アーカイブ - 2009年 12月 21日

Serials Solutions 360が日本語漢字の異体字に対応

Serials Solutionsが、電子リソースの提供管理サービス“Serials Solutions 360”について日本語漢字の異体字に対応する改良を行ったと発表しています。「國際」というキーワードで検索すると「国際」を含む「鈴鹿国際大学紀要」などもヒットするようになるとのことです。

Serials Solutions 360 E-Resource Access & Management Services Offer New Japanese-Language Enhancements(Serials Solutionsのニュースリリース)
http://www.serialssolutions.com/news-detail/serials-solutions-360-e-resource-access-management-services-offer-new-japan/

【イベント】NDL、第17回「総合目録ネットワーク参加館フォーラム」を2月に公開開催

国立国会図書館(NDL)が2010年2月16日、東京(東京本館)及び京都(関西館)で第17回「総合目録ネットワーク参加館フォーラム」を開催します(東京本館-関西館間をTV会議システムで中継)。児玉史子・NDL総務部司書監による講演「総合目録ネットワークの草創期を振りかえって」(仮題)、森山光良氏・岡山県立図書館による講演「次世代総合目録の展望と期待」(仮題)などが行われます。総合目録ネットワーク事業の参加館の職員だけでなく、参加を検討している図書館の職員や、他の図書館関係者、研究者など当事業に関心のある方の参加も可能(定員に達した場合は参加館職員が優先)となっています。

開催概要
http://somoku.ndl.go.jp/forum.html#forum

申込方法
http://current.ndl.go.jp/files/unicanet.txt

ユーザーレビューを機械的に評価するシステム(アイルランド)

アイルランドのUniversity College Dublin(UCD)のコンピュータ科学者のグループが、ユーザーレビューの有用度を、「レピュテーション」「ソーシャル」「センチメント」「コンテンツ」の4つの尺度を使って機械的に評価する技術を開発したということです。

信頼できるユーザーレビューを発見しやすく、UCDで技術開発
- INTERNET Watch 2009/12/21付けの記事
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20091221_338308.html

LIS Newsが選ぶ2009年の10大ニュース

図書館・図書館情報学に関するブログLIS Newsが、2009年の10大ニュースをまとめています。1位は2年連続で経済状況に関するものとなりました。

1位 経済状況の影響
2位 ヤングアダルト向け作品“Twilight”シリーズの人気
3位 Googleブックス和解案
4位 本をなくした学校図書館
5位 ジュディス・クラグ氏逝去
6位 図書館でのゲーム・漫画
7位 Wikipediaの今後
8位 新聞の衰退
9位 電子書籍とKindleの『1984年』削除問題
10位 検閲問題

Ten Stories That Shaped 2009(2009/12/18付けLIS Newsの記事)
http://lisnews.org/ten_stories_shaped_2009

参考:
CA1689 - 経済低迷期と向かい合う米国公共図書館 / 依田紀久
http://current.ndl.go.jp/ca1689

E991 - Googleブックス訴訟の和解案,修正により対象範囲が縮小される
http://current.ndl.go.jp/e991

書架を取り去り、すべてデジタルに移行した学校図書館が注目を集める(米国)
http://current.ndl.go.jp/node/15243

21世紀の連邦政府刊行物寄託図書館制度モデルとは?

Ithakaの戦略・研究部門であるIthaka S+Rはこのほど、連邦政府刊行物寄託図書館制度(FDLP)が印刷からデジタルへの時代の変化に対応し、これまで通り政府情報への無料アクセスを長期間に渡って保障するにはどうすればいいかを考察した報告書を発表しました。なおこれは北米研究図書館協会(ARL)と全米各州の州立図書館機構の長(Chief Officers of State Library Agencies;COSLA)の委託研究となっています。

New Report Presents Vision for Sustainable Access to Government Information for the 21st Century(ニュースリリース)
http://www.ithaka.org/about-ithaka/announcements/new-report-presents-vision-for-sustainable-access-to-government-information-for-the-21st-century

Documents for a Digital Democracy: A Model for the Federal Depository Library Program in the 21st Century

Europeanaの収録コンテンツ、500万を超える

2009年12月初旬をもって、Europeanaの収録コンテンツ数が500万を突破したということです。今回のコンテンツ数の増加に大きな貢献をしたのはポーランドで、Europeanaのコンテンツに占める、ポーランドの資料数の割合は、0.4%から5.5%に伸びました。この大幅な伸びの背景には、EuropeanaLocalプロジェクトがあり、2010年半ばにはEuropeanaLocalプロジェクトによってデジタル化された資料300万点が新たに加わる予定だということです。

Europeana Tops 5 Million Items
- eNews December 2009
http://app.e2ma.net/campaign/1403149.121807192bbd630ad92f0959beed2709

ALAほか、Googleブックス和解案に関する懸念を示す文書を司法省に提出

米国連邦司法省に対し、米国図書館協会(ALA)、北米研究図書館協会(ARL)、大学・研究図書館協会(ACRL)は合同で、Googleブックス和解案に関する懸念を示す文書を送付したということです。具体的には、和解案の展開を法律的に監視すること、Googleが機関購読料を高額に設定しないよう保証すること、等を司法省に求める内容になっています。

Library associations raise Google Book Search pricing concerns to DOJ
- District Dispatch 2009/12/17付けの記事
http://www.wo.ala.org/districtdispatch/?p=4156

千葉県袖ケ浦市など、新成人に書籍を贈る「20歳の20冊」を実施へ

出版文化産業振興財団が、成人式で新成人に書籍を贈る「20歳の20冊」事業の概要を発表したと報じられています。新成人はあらかじめ選定された20冊の中から1冊を選んで譲り受けるようです。2010年の国民読書年の一環として、千葉県袖ケ浦市、茨城県大子町などの自治体が実施する予定とのことです。

新成人に本をプレゼント 千葉県袖ケ浦市など(MSN産経ニュース 2009/12/21付けの記事)
http://sankei.jp.msn.com/culture/books/091221/bks0912210842002-n1.htm

出版文化産業振興財団
http://www.jpic.or.jp/

NARAの2010会計年度予算が前年度より増額

米国国立公文書館(NARA)は、前年度より2.31%増のおよそ4億7,000万ドルが2010会計年度の予算として認可されたと発表しています。既存事業の運営に加えて、電子記録管理システム“Electronic Records Archives(ERA)”の構築やフランクリン・ルーズベルト図書館の改修などに使われるようです。

President Approves $470 Million Budget for National Archives(NARAのプレスリリース)
http://www.archives.gov/press/press-releases/2010/nr10-36.html

参考:
NARAの電子記録管理システム、プロジェクト開始から10年で第1運用フェーズに到達
http://current.ndl.go.jp/node/8325

フランスでのGoogleの書籍電子化をめぐる訴訟で電子化差し止めの判決

Googleの書籍電子化プロジェクトに対しフランスの出版グループなどが著作権侵害を訴えていた訴訟に関し、2009年12月18日に、パリの地方裁判所は、権利者の許諾のない電子化の中止と損害賠償の支払いを命じる判決を下したとのことです。

書籍電子化の中止命令 パリの地裁、グーグル敗訴(2009/12/19付け47Newsの記事)
http://www.47news.jp/CN/200912/CN2009121801001171.html

グーグルに損害賠償命じる判決、書籍電子化で フランス(2009/12/19付けAFPBB Newsの記事)
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2676605/5061297

九州大学附属図書館、貸出履歴からのレコメンド機能などを導入

2009年12月からリニューアルされた九州大学附属図書館のOPACとMyLibrary(マイアカウント機能)についての紹介が、同図書館のサイトに掲載されています。ログインが必要な「きゅうとMyLibrary」では、貸出履歴からのリコメンド機能などが導入されているようです。OPACでは、今回追加された雑誌検索結果からCiNiiへのアクセスなどの機能に加え、2010年春には新しい情報アクセスプラットフォームが予定されているようです。

新しくなったOPAC,MyLibrary
http://www.lib.kyushu-u.ac.jp/research/20091201_opac_ml.html

山中湖情報創造館、「公共図書館における電子書籍の研究会」を開始

山中湖情報創造館とNPO法人地域資料デジタル化研究会が、「公共図書館における電子書籍の研究会」を始めると発表しています。電子書籍リーダーの寄贈を受けて始められるもので、オンライン及びオフラインでの調査研究、利活用のノウハウ共有などが目的とされています。すでにGoogleWaveを利用したオンラインディスカッションの場が設けられているとのことです。

公共図書館における電子書籍の研究会(2009/12/18付け指定管理者日誌 - 山中湖情報創造館にての記事)
http://yamanakako.exblog.jp/9455970/

山中湖情報創造館
http://www.lib-yamanakako.jp/