英国コーンウォール地域の公共図書館が、「嫌われる本(Books That We Hate)」「眠りに誘う本(Books to Help You Fall Asleep)」「偉大なる古典、もしくは退屈な本(Great Classics or Boring Books)」といったコーナーを設置し、地元の注目を集めています。ジェイムズ・ジョイス、エミリー・ブロンテなどが並ぶこのコーナーを設置した理由は、これらの本の可視性を高め、利用者に自分が読んでいる本、自分の読書習慣を改めて意識する機会を設けるためとのことです。特に「偉大なる古典、もしくは退屈な本」については、読むのに根気が必要だが読み通すことで必ず得られるものがある本を読むような読書習慣を触発することが企図されています。
戦争や自然災害によって脅かされる文化遺産を保護するために活動している国際ブルーシールド委員会(International Committee of the Blue Shield)が2009年2月18日、2008年末から2009年にかけて勃発したガザ紛争に関し、多くの人命が奪われたこと、さらに世界有数の豊かな「文明の十字路」の文化遺産が危険にさらされていることに遺憾の意を表明し、「アイデンティティと統合を強化するために、ガザには文化遺産が必要だ」として、文化遺産の保護を訴えています。