アーカイブ - 2009年 2月

2月 4日

E884 - 韓国,2009年度の図書館政策の施行計画を発表

韓国の図書館情報政策委員会は2009年1月6日,国家レベルの図書館振興のビジョンと戦略を示す「図書館発展総合計画(2009~2013)」(2008年8月正式発表;E797参照)に基づく2009年度の図書館政策の施行計画を発表した。…

E883 - 人文科学にとっての図書館とは?(米国)

米国芸術科学アカデミー(American Academy of Arts and Sciences)は2009年1月7日,米国における人文科学の現況に関する統計データを集約し,人文科学のベンチマークたる「人文科学指標(Humanities Indicators)」のプロトタイプ版として,オンラインで公開した。…

E882 - 2008年の米国図書館界10大ニュース

米国図書館協会(ALA)の機関誌“American Libraries”が,2008年の米国図書館界10大ニュースを発表している。…

学術情報の取得動向と電子ジャーナルの利用度に関する調査(日本)

佐藤義則・東北学院大学教授を委員長とする学術図書館研究委員会(SCREAL)が、「学術情報の取得動向と電子ジャーナルの利用度に関する調査(電子ジャーナル等の利用動向に関する調査2007)」を実施し、その結果をまとめた報告書を発表しています。

24大学の研究者・大学院生約3000名を対象に、主に電子ジャーナルの利用に焦点をあてて訊いています。結果の概要によると、「化学、生物学、医歯薬学の分野では、半数以上が電子ジャーナルを「ほぼ毎日」使っている」「人文社会系でも電子ジャーナルの利用者は2001年調査の4倍以上」「利用は年齢による差がほとんどない」「電子的な文献は、電子的に発見される」「e-bookの利用も今後期待される」といったことが分かる結果となっています。

報道発表のタイトルでは「電子ジャーナルなしではわが国の学術研究は成り立たない」とまとめられています。

BL、個人のデジタル生活に関する「研究会議 2.0」の開催を発表

英国図書館(BL)は2007年からユニバーシティ・カレッジ・ロンドン、ブリストル大学と共同で、人々がどのようにデジタル情報を所有・作成・保存しているかという「デジタル生活」(Digital Lives)に関する2年間の調査研究を行っています。この調査研究の一環として、このほど、研究者・専門家から一般の「デジタル生活者」までを対象とした参加・協力型の「研究会議 2.0」(Research Conferences 2.0)を2月9~11日に開催すると発表されています。

『カレントアウェアネス-E』143号発行

世界最多の有料購読者を有する消費者向け製品情報サイト、EBSCO社が図書館向けに提供開始

世界最多の有料購読者(330万人)を有するとされる、米国の非営利消費者団体Consumers Unionによる消費者向け製品情報(製品のレビュー、評価、欠陥情報等)サイト“ConsumerReports.org”と、EBSCO社とが提携して、図書館向けに有償で同サイトを提供すると発表されています。

Consumer Reports.org Now Available to Libraries from EBSCOhost
http://support.ebscohost.com/support_news/detail.php?id=509

Find Product Reviews and Ratings from Consumer Reports
http://www.consumerreports.org/cro/index.htm

経済危機を受け、英国でも図書館利用が急増

経済不況の中、米国で図書館利用が急増しているニュースが頻繁に紹介されていますが、英国でも同様の状況が起こっているそうです。英国図書館・情報専門家協会(CILIP)がブログで報道をまとめています。それによると、

・グラスゴー図書館の12月の貸出数は12%増加。特にノンフィクションは26%の増加。PCを利用しに来る人も多いとのこと。
・カンブリア図書館の登録利用者数は39%増加。特に貸し渋り(credit crunch)に関する資料の貸出が多い。

このほかにも、いくつかの図書館の例が挙がっています。おもちゃを貸し出す図書館や、エネルギー・メーターを貸し出す図書館も人気になっているとのことです。

Library & Information Update blog : ‘Libraries Change Lives’ – in a recession?

2月 3日

ALAもTwitterでのニュース配信を開始

これまでイベントの際の速報等でTwitterを使っていた米国図書館協会(ALA)ですが、このほどALAおよび米国の図書館関連ニュースの配信でも、Twitterを利用する、と発表しました。

Twitter / alanews
http://twitter.com/alanews

ALA | ALA News now available through Twitter
http://www.ala.org/ala/newspresscenter/news/pressreleases2009/january2009/alanewstwitter.cfm

参考:
LC、公式Twitterを開始
http://current.ndl.go.jp/node/11584

図書館におけるJPEG 2000フォーマットの利用に関する調査(米国)

電子情報を保存する標準として有力視されている“JPEG 2000”について、図書館でどのように使われているのか、使っていない場合の理由、作成・ワークフロー等で利用しているソフトウェア、その利点と課題等について、米国コネチカット大学が調査したレポートを公開しています。

Digital Project Staff Survey of JPEG 2000 Implementation in Libraries
http://digitalcommons.uconn.edu/libr_pubs/16/

January 28th, 2009付けDigitalKoansの記事

17・18世紀のニュースコレクション、オンラインで高等教育機関に無料開放(英国)

英国情報システム合同委員会(JISC)の子会社JISC Collections社は、17世紀から18世紀にかけてのイギリス、アイルランド、スコットランド、米国とアジアの英国植民地の新聞、パンフレットなどの資料1,270点を集約した“The Burney Collection”のオンライン版を購入したことを発表しました。これにより、英国の高等/継続教育機関の学生、研究者は無料で“The Burney Collection”を利用することができます。今回の新たな資料の購入により、JISC Collections社が提供するデジタルアーカイブ“JISC Collection UK National Academic Archive”は、18世紀と19世紀の英国の新聞、19世紀の英国の雑誌、17世紀から18世紀の英国の新聞・雑誌、といった資料を、英国学術界に無料開放したことになります。

本への愛を寄付で表現―BLのバレンタイン企画

英国図書館(BL)では、修復が必要な貴重書について資料単位で寄付を募る試み“Adopt a Book”(本を養子に)を、2009年のバレンタインデーにも実施しています。バレンタインデーにぴったりの貴重書がラインナップされており、参加者は自分の好きな資料に対して、25ポンド、75ポンド、150ポンド、250ポンド、500ポンドの金額を選び、寄付することができます。

A Valentine's gift for all (book) lovers...(BLのプレスリリース)
http://www.bl.uk/news/2009/pressrelease20090202d.html

Adopt a Book for Valentine's Day
http://adoptabook.bl.uk/

参考:
BL、資料単位で寄付を募る試み・第2弾

「レファレンスサービスに関する60秒アンケート調査」の結果(米国)

米国コロラド州立図書館の図書館研究サービスが、60秒アンケート「レファレンスサービス-どこへ向かうのか?」と題する調査をオンラインで実施しました。1,500名以上の図書館職員、図書館ブログ・メールマガジン読者等から回答があり、

・今日の情報環境で図書館員が支援する検索サービスが「大変必要とされている」と答えた人が51%、「必要とされている」と答えた人が48%。
・図書館の生き残りのために、レファレンスサービスが「大変重要である」と答えた人が64%、「重要である」と答えた人が34%。

NII、機関リポジトリとeサイエンスに関する文献の日本語訳を公開

国立情報学研究所(NII)が、英国ロンドン大学における機関戦略へのデジタルリポジトリの組み込みの事例を紹介した文献と、北米研究図書館協会(ARL)による各大学学長・ディレクター等向けにeサイエンスの論点を解説した文献とを日本語訳し、公開しています。

未来を見つめて:ロンドン大学にデジタルリポジトリを組み込む(SHERPA-LEAPコンソーシアムへの報告書)
http://www.nii.ac.jp/irp/2009/01/sherpaleap.html

管理職のためのeサイエンスの論点
http://www.nii.ac.jp/irp/2009/01/post_8.html

参考:
戦略的に機関リポジトリを運営する―意思決定者向けの報告書
http://current.ndl.go.jp/node/9154

DLF、メタデータ管理ツールの改善点に関するレポートを刊行

電子図書館連合(DLF)が、メタデータのマッピングや修正、充実化などのための既存の管理ツール・サービスを調査し、その改善点・望ましいサービスに必要な機能等を分析したレポート“Future Directions in Metadata Remediation for Metadata Aggregators”を刊行しています。

Future Directions in Metadata Remediation for Metadata Aggregators
http://www.diglib.org/aquifer/dlf110.pdf

February 2nd, 2009付けDigitalKoansの記事

オープン化された教育資源(OER)へのアクセスに関するオンラインディスカッション(ユネスコ)

ユネスコに2005年から設置されている「オープン化された教育資源(OER)関心コミュニティ」が、2009年2月7日から27日までの3週間にわたり、OERへのアクセスをテーマとした、誰でも参加できるオンライン・ディスカッションを開始するとして参加者を募集しています。第1週は、OERへのアクセスに関する問題点の特定とその分類、第2週・第3週は参加者が経験を持ち寄って、その問題点を解決する方法についてディスカッションする、という形が想定されています。

New discussion on Open Educational Resources to start next week: UNESCO-CI
http://portal.unesco.org/ci/en/ev.php-URL_ID=28159&URL_DO=DO_TOPIC&URL_SECTION=201.html

ERMIのフェーズ2の活動報告書

電子図書館連合(DLF)の小委員会、電子資源管理イニシアチブ(ERMI)の活動フェーズ2(2005~2008)の最終報告書が、2008年12月30日付けで発表されています。

このフェーズ2の焦点は「電子資源のライセンスの表現および利用に関するデータの標準化、イシュー」にあり、4つのゴール(データ標準、ライセンス語彙のマッピングにおける専門的トレーニング、電子リソースの利用統計、他のイニシアチブ(NISO等)との協同)が設定されていました。今回の最終報告書では、その各々についての成果へのリンクと、今後どのような機関がそのタスクを引き継いで行うのか(例:電子リソースの利用統計→SUSHIワーキンググループが簡潔に示されています。

DLF Electronic Resources Management Initiative, Phase II: Final Report

北海道の高齢者向け図書館サービスの状況は?

北海道立図書館が、道内の公共図書館を対象とした高齢者サービスの実態調査を行い、その結果を公表しています。

道内図書館高齢者サービスアンケート報告
http://www.library.pref.hokkaido.jp/contents/taikai/ko-reisha-anke-to.pdf

山口県の高校の図書館の状況は?

山口県立山口図書館が、高等学校図書館支援に関するアンケート調査を実施し、その結果を公表しています。

県内の公・私立高等学校に対し、学校図書館の実態および校内での組織的取り組み状況、公共図書館との連携などについて訊いています。

高等学校図書館支援に関するアンケート調査集計結果について - 山口県立山口図書館
http://library.pref.yamaguchi.lg.jp/usr/kodomocenter/highschool_L_report2008.htm

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