アーカイブ - 2009年 11月 4日

LC、北米におけるMARCの「市場」を調査した報告書を公表

米国議会図書館(LC)のウェブサイトに、北米におけるMARCの「市場」(marketplace)の実態を調査した報告書が掲載されています。MARCの作成と流通、需要と供給、価格などについて分析されています。

New Report & Study Available(ニュースリリース)
http://www.loc.gov/bibliographic-future/news/

Study of the North American MARC Records Marketplace(本文)
http://www.loc.gov/bibliographic-future/news/MARC_Record_Marketplace_2009-10.pdf

3Mのポスト型自動返却機、新たに3つの図書館に導入

米国の3M社は、同社が開発したポスト型の自動返却機“Intelligent Return and Sorter System”を米国の3つの図書館に導入したと発表しています。返却口のベルト上に資料を乗せると、機械が資料を内部へと運び、ICタグ(RFID)あるいはバーコードの情報を読み取って、返却処理と配架場所別の仕分けを行った後、返却口の横から受領証を出力するという仕組みのようです。同社のウェブサイト上で、処理の実演の動画を見ることができます。

3M Intelligent Return and Sorter System SL Helps Libraries Enhance Productivity(3Mのニュースリリース)
http://multimedia.3m.com/mws/mediawebserver?SSSSSu7zK1fslxtUOx_SPxtxev7qe17zHvTSevTSeSSSSSS--

Intelligent Return and Sorter System
http://solutions.3m.com/wps/portal/3M/en_US/library/home/products/automated-materials-handling/intelligent-return-sorter/

LC、書誌分野で今後4年間に取るべき行動をまとめた報告書を公表

米国議会図書館(LC)が2008年に公表した書誌コントロールに関する報告書“On the Record”を基に、LCが今後4年間に取るべき行動をまとめた文書がLCのウェブサイトに掲載されています。

New Report & Study Available(ニュースリリース)
http://www.loc.gov/bibliographic-future/news/

On the Record Report Recommendations the Library of Congress Should Pursue(本文)
Over the Next Four Years
http://www.loc.gov/bibliographic-future/news/OTR_rep_response_final_091509.pdf

『カレントアウェアネス-E』160号発行

E990 - 第6回電子情報保存に関する国際学術会議(iPRES2009)<報告>

第6回電子情報保存に関する国際学術会議(iPRES2009)が,米国サンフランシスコのミッションベイ・カンファレンスセンターを会場として,2009年10月5日から6日の2日間にわたり開催された。国立国会図書館(NDL)からは筆者が参加した。...

E989 - 「日本のMLA連携の方向性を探るラウンドテーブル」<報告>

2009年10月19日に,特定非営利活動法人「知的資源イニシアティブ(IRI)」主催による「日本のMLA連携の方向性を探るラウンドテーブルI 」が,東京都港区の鹿島建設株式会社KIビル多目的ホールで開催された。...

E988 - セマンティックウェブにおけるダブリンコアの可能性<報告>

2009年10月12日から16日までの5日間にわたり,「2009年ダブリンコアとメタデータの応用に関する国際会議(DC2009)」が韓国国立中央 図書館で開催された。この会議は,ダブリンコア等のメタデータに関する研究発表や意見交換の場として毎年開かれ,17回目となる今年度のテーマは 「LinkedDataのセマンティックな相互運用性(Semantic Interoperability of Linked Data)」であった。会議には,日本からの11名を含む97名が参加した。...

E987 - 新たに登場した書誌ユーティリティ“SkyRiver”

2009年10月8日,米国の新興企業SkyRiver社は,新たな書誌ユーティリティ“SkyRiver”の創設を発表した。同月6日には,その発表に 先立ち, LibraryJournalがこの新しい書誌ユーティリティについての記事“New  Company SkyRiver Sparks Cataloging Competition with OCLC”を掲載し,同月14日には,米国図書館協会(ALA)の出版部門の1つであるALATechSourceがブログ上に“Sky me a River”と題する記事を掲載した。...

ALA、図書館の物流管理に関する書籍を刊行

米国図書館協会(ALA)が、図書館資料の選別、梱包、配達、返却という図書館の物流管理をテーマにした書籍“Moving Materials: Physical Delivery in Libraries”を出版しました。この分野は、図書館が時間とお金をかけて実施しているサービスであるにもかかわらず、これまで十分な情報が収集されてきませんでした。この書籍により、情報不足が改善されるものとして期待されています。なお、この書籍を通じて読者は、

・配達サービスの価格設定の効果
・組織内の配達システムの管理
・物理的な配達サービスの外注の価値
・ルーティングと資料管理システムの詳細
・新しい技術とLibrary2.0の物理的な配達サービスへのインパクト
・自宅への配達のハウツー

といったことが学べるということです。

Moving Materials: Physical Delivery in Libraries
http://www.alastore.ala.org/detail.aspx?ID=2642

Library materials from here to there and back again(ALAのニュースリリース)

E986 - インディアナ大学の音声・映像資料の保存についての調査報告書

米国のインディアナ大学ブルーミントン校は,全米有数の映画フィルムのコレクションを含む約56万点の音声・映像資料を所蔵している。その多くが劣化の危 機にさらされており,同時にフォーマットの旧式化も進んでいることから,保存のための対策を実施する必要があるが,これまでにデジタル化されたものは8% にとどまっている。今後15年から20年の間に対策を実施しないと,保存作業が不可能になるか,非常に高コストのものとなってしまうとされている。この問 題に対する全学的な取組みを検討するため,現在の保存状況等の調査が実施され,報告書がまとめられた。以下にその概要を紹介する。...

E985 - 経済不況のあおりを受ける図書館情報学卒業生の就職状況(米国)

2009年10月,米国の図書館関連情報誌Library Journalは,図書館情報学を学び2008年に卒業した学生たちの就職状況の調査結果“Placements & Salaries Survey 2009”を公表した。調査はLibrary Journalが毎年行っているもので,卒業生らの就職先や給与,職位などに関する項目について,該当機関あるいは個人からの回答を集計している。今回の 調査では,推定で約6,500人いるとされる卒業生のうち約2,000人分の回答がまとめられている。...

ブックトラック変身コンテスト、2009年のエントリー作品

本や図書館をテーマにしたマンガを配信しているサイト“Unshelved”が主催するブックトラック変身コンテスト“Pimp My Bookcart”の、2009年のエントリー作品がウェブサイトで発表されています。

Pimp My Bookcart 2009
http://www.unshelved.com/PimpMyBookcart/carts.aspx?year=2009

参考:
今年もやります!ブックトラック変身コンテスト
http://current.ndl.go.jp/node/13464

オープンアクセスの精神を表現する俳句コンテスト

オープンアクセス週間に合わせたイベントの1つとして、英国の機関リポジトリ推進プログラムSHERPAが、「オープンアクセスの精神を表現する俳句コンテスト」を開催しました。英国だけでなく、世界中からエントリーが受け付けられ、審査の結果、ノーザンプトン大学のピックトン氏の俳句が最優秀賞を受賞しました。ピックトン氏の俳句は、

Set your research free
As flowers offer nectar
To the passing bee

というものです。

Haiku for "The Spirit of Open Access"
http://www.sherpa.ac.uk/guidance/Haiku.html

参考:
オープンアクセス週間(2009年10月19日~23日)のイベント
http://current.ndl.go.jp/node/14717

PEERプロジェクト、リポジトリへの原稿デポジットの手続きと利用ログのハーべスティングに関する報告書最終版を刊行

出版社、図書館、研究コミュニティの協同による、欧州における研究成果の出版・生態系を評価するPEERプロジェクトは2009年4月、リポジトリへの原稿デポジットの手続きと利用ログのハーべスティングに関する報告書のドラフト版を刊行していましたが、このほど最終版が発表されました。

Final report on the provision of usage data and manuscript deposit procedures available(PEERのプレスリリース)
http://www.peerproject.eu/system/latest/singleview/?tx_ttnews%5Btt_news%5D=36&tx_ttnews%5BbackPid%5D=11&cHash=e84961fd27

川崎市、プロサッカーチームと共同で読書推奨事業を実施

川崎市教育委員会が、地元のプロサッカーチーム「川崎フロンターレ」と共同で読書推奨キャンペーン事業「川崎フロンターレと本を読もう!」を実施しています。市内市立図書館に選手らの推薦図書コーナーを設置したり、選手による絵本読み聞かせ会を実施するなどして、読書に対する興味を高めていくとのことです。

「川崎フロンターレと本を読もう!」事業実施のお知らせ(川崎市報道発表資料)
http://www.city.kawasaki.jp/press/info20091022_8/index.html

「川崎フロンターレと本を読もう!」事業実施のお知らせ(川崎フロンターレのニュースリリース)
http://www.frontale.co.jp/info/2009/1019_8.html

文科省、平成20年度学術情報基盤実態調査の結果を発表

文部科学省が、「平成20年度学術情報基盤実態調査」の結果を発表しています。

平成20年度「学術情報基盤実態調査」の結果報告について
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/21/10/1286258.htm

参考:
文部科学省、平成19年度学術情報基盤実態調査の結果を発表
http://current.ndl.go.jp/node/12580

LC、2つ目の公式ブログ“Inside Adams”をスタート

米国議会図書館(LC)はこのほど、2007年から開始した“Library of Congress Blog”に続いて2つ目となる新しいブログ“Inside Adams”をスタートさせました。このブログは、LCの科学・技術・ビジネス部門(Science, Technology & Business Division)によるもので、同部門が管理しているコレクションや、同部門の活動を広く紹介することを目的にしています。ブログ名にある“Adams”は、同部門が入っている建物の名“John Adams Building”(John Adamsは米国の第2代大統領)に由来しています。

Inside Adams
http://blogs.loc.gov/inside_adams/