アーカイブ - 2009年 2月

2月 25日

N.Y.Times紙日曜版の連載記事『読書の将来』、第3回は「学校で活躍するデジタルライブラリアン」

米国のNew York Times紙日曜版が2008年7月28日から始めた連載記事『読書の将来』の第3回が、2009年2月15日号に掲載されました。今回のテーマは「学校で活躍するデジタルライブラリアン」で、ウェブサイトの情報の評価方法、プレゼンテーション資料や動画の作り方、SNSを活用したオンラインディスカッションの方法など、情報リテラシー教育で活躍しているライブラリアンを紹介しながら、彼女が紙の資料についても卓越した知識を有していること、学校図書館司書の配置が不十分であり財政難から削減される傾向にある現状、教科科目を教える教員との関係などを紹介しています。

The Future of Reading - In Web Age, Library Job Gets Update - Series - NYTimes.com

欧州図書館(TEL)、サイトをリニューアル-新しいデジタル展示「ナポレオン戦争」も公開

欧州48か国の国立図書館が構成する欧州図書館(TEL)がウェブサイトをリニューアルしました。欧州各国立図書館の目録の統合検索には、欧州各国の言語への対応、Ajax対応、OpenURLリゾルバによる書店・検索エンジン・Wikipediaへのリンク、マイライブラリ機能などが備わっています。またデジタル展示として、従来から公開されてきた国立図書館の建物の写真、国立図書館の特別コレクション紹介に加え、新たに「ナポレオン戦争」に関する貴重資料のデジタル画像が公開されています。

The European Library 2.1
http://www.theeuropeanlibrary.com/

Napoleonic Wars
http://www.theeuropeanlibrary.org/exhibition/napoleonic_wars/

プレスリリース

2月 24日

日本書籍出版協会、Googleブック検索和解契約に関する説明文書等を公開

日本書籍出版協会が2009年2月20日、Googleブック検索和解契約に関する会員出版社向けの説明文書を公開しています。内容は、和解合意の概要と、著者・出版者・権利者がこの和解に対しどのような選択肢を有しているかを説明するものとなっています。あわせて、国際出版連合(IPA)による和解合意に関する報告書の日本語訳も公開しています。

Google とアメリカ作家組合、アメリカ出版協会会員社との和解について - 2009.2.20 日本書籍出版協会
http://www.jbpa.or.jp/pdf/documents/google-wakai1.pdf

IPA報告書
国際出版連合(IPA)
GOOGLE/著作者団体/米国出版社協会その他
和解合意(2008年)
http://www.jbpa.or.jp/pdf/documents/google-ipa.pdf

今後の図書・雑誌・新聞の平均価格の推移の予測は?(米国)

米国コロラド州立図書館の調査・統計部門“Library Research Service”が、2007年から2009・2010年までの図書・雑誌・新聞の平均価格のトレンドを予測・分析した他の調査(YBP社やBowker社の調査)の結果に、2004年から2006年までの実績値を加え、グラフにして価格の推移を紹介しています。予測されているトレンドのとおり推移すると、雑誌(※学術雑誌には限定されていません)の平均価格は、2008年の828ドル(実績値)から、2010年には943.4ドルまで上昇するとされています。

New Fast Facts: Book, Newspaper, and Periodical Prices, 2004-2010 - Library Research Service
http://www.lrs.org/blog/viewitem.php?post=274

図書館でのゲームを企画するために-ライブラリアンのためのゲーミング・ガイド(米国)

米国図書館協会(ALA)と大手通信ベンダー、ベライゾン社が協同で、図書館でのゲームイベントを企画するための、ライブラリアン向けオンライン・ツールキットのウェブサイトを立ち上げています。図書館におけるゲームの歴史、役に立つ情報源、優良事例の紹介などが掲載されています。

The Librarian's Guide to Gaming :: An Online Toolkit
http://www.librarygamingtoolkit.org/

またあわせて、10~18歳の子ども向けに、識字の発達を促進するゲームプログラム、ゲームイベントを実施する公共図書館・学校図書館10館に対し、5,000ドルを助成する“Libraries, Literacy and Gaming Grant”も設立されています。

総務省「インターネット政策懇談会」が最終報告書を発表

総務省が2008年2月から設置している「インターネット政策懇談会」が最終報告をまとめ、公表しています。

「インターネット政策懇談会」最終報告書の公表(総務省のプレスリリース)
http://www.soumu.go.jp/s-news/2009/090223_4.html

総務省の「インターネット政策懇談会」が最終報告書を公表
- CNET Japan 2009/2/24付けの記事
http://japan.cnet.com/news/com/story/0,2000056021,20388753,00.htm

参考:
「インターネット政策懇談会」報告書素案
http://current.ndl.go.jp/node/10077

YouTubeに欧州図書館チャンネルが開設-各国の国立図書館関係の動画を配信

欧州各国の国立図書館が構成する欧州図書館(TEL)が2009年2月24日、YouTubeにチャンネルを開設しました。各国の国立図書館に関連した動画が配信されています。

Youtube - theeuropeanlibrary's Channel
http://www.youtube.com/user/theeuropeanlibrary

The European Library
http://theeuropeanlibrary.org/

参考:
CA1556 - 欧州図書館(The European Library)の最新情報 / 久古聡美
http://current.ndl.go.jp/ca1556

NDL-OPACの書誌データ検索結果がダウンロード可能に

国立国会図書館(NDL)が作成した書誌データについて、NDL-OPACの検索結果からダウンロード可能になりました。ダウンロードしたデータの利用には特に制限を設けていないため、幅広く利用することができます。

NDL-OPACの検索結果がダウンロードできるようになりました
http://www.ndl.go.jp/jp/data/opac_syoshiqa_teikyo.html#a5

お茶の水女子大学附属図書館、「ライブラリカフェ in キャリアカフェ」を開催

お茶の水女子大学附属図書館が2009年3月13日、館内のキャリアカフェで、「人々がオープンに会話を行い、自由にネットワークを築くことができる」イベント「ライブラリカフェ in キャリアカフェ」を開催すると発表しています。

お茶の水女子大学附属図書館LiSA活動日誌  ライブラリカフェinキャリアカフェをやります
http://ochadailisa.blog32.fc2.com/blog-entry-166.html

参考:
お茶の水女子大学附属図書館のキャリアカフェ
http://current.ndl.go.jp/node/7733
東京大学図書館情報学研究室、学園祭で“Libook cafe”を開店
http://current.ndl.go.jp/node/7707

Library2.0時代の図書館:会話のファシリテーターとしての図書館像(米国)

文部科学省、「学芸員養成の充実方策について(報告)」を公表

文部科学省が設置している「これからの博物館の在り方に関する検討協力者会議」による検討結果第2次報告書「学芸員養成の充実方策について(報告)」が、2009年2月18日付けで文部科学省から公表されています。

学芸員養成の充実方策について(報告) - 文部科学省
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shougai/014/gaiyou/1246188.htm

参考:
E703 - 文部科学省,「新しい時代の博物館制度の在り方について」を公表
http://current.ndl.go.jp/e703

文部科学省、「司書資格取得のために大学において履修すべき図書館に関する科目の在り方について(報告)」を公表

文部科学省が設置している「これからの図書館の在り方検討協力者会議」による検討結果報告書「司書資格取得のために大学において履修すべき図書館に関する科目の在り方について(報告)」が、2009年2月18日付けで文部科学省から公表されています。

司書資格取得のために大学において履修すべき図書館に関する科目の在り方について(報告) - 文部科学省
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shougai/019/gaiyou/1243330.htm

参考:
E876 - 大学での司書資格取得に必要な科目等に係る意見募集が開始
http://current.ndl.go.jp/e876

出版業界とともに機関リポジトリを評価するPEERプロジェクトのウェブサイト

欧州委員会(EC)の助成のもとで行われている、出版社、図書館、研究コミュニティの協同による機関リポジトリ評価プロジェクト“PEER”(Publishing and the Ecology of European Research)のウェブサイトが立ち上がっています。

PEER (Publishing and the Ecology of European Research)
Pioneering collaboration between publishers, repositories and researchers
http://www.peerproject.eu/

参考:
出版業界とともに機関リポジトリを評価するプロジェクトPEERがヨーロッパで始まる
http://current.ndl.go.jp/node/9148

SHERPA/RoMEOが集積した出版社著作権ポリシー500に

機関リポジトリなどへのセルフアーカイビングに対するジャーナル出版社の著作権ポリシーを集積しているSHERPA/RoMEOプロジェクトが、データが500出版社分にまで到達したと発表しています。

RoMEO has reached 500 publishers
http://www.sherpa.ac.uk/news/romeo500.htm

SHERPA/RoMEO
http://www.sherpa.ac.uk/romeo.php

2月 23日

ARGカフェ(2009-02-21)での発表資料を掲載いたします。

2009年2月21日に京都で開催されました、第3回ARGカフェにて、当サイト「カレントアウェアネス・ポータル」に関する発表を行いました。その資料を掲載いたします。

村上 浩介. “テレビからネットへ”. ARGカフェ. 京都, 2009-02-21, Academic Resource Guide.
http://current.ndl.go.jp/files/presentation/20090221.pdf

2009-02-21(Sat): 第3回ARGカフェ&ARGフェスト@京都を開催 - ACADEMIC RESOURCE GUIDE (ARG) - ブログ版

英国のTalis社、‡biblios.netに500万件超のレコードを提供

オープンソースを活用し、オープンライセンスでデータの利用を可能とする総合目録プロジェクト“‡biblios.net”に、英国の大手図書館向けシステムベンダー、Talis社が、同社の総合目録の書誌レコード500万件超を提供すると発表されています。

Talis and LibLime Open Data on ‡biblios.net - LibLime
http://liblime.com/news-items/press-releases/talis-and-liblime-open-data-on-biblios.net

参考:
E890 - オープンソースを活用し共同で目録作成を-‡biblios.net
http://current.ndl.go.jp/e890

『公共図書館における、物議を醸している資料の扱いに関するガイド』が物議を醸す(英国)

英国博物館・図書館・文書館国家評議会(MLA)が2009年2月17日、内閣および文化・メディア・スポーツ担当省(DCMS)の委託を受けてまとめた、物議を醸している資料・情報・インターネットコンテンツの扱いに関する公共図書館向けのガイドを刊行しました。これは、英国の図書館・情報専門家から幅広く意見を聴取し、とりわけ蔵書の選択(選書)と管理に関する優れた実践事例を提供するという意図で作成されたものですが、この中に、

・コーランの排架場所が聖書の排架場所よりも下であったことから一部の利用者に抗議を受けた→ムスリム組織財団にアドバイスを求めたところ、すべての聖典(コーラン、聖書を含む)を書架の一番上に排架するようアドバイスを受けた。

米国ボストン大学、全学の教授・経営陣全会一致でOA推進方針を採択

米国ボストン大学が、全学の教授・経営陣全会一致でオープンアクセス推進方針を採択したと報じられています。この方針は、2008年9月に、同学の学術活動評議委員会、研究活動・図書館・支援サービス教員評議委員会が策定し勧告した案を採決したもので、(1) 大学の集中型ナレッジベースと機関リポジトリのためのインフラ構築、(2) 日々の業務運営におけるオープンアクセスの推進、の2本の柱からなりたっています。

サンディエゴ郡図書館の「差し押さえ対策」講座、大人気に

経済危機のさなか、米国カリフォルニア州サンディエゴ郡図書館(SDCL)が、地域の人々の住居に関する問題に対応している組織“Housing Opportunities Collaborative”と協同で開催している、持ち家の差し押さえ(foreclosure)に対応する講座(クリニック)が、多くの人を集めていると報じられています。また同館は、ウェブサイトでも、差し押さえ対策をはじめとする「経済危機下の自衛方法」に関する情報源・資料等を紹介しています。

County of San Diego: Help for Homeowners Facing Foreclosure
http://www.sdcounty.ca.gov/Portal/News/011509foreclosure_clinic.html

SDCL Presents

英国MLA、「公共図書館を使ってお金を節約する10の方法」を発表

英国博物館・図書館・文書館国家評議会(MLA)が2009年2月19日、経済危機の中、公共図書館を使うことでお金が節約できることをアピールする「公共図書館を使ってお金を節約する10の方法」を発表しました。

・本やDVDを買う代わりに借りる
・旅行の計画を立てるときの地図・ガイドブックを買わずに借りる
・雑誌の講読をやめ、図書館から借りる
・学校が休みのとき、お金があまりかけずに子どもと過ごす方法について、図書館に聞く
・人間関係の拡大のために、図書館で行われている読書グループ等の催しに参加する

このほか、オーディオブックで語学学習する、図書館内でインターネットの価格比較サイトを調べ安い商品を買う、スマートメーターを借りて家の電気代等を節約する、などが挙がっています。

Money saving tips

日本ペンクラブ・追手門学院共催セミナー 「紙の本のゆくえ~文学と図書館の新しい挑戦」の講演資料

2009年1月24日に大阪で開催された、日本ペンクラブ・追手門学院共催セミナー
「紙の本のゆくえ~文学と図書館の新しい挑戦」の講演資料等が、追手門学院大学附属図書館のウェブサイトで公開されています。

日本ペンクラブ・追手門学院共催セミナー
「紙の本のゆくえ~文学と図書館の新しい挑戦」 - 追手門学院大学附属図書館
http://www.oullib.otemon.ac.jp/event/20090124seminar.html

追手門学院大学附属図書館
http://www.oullib.otemon.ac.jp/

参考:
E887 - 紙の本/電子書籍の現状と,文学,図書館のこれから <報告>
http://current.ndl.go.jp/e887

ページ