アーカイブ - 2009年 2月 18日

葛飾区立図書館、新中央図書館に座席管理システムを導入する計画

東京都の葛飾区立図書館は、2009年秋の葛飾区立中央図書館の開館に合わせて、インターネット環境整備を含めた利用者用パソコン及び閲覧座席の予約・貸出システムを構築・導入することを計画しています。

また、図書館資料すべてにICタグ(RFID、電子タグ)を貼付するとしています。

「葛飾区立中央図書館(仮称)座席管理システム等構築委託」提案を募集します
http://www.lib.city.katsushika.tokyo.jp/09zasebo.html

葛飾区立図書館ICタグ貼付のお知らせ
http://www.lib.city.katsushika.tokyo.jp/taguhari.html

東京工科大学図書館、写真コンテストを開催

東京工科大学図書館が、学生を対象とした写真コンテストを開催し、投票によって選ばれた入賞作品を公開しています。

第4回写真コンテスト2008 - 東京工科大学図書館
http://www.teu.ac.jp/lib/event/photocon2008/index.html

ポートランド公共図書館、21世紀型に大改築

米国オレゴン州のポートランド公共図書館は700万ドルの費用を投じ、1979年に建設された現在の建物を改築する予定です。このほど、工事の受託業者から改築の最終プランが示されました。それによると、建物正面はガラス張り、太陽発電の1種である「ソーラー・チムニー(solar chimney)」を備えています。最も特徴的なのが、建物正面に設置される30フィートのスクリーンで、このスクリーンにビデオ映像などを映せるほか、文化的な展示にも利用可能だということです。このような大スクリーンを備えた図書館建築は米国でもほかにないということです。

Portland library to undergo 21st-century makeover
- Portland Press Herald 2009/2/17付けの記事

高等教育機関に向け、17世紀後半から20世紀前半までの雑誌500タイトルをオンラインで無料開放(英国)

英国情報システム合同委員会(JISC)の子会社JISC Collections社とProQuest社は、英国の大学や研究機関が、1680年代から1930年代に発行された雑誌500タイトルを、オンラインで無料利用できる新たな契約を交わしたことを発表しています。

Over two centuries of British Periodicals now online
(JISCのニュースリリース)
http://www.jisc.ac.uk/news/stories/2009/02/periodicals.aspx

参考:
17・18世紀のニュースコレクション、オンラインで高等教育機関に無料開放(英国)
http://current.ndl.go.jp/node/11724

デジタルデータ永久保存のための基盤整備を目指す新プロジェクト“KEEP”

2009年2月1日、欧州連合(EU)から402万ユーロ(5億円弱)の資金提供を受け、デジタルデータの永久保存のための基盤整備を目指す新しいプロジェクト“KEEP(Keeping Emulation Enviroments Portable)”が始動しました。プロジェクトの期間は3年間となっています。KEEPは、様々なデジタルデータ(テキスト、音声、画像、マルチメディア、ウェブサイト、データベースなど)を適切にレンダリングできるような、普遍的な“エミュレーション・アクセス・プラットフォーム”を開発することを目指しているということです。

KEEPのホームページ
http://kotaku.com/tag/keeping-emulation-environments-portable/

KEEPのプロジェクト概要

「ブログの保存」に関するブリーフィングペーパー

DigitalPreservationEurope(DPE)が、「ブログの保存」に関するブリーフィングペーパーを発表しています。この報告書は、ブログは保存するべきか否か、という議論ではなく、ブログの保存を視野に入れている組織が考慮すべき課題を概観するものになっています。

Considerations for the Preservation of Blogs
http://www.digitalpreservationeurope.eu/publications/briefs/preservartion_blogs.pdf

『カレントアウェアネス-E』144号発行

E891 - ネット上の違法・有害情報への対応に関する検討会の最終報告

2009年1月,総務省が設置した「インターネット上の違法・有害情報への対応に関する検討会」(以下,検討会;E735参照)の「最終取りまとめ」が公表された。...

E893 - 2009年ALA冬季大会 <報告>

2009年1月23日から28日にかけて,2009年米国図書館協会(ALA)冬季大会がコロラド州デンバーにおいて開催された。...

E892 - 研究図書館が置かれている環境の分析(米国)

北米研究図書館協会(ARL)は2009年中にこれまでの戦略計画の見直しを行い,2010年からの5年間に渡る新しい計画を策定する。これに先立ちARLでは,研究図書館が置かれている環境のトレンド分析を実施し,その成果を“Transformational Times:An Environmental Scan Prepared for the ARL Strategic Plan Review Task Force”として,2009年2月に刊行した。...

E890 - オープンソースを活用し共同で目録作成を-‡biblios.net

大規模書誌ユーティリティOCLCの書誌レコード利用・再配布の新ポリシーが物議を醸している(E864参照)中,米国で,オープンソースソフトウェア(OSS)を用いた共同目録・メタデータ作成プロジェクト“‡biblios.net”が注目を集めている。...

E889 - 研究評価を意識した新しい学術雑誌評価指標の模索

学術雑誌の評価基準として広く利用されているインパクトファクター(CA1559参照)。しかし近年,学術・研究業績を評価する動きが国内外で高まりつつある中で,このインパクトファクターに対する批判も多くなされるようになってきている。また,学術雑誌の評価指標であるインパクトファクターが,研究者個人の評価指標として誤用されることも多く報告されている。そのため,「n回以上引用された論文が,n本以上存在する」という値「n」をもってその論文の執筆者の評価指標とする,カリフォルニア大学サンディエゴ校のハーシュ(Jorge E. Hirsch)教授考案の「h指数(h-index)」をはじめ,新しい評価指標を探る試みは枚挙に暇がない。計量書誌学だけを対象としているわけではない図書館情報学分野の学術雑誌“Journal of the American Society for Information Science and Technology”にも毎号のように,新しい評価指標に関する論文が掲載されている。...

E888 - 米国を中心に“Twitter”を活用する図書館増加中

 2009年1月27日,米国議会図書館(LC)は同館のブログに“We Tweet,  Therefore We Are”と題したお知らせを載せた。続いて2月2日には米国図書館協会(ALA)が「ALAのニュースがTwitterでも利用可能に」というニュースリリースを出した。LCとALAが“Twitter”というウェブサービスの活用を開始したのである。...

Library Journal誌、米国の公共図書館の新しい格付けを策定

米国のLibrary Journal誌が、従来よく利用されてきた公共図書館格付け評価“Hennen's rating”の問題点を克服すべく、新たな格付け評価“America's Star Libraries”を策定し、発表しています。これは、(1)人口当たりの貸出数、(2)人口当たりの来館者数、(3)人口当たりの図書館プログラム参加者数、(4)人口当たりの(図書館での)インターネット端末利用数、および(5)これらを総合した点数、の5つでランク付けするというもので、図書館の支出額ごとにカテゴライズして発表されています。

今回発表された格付けランキングでは、各カテゴリーで、オハイオ州の図書館が上位にランクされているのが目立ちます。Library Journal誌はこれを、州政府からの資金提供の効果が大きいのではないか、と評しています。