アーカイブ - 2009年 3月 10日

「読んだ」とウソをついた本がある人が65%-World Book Dayの調査(英国)

英国・アイルランドで2009年3月5日に開催された“World Book Day”において、 「読んだ」とウソをついた本に関する調査が行われました。その結果が、Guardian紙に掲載されています。この記事によると、1,342人がウェブサイトから回答し、そのうち65%が、「読んだ」とウソをついた本があると回答しています。その第1位は、ジョージ・オーウェルの『1984年』(42%が回答)だったとのことです。以下、『戦争と平和』『ユリシーズ』などが続いています。

Our guilty secrets: the books we only say we've read | Books | The Guardian
http://www.guardian.co.uk/books/2009/mar/05/uk-reading-habits-1984

DVD「青空文庫 全」のBitTorrent配信が開始

青空文庫のコンテンツを収めたDVD『青空文庫 全』のコンテンツのうち、著作権上の問題がある1作品、1ムービーを除いたコンテンツを、許諾のもとピアツーピア(P2P)でファイル交換を行えるツール“BitTorrent”で配信する試みが開始されています。

またあわせて、同DVD以後に青空文庫に収録された約1,300作品の差分配信も開始されています。

「青空文庫 全」DVDのBitTorrent配信を始めました - MediaLab Love
http://d.hatena.ne.jp/Koumei_S/20090307/1236419281

「青空文庫 全」DVDから2009/3/5までの差分配信を開始しました。 - MediaLab Love
http://d.hatena.ne.jp/Koumei_S/20090309/1236625159

参考:

英国の学術研究データ管理に関する課題は?-UKRDSのフィージビリティに関する国際会議

2009年2月26日にロンドンで開催された、英国研究データサービス(UKRDS)のフィージビリティに関する国際会議の資料が公開されています。

UKOLN | Events | A national research data infrastructure for the UK Conference | February 2009 | Programme
http://www.ukoln.ac.uk/events/ukrds-2009/programme/

UKOLN | Events | A national research data infrastructure for the UK Conference | February 2009 | Home Page
http://www.ukoln.ac.uk/events/ukrds-2009/

オープンソースの統合検索システム“XTF”を自学するためのツール

カリフォルニア大学のカリフォルニア電子図書館(CDL)による、複数のコレクション・複数のファイルフォーマットのコンテンツをインデクシングし統合的に検索可能とするオープンソースソフトウェア“eXtensible Text Framework(XTF)”の自学用ツールキット(Windows用、Macintosh用)が公開されています。

SourceForge.net: eXtensible Text Framework (XTF): Files
http://sourceforge.net/project/showfiles.php?group_id=119724

March 6th, 2009付けDigitalKoansの記事

STM出版市場の伸びにも陰り?(欧州)

英国のInformation World Review誌が、このほどIRN Research社により発表された世界のSTM出版に関する市場レポート(レポート自体は有償)を紹介する記事を掲載しています。

この記事によると、欧州のSTM出版市場は2008年、前年比4.5%の増と、依然として成長基調にあります。とはいえ、IRN Research社が2001年から毎年調査してきた中では、この値は最も伸び率が低いもので、2009年はさらに低い伸び率になると推測されています。また機関購読契約料による収入や広告収入の減少、電子書籍の拡大、コンテンツ提供者・サービス提供者の統合や集中、といった動向も予測されています。このほか、広告収入に依存している部分が大きい生物医学分野などは経済不況の大きな影響を受け、逆に数学分野はあまり影響を受けないと目されています。

「電子書籍の流通・利用・保存に関する調査研究」報告会(3/9)の発表資料、報告書を掲載しました。

2009年3月9日に国立国会図書館東京本館で開催(国立国会図書館関西館にテレビ中継)した「電子書籍の流通・利用・保存に関する調査研究」報告会の発表資料、報告書を掲載いたしました。

「電子書籍の流通・利用・保存」調査研究報告会 発表資料
http://current.ndl.go.jp/fy2008_research

図書館調査研究リポートNo.11 電子書籍の流通・利用・保存に関する調査研究
http://current.ndl.go.jp/report/no11
(※報告書)

ワークショップ「大学における研究・教育活動と電子リソース利用の現在」の講演資料

国立大学図書館協会中国四国地区協会が1月に開催したワークショップ「大学における研究・教育活動と電子リソース利用の現在」の講演資料が公開されています。

大学における研究・教育活動と電子リソース利用の現在
http://www.lib.hiroshima-u.ac.jp/topics/090129ws.html

参考:
国立大学図書館協会中国四国地区協会ワークショップ「大学における研究・教育活動と電子リソース利用の現在」
http://current.ndl.go.jp/node/10270

文部科学省、次期学術情報ネットワークに関する検討会を設置

文部科学省は、次期学術情報ネットワーク(SINET)整備について検討する「次期学術情報ネットワークに関する検討会」を設置しています。

これは、科学技術・学術審議会学術分科会研究環境基盤部会学術情報基盤作業部会が2008年12月にまとめた「学術情報基盤整備に関する対応方策等について(審議のまとめ) - 情報基盤センターの在り方及び学術情報ネットワークの今後の整備の在り方 - 」を受けて設置されたものです。

次期学術情報ネットワークに関する検討会の設置について
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shinkou/017/gaiyou/1247304.htm

学術情報基盤整備に関する対応方策等について(審議のまとめ)

Springer社、図書館が購読契約した電子書籍の印刷版を、その図書館利用者が安価に購入できるというサービスを試行開始

Springer社が、自社のサービス“SpringerLinks”を通じて提供している電子書籍のうち1万1,000点以上について、当該タイトルを購読契約している図書館の登録利用者が、当該タイトルの印刷版(ソフトカバー)を安価に購入できるサービス“MyCopy”を、米国・カナダの14図書館で試験的に開始すると発表しています。

Springer's MyCopy
http://www.springer.com/e-content/ebooks/my+copy?SGWID=0-165802-0-0-0

March 08, 2009付けPeter Scott's Library Blogの記事
http://xrefer.blogspot.com/2009/03/2009-digital-music-report.html

No.11 電子書籍の流通・利用・保存に関する調査研究

 本調査研究は、近年急速に市場が拡大し、社会的な注目も高まっている電子書籍について、その流通・利用・保存の実態を図書館との関わりも視野に入れながら把握するために、湯浅俊彦・夙川学院短期大学准教授を中心とする研究会を組織して実施したものである。
 各種統計や歴史的経緯の分析に加え、出版社へのアンケート調査、電子書籍関連事業者(印刷、出版、携帯電話通信、コンテンツ作成・配信等)へのインタビュー調査、国立国会図書館職員へのアンケート調査を行うことで、流通・利用・保存の現状と課題を調査している。

PDF版はこちら[約4MB]

※本調査研究報告書は、2009年3月10日に公開いたしましたが、被インタビュー者の申し入れにより、冊子体版と異なり、文中の固有名詞4箇所を一般職務名に変更して、改めて公開しました。(2009-03-13)