U.S. Embassy Donates 1000 Books to Lithuanian Libraries to Mark Lithuania’s Millennium(BNS Spaudos centras 2009/11/30付けの記事) http://sc.bns.lt/index.php?item=84235
英国の文化・メディア・スポーツ省は、2009年12月1日に、公共図書館の将来に関する諮問文書“Empower, Inform, Enrich - The modernisation review of public libraries”を公表しています。諮問文書には、Hodge文化大臣や英国図書館のBrindley館長を始めとする30名の識者の小論、「全ての図書館は共通の目標をもつべきか」などの23の質問、英国各地の図書館のケーススタディなどが掲載されています。この文書についての意見募集が2010年1月26日まで行われ、2010年春に、公共図書館に関する政府のビジョンが示されるとのことです。
スターバックスコーヒーは、2009年12月1日から25日まで、不要となった本を活用した“Book for Two”プログラムを全国の約500店舗で実施しています。不要となった本を店舗に持ち寄ってもらい、それらを売却して得られる金額の全額を日本点字図書館に寄付するもので、昨年度は1万5000冊が集まり、58万6314円を寄付したとのことです。
2009年10月19日~21日,オランダ王立図書館(KB)で,欧州の図書館における資料デジタル化について議論する“Workshop on the Digitization of Library Material in Europe”が開催された。これは,欧州の資料デジタル化に係るコミュニティや欧州委員会(EC)の活動に資することを目的に,欧州研究図書館協会 (LIBER)と欧州図書館・情報・ドキュメンテーション協会連合(EBLIDA)が協同で実施しているワークショップで,今回で2回目となる。1回目は 2007年,デンマーク王立図書館で開かれ,その成果は,欧州における資料デジタル化をどのように促進すべきかをまとめたロードマップに集約され,ECに 提言された。今回のワークショップの目標は,2007年のロードマップの内容を更新することである。筆者は欧州以外からの参加者4名のうちの1人として ワークショップに出席した。以下にワークショップの概要を報告する。...