚書(2009年)
http://www.ifla.org/VII/s13/icp/ICP-2009_ja.pdf

書誌データの基本方針と書誌調整:目録に関する国際的な動向 | 国立国会図書館
http://www.ndl.go.jp/jp/library/data/kokusai.html
(※過去の草案の日本語訳が掲載されています。)

参考:
IFLA目録分科会、新「国際目録原則覚書」を刊行
http://current.ndl.go.jp/node/12009
NDL、新しい「国際目録原則覚書」の草案を翻訳公開
http://current.ndl.go.jp/node/8054

文部科学省、「著作権法の一部を改正する法律案」を国会に提出

文部科学省が2009年3月10日、「著作権法の一部を改正する法律案」を国会に提出しました。(1) インターネット等を活用した著作物利用の円滑化を図るための措置(検索エンジンにおけるキャッシュ作成、国立国会図書館における所蔵資料の電子化、情報解析研究のための複製等を権利者の許諾なく行えるようにする)、(2) 違法な著作物の流通抑止(違法配信コンテンツを違法と知りながら複製する行為を権利侵害とする、等)、(3) 障害者の情報利用の機会の確保(権利者に許諾なく録音図書作成、字幕付与等が行える範囲を拡大する、等)の3つが柱になっています。

著作権法の一部を改正する法律案:文部科学省
http://www.mext.go.jp/b_menu/houan/an/171/1251917.htm

戦後の記録映画を保存する取り組み(日本)

散逸の危機にある戦後のドキュメンタリー映画を収集・保存・公開し、映像を用いた多様な研究・教育の可能性を探る「記録映画アーカイブ・プロジェクト」が、東京大学大学院情報学環、東京藝術大学大学院映像研究科、記録映画保存センター等を中心に取り組まれています。

記録映画アーカイブ・プロジェクト
http://www.kirokueiga-archive.com/

記録映画保存センター
http://kirokueiga-hozon.jp/
http://ameblo.jp/kirokueiga-hozon/

北極・南極の写真、イーストエンド劇場関係資料-JISCの助成によるデジタル化資料、続々と公開(英国)

英国情報システム合同委員会(JISC)が2007年に助成を行ったデジタル化事業の成果が、続々と公開されています。2009年3月に、ケンブリッジ大学はスコット極地探検研究所による1845~1982年の北極・南極の写真2万点以上を、イーストロンドン大学は1827年以後のイーストエンドの劇場関係資料1万5千点以上を公開しました。

Freeze Frame — Scott Polar Research Institute
http://www.freezeframe.ac.uk/
20,000 photos from 150 years of polar exploration available online : JISC
http://www.jisc.ac.uk/Home/news/stories/2009/03/freezeframe.aspx

英Guardian紙、コンテンツを提供するAPIと、記事用の調査データを公開

英国のGuardian紙が2009年3月10日、“The Guardian Open Platform”と題して、記事コンテンツを提供するAPIと、記事用に収集した調査データの公開を開始しています。

What is the Open Platform? | The Guardian Open Platform | guardian.co.uk
http://www.guardian.co.uk/open-platform/what-is-the-open-platform

March 10, 2009付けPeter Scott's Library Blogの記事
http://xrefer.blogspot.com/2009/03/guardian-uk-launches-open-platform-tool.html

参考:

「機関リポジトリアウトプット評価システム」ワークショップの講演資料

千葉大学附属図書館を中心に取り組まれているプロジェクト「機関リポジトリ評価のための基盤構築」が、2月に開催した「機関リポジトリアウトプット評価システム」ワークショップの要旨と配布資料を公開しています。

また、リポジトリの利用統計(アクセスログ)をCOUNTER準拠の方法で分析するために開発した機関リポジトリアウトプット評価システムROAT(Repository Output Assessment Tool)のβ版が参加館に公開されています。

機関リポジトリ評価のための基盤構築
http://www.ll.chiba-u.ac.jp/~joho/CSI/standardization.html

参考:
CA1666 - 動向レビュー:機関リポジトリの利用統計のゆくえ / 佐藤義則
http://current.ndl.go.jp/ca1666

『アジ研ワールド・トレンド』誌、日本・アジア・開発途上地域の機関リポジトリを特集

日本貿易振興機構(ジェトロ)アジア経済研究所が刊行している『アジ研ワールド・トレンド』誌は近年、毎年の3月号で図書館に関連する特集を掲載しています。2009年3月号では「学術情報へのアクセス向上を目指して-機関リポジトリのいま」と題して、日本、アジア、開発途上地域の機関リポジトリの動向を紹介しています。

2009年3月号(No.162) 特集:学術情報へのアクセス向上を目指して—機関リポジトリのいま - ジェトロ・アジア経済研究所
http://www.ide-jetro.jp/Japanese/Publish/Periodicals/W_trend/200903.html

アジ研ワールド・トレンド - ジェトロ・アジア経済研究所

「1960年代」を知るためのデジタルアーカイブ(米国)

米国で電子出版を手がけるAlexander Street Press社が、イリノイ大学、インディアナ大学などが作るコンソーシアム“Committee on Institutional Cooperation(CIC)”等との協力のもと、1960年代の米国・世界がわかる有料のデジタルアーカイブ“Welcome to The Sixties: Primary Documents and Personal Narratives 1960 - 1974”を立ち上げたと発表しています。コンテンツの総量は15万ページを超える予定(開始時は34,000ページ)とされており、当時の人々が残した書籍、メモ、日記、写真、新聞記事、インタビュー記録などが含まれます。今後、さらに他の機関と協力して、コンテンツを拡大していく予定とされています。