アーカイブ - 2009年 12月 3日

ハワイ州公共図書館、職員の無給休暇に伴い2010年5月までに15日の臨時休館

米国ハワイ州の公共図書館が、2009年12月から2010年5月までの間に15日の無給休暇日が設けられるのに伴い、州内の51の図書館の臨時休館日を発表しています。無給休暇は、ハワイ州政府の支出削減策として学校現場などですでに実施されており、今回の公共図書館の場合では、560人の被雇用者が対象となる見込みで、10%の賃金カットにより70万ドルの節約が図られるとのことです。

Union pact to result in Hawaii library closures(KPUA.net 2009/12/2付けの記事)
http://www.kpua.net/news.php?id=19156

ハワイの公立校が事実上週休3日制へ(ハワイロード 2009/10/24付けの記事)
http://hawaii-road.com/news/20091024.html

OCLC、機関間連携に関する報告書『協力を橋渡しする:ニューヨークの7図書館』を公表

OCLC Researchがファシリテーターを務め、7つのニューヨークの図書館や博物館(ブルックリン美術館、コロンビア大学図書館、ニューヨーク公共図書館など)が参加して行われた、機関間連携に向けた議論の記録が、報告書『協力を橋渡しする:ニューヨークの7図書館』("Catalyzing Collaboration: Seven New York Libraries")としてまとめられ、公表されました。協力して行う方がよい活動、協力プロセスでのアドバイスなどがまとめられており、機関間連携を考えている他機関の参考になるものになっています。

New Report, "Catalyzing Collaboration: Seven New York Libraries"(ニュースリリース)
http://www.oclc.org/research/news/2009-12-01.htm

2009年に英語圏で最も使用された単語は“Twitter”

米国のGlobal Language Monitorの発表によると、2009年に英語圏で最もよく使われた単語は“Twitter”だということです。

2009年のTwitterへの注目度急上昇は日本でも同じで、検索ランキングや、ヒット商品ランキングで上位入りを果たしています。

Top Word of 2009: Twitter
Followed by Obama, H1N1, Stimulus, and Vampire
“King of Pop” is Top Phrase; “Obama” is top name
http://www.languagemonitor.com/news/top-words-of-2009

2009年最も使用された英単語は「Twitter」
- INTERNET Watch 2009/12/1付けの記事
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20091201_332502.html

Google日本検索ランキング、急上昇1位は「ドラクエ」 「~とは?」1位はTwitter - ITmedia NEWS 2009/12/2付けの記事
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0912/02/news094.html

Googleが独自の日本語入力システムを開発、ベータ版をリリース

Google社の日本法人が、日本語入力システム「Google日本語入力」のベータ版をリリースしています。ウェブから機械的・自動的に辞書を生成することで、人手ではカバーしきれないような、新語・専門用語・芸能人の名前などを網羅的に収録しているとのことです。検索ボックスへ入力した単語の間違いの可能性を指摘する「「もしかして」システム」が、開発のきっかけとのことです。

思いどおりの日本語入力 - Google 日本語入力(2009/12/3付けGoogle日本blogの記事)
http://googlejapan.blogspot.com/2009/12/google_03.html

Googleが日本語入力システム参入 β版無料公開(2009/12/3付けITMediaNewsの記事)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0912/03/news024.html

全国訪問おはなし隊、巡回6周目を開始

講談社の90周年記念事業として始められた「本とあそぼう 全国訪問おはなし隊」は、多くの絵本を積んだ2台のキャラバンカーが全国を巡回する活動で、2009年は活動開始から10周年を迎えると共に、巡回が6周目に入ったとのことです。現在は2010年3月に巡回予定の東京都と三重県の訪問先を募集しているようです。

本とあそぼう全国訪問おはなし隊
http://www.kodansha.co.jp/kids/ohanashi/

本とあそぼう全国訪問おはなし隊 | 訪問スケジュール
http://www.kodansha.co.jp/kids/ohanashi/schedule/index.html

OCLCのMichalko氏による、オーストラリアと日本の図書館環境についてのブログ記事

OCLCのRLGプログラムのvice presidentであるJames Michalko氏が、2009年11月にオーストラリアと日本での会議に参加した後の、両国の図書館環境などについての感想をブログに掲載しています。オーストラリアでは、情報探索システム“Trove”に見られるように、オーストラリア国立図書館(NLA)がリーダーシップとサービスインフラの提供を行っており、それが図書館界からも概ね歓迎されているとする一方、日本では、米国と状況が似ており、国の機関が国レベルでの共通インフラを提供しておらず、また、図書館の将来ビジョンも示していないとしています。したがってイノベーションは個々の機関のアドホックな連携により生まれているが、取組みの持続性が不確定なことや、熱意を持った個人が負担を引き受けているという問題があるとしています。そうしたことを指摘したうえで、国立国会図書館(NDL)のデジタル化事業や大学間連携の取組みなどについて言及し、これらの活動により、国レベルのサービスインフラが実現されるかもしれないとしています。

ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団、米国5州の図書館のインターネット接続環境の向上に助成

ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団が、米国5州(アーカンソー、カンザス、マサチューセッツ、ニューヨーク、ヴァージニア)の公共図書館のインターネット接続環境の向上に対しておよそ340万ドルを助成すると、プレスリリースで発表しています。そのほか、14の州の図書館に対して、米国電気通信情報局(NTIA)からの助成を得るためのサポートを行うとのことです。プレスリリースでは、2009年9月に米国図書館協会(ALA)が公表した報告書“Libraries Connect Communities 3”に記されている、米国の図書館の60%ではネットワーク回線容量が利用者のニーズに応えるには不十分であるという状況も紹介されています。

Foundation Announces New Support for Public Libraries to Help Provide Broadband Access for More Americans(ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団のプレスリリース)
http://www.gatesfoundation.org/press-releases/Pages/opportunity-online-helping-libraries-get-broadband-funding-091201.aspx