アーカイブ - 2009年 11月 6日

研究図書館は悪化する経済状況にどう対応しているか

北米を中心とする約800の研究図書館を調査対象とした、悪化する経済状況への対応策などの調査結果が公表されています。調査はロンドン大学ユニバーシティ・カレッジの情報行動・研究評価センター(CIBER)などが実施したもので、2009年11月5日のCharleston Conferenceで発表されたものです。報告のスライドでは、予算が減少したときに人件費や資料費をどう減らすか、などのグラフが紹介されています。

Study: In Downturn, Academic Libraries To Focus on Value, ROI(2009/11/5付けLibrary Journalの記事)
http://www.libraryjournal.com/index.asp?layout=articlePrint&articleID=CA6705634

【イベント】「デジタルリポジトリ連合国際会議2009」のプログラムが公開

2009年12月3日・4日に開催される「デジタルリポジトリ連合国際会議2009」のプログラムが公開されています。

デジタルリポジトリ連合国際会議2009 プログラム
http://drfic2009.jp/program_jp.htm

参考:
「デジタルリポジトリ連合国際会議2009」が12月に東京工業大学で開催
http://current.ndl.go.jp/node/14059

Generation Yの研究行動を探る3年計画の調査“Researchers of Tomorrow”(英国)

英国図書館(BL)と英国情報システム合同委員会(JISC)の委託調査として、2009年4月、Generation Y(1982年から1994年に生まれた世代)の博士課程の学生の情報探索行動、研究行動を調査する3年計画の研究プロジェクト“Researchers of Tomorrow”が始動しました。このほど、その最初の調査(フルタイムの博士課程の学生のサンプルに対して実施した調査など)の結果が中間報告として、発表されました。それによると、下記のようなことが分かったということです。

・Generation Yの4分の3(ほかの年齢グループより多い)は探している情報を電子ジャーナルの記事中で見つける。
・Wiki、バーチャル研究環境、ソーシャルネットワーキングなどの新しいテクノロジーを自分の研究において使用している回答者の割合は、すべての年齢グループにおいて小さかった(10~30%)。
・ほかの年齢グループに比べてGeneration Yでは、図書館スタッフから研究資料を見つけるための支援を受けたり、サブジェクトライブラリアンからアドバイスを受けたりする人が少ない。彼らは他の世代に比べて、新しいテクノロジーを使って、同僚の学生や上司に支援をお願いすることが多い。

ユタ州立大学出版局、大学図書館と合併へ(米国)

米国のユタ州立大学出版局が、同大学のMerrill-Cazier図書館と合併するとのことです。合併は2010-2011年度に予定されており、合併後は、デジタル出版やオープンアクセス出版に重点を置く予定とのことです。

Utah State University Press Merges With Merrill-Cazier Library(2009/11/2付けユタ州立大学のNewsRelease)
http://www.usu.edu/ust/index.cfm?article=40291

Utah State University Press Merges Into Library(2009/11/5付けLibrary Journalの記事)
http://www.libraryjournal.com/article/CA6705413.html

Utah State University Press Merges with Library, Goes Open Access(2009/11/4付けDigitalKoansの記事)

LC、2008会計年度の年報をウェブで公開

米国議会図書館(LC)が、2008会計年度の年報をウェブサイトで公開しています。

Annual Report, FY 2008
http://www.loc.gov/about/reports/annualreports/fy2008.pdf

Annual Reports(2000会計年度~2008会計年度までの年報が公開されている)
http://www.loc.gov/about/reports/annualreports/index.html

参考:
LC、2007会計年度の年報を刊行
http://current.ndl.go.jp/node/10255

WikipediaなどのWikimedia財団のサイトへの平均アクセス時間、日本がトップ

Wikipediaを運営するWikimedia財団は、comScore社と共同で実施した、世界のインターネット利用者数などに関する調査結果を公表しています。サイト別のユニークユーザー数では、トップがGoogleのサイトの8億7900万人で、Wikimedia財団のサイトは3億2500万人で第5位となっています。また、Wikimedia財団のサイトの訪問者の一人当たりのアクセス時間も国別で公表されており、日本が17分でトップとなっています。

Wikimedia and comScore partner to improve understanding of the reach and impact of free knowledge on the Web(2009/11/3付けWikimedia財団のプレスリリース)
http://wikimediafoundation.org/wiki/Press_releases/Wikimedia_and_comScore_partnership_November_2009

Wikimedia and comScore Announce Partnership; Top 10 Countries by Engagement on Wikimedia Sites(2009/11/5付けResourceShelfの記事)