アーカイブ - 2009年 11月 12日

図書館界のGoogle観は、なぜ、どのように変化してきたのか?(米国)

主に米国の図書館界が、Googleに対し、当初は同じ目標を共有するものと見なしていたが、次第に微妙な亀裂を感じ始め、ついには「同床異夢」であったと認識するようになっていく変化を、「情報」(information)観の相違に着目して分析した論稿が、First Monday誌14巻9号に掲載されています。

Vivienne Waller. The relationship between public libraries and Google: Too much information. First Monday. 2009, 14(9).
http://firstmonday.org/htbin/cgiwrap/bin/ojs/index.php/fm/article/view/2477

文部科学省、平成20年度社会教育調査中間報告を公表

文部科学省が、平成20年度社会教育調査中間報告を公表しています。全国の公共図書館の数は2008年10月時点で3,165館と過去最高となっているほか、2007年度1年間に貸出された資料の総数も過去最高の6億3,187万冊、利用登録者1人あたりの平均貸出冊数は18.6冊で前回2004年度の調査よりも増加しています。

社会教育調査-平成20年度(中間報告)結果の概要
http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa02/shakai/kekka/k_detail/1286560.htm

社会教育調査 > 平成20年度(中間報告) > 統計表 > 図書館調査(政府統計の総合窓口)
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?bid=000001023732

OLEプロジェクトの最終報告書が公開

OLE Projectのウェブサイト上に、米国の大学図書館やカナダ国立図書館・文書館(NLA)、オーストラリア国立図書館(LAC)等が参加した、将来の図書館システムについて検討するプロジェクト“Open Library Environment(OLE)”の最終報告書が公表されています。また、インディアナ大学やフロリダコンソーシアムといった米国の大学図書館が、次世代の技術環境を明示する新たなプロジェクト“Kuali-OLE Project”への参加を表明しています。

Final Report on OLE Project
http://oleproject.org/final-report-on-ole-project/

Library of the Year 2009が発表される(日本)

第11回図書館総合展において、NPO法人知的資源イニシアティブが先進的な活動を行っている機関に授与しているLibrary of the Yearの2009年の受賞館が発表されました。審査の結果、最優秀賞は大阪市立中央図書館に贈られました。知識創造型図書館としての活動が評価を受けての受賞となりました。
(選考会場からの速報です。)

Library of the Year 良い図書館を良いと言う
http://www.iri-net.org/loy/

大阪市立中央図書館
http://www.oml.city.osaka.jp/info/10chuo/index.html

参考:
「Library of the year 2009」大賞候補の3機関が発表される
http://current.ndl.go.jp/node/14897

NASA、博物館・図書館の展示用にスペースシャトル関連品を無料提供

米国国立航空宇宙局(NASA)は2010年、長年に渡って実施してきたスペースシャトル事業を終了しますが、人々に宇宙探索の神秘について知ってもらうべく、不要になるスペースシャトルの関連部品や、ヘルメット、グローブ、ブーツといった宇宙飛行士用の装備などを、希望する博物館・図書館に無料(ただし送料・梱包料等は発生)で提供するということになりました。米国博物館・図書館サービス機構(IMLS)が、博物館・図書館向けに応募方法等を説明しています。

NASA Invites Museums and Libraries to Apply for Free Space Shuttle Artifacts
http://www.imls.gov/news/2009/110609b.shtm

Welcome to NASA Space Shuttle Program - Historic Artifacts Prescreening
http://gsaxcess.gov/NASAWel.htm

雑誌のデジタル配信実証実験、参加雑誌100誌が決定

2009年11月11日に行われた「雑誌コンテンツデジタル推進コンソーシアム」の総会で、2010年1月に開始予定の雑誌のデジタル配信実証実験に参加する雑誌が決定したと発表されています。想定されていた30誌の3倍以上となる100誌が参加するとのことで、モニターの募集に対しても定員1,500人のところに3,600人以上からの応募があるようです。

電子雑誌実証実験に定員の倍を超す応募,参加雑誌も100誌に拡大(ITpro 2009/11/11付けの記事)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20091111/340407/

雑誌デジタル配信 モニター大募集(日本雑誌協会)
https://jmpa.modd.com/

文部科学省「子どもの読書応援プロジェクト」等も「事業仕分け」の対象に

各省庁が平成22年度予算の概算要求に挙げた事業について、その必要性を洗い出す「事業仕分け」を、内閣府に設置された行政刷新会議ワーキンググループが行っているところですが、図書館・情報に関係する事業として、文部科学省の「子どもの読書応援プロジェクト」「子どもゆめ基金」「学校ICT活用推進事業」などが、その対象に含まれています。行政刷新会議ワーキンググループのウェブサイトで、これらの事業概要とその必要性に係る論点を説明した資料が公開されています。

「子どもの読書応援プロジェクト」「子どもゆめ基金」の施策・事業シート(概要説明書)を含む「午前の部(8)」
http://www.cao.go.jp/sasshin/oshirase/pdf/nov11-am-shiryo/08.pdf
同、論点等説明シート(予算担当部局用)を含む「午前の部(9)」
http://www.cao.go.jp/sasshin/oshirase/pdf/nov11-am-shiryo/09.pdf

「学校ICT活用推進事業」の施策・事業シート(概要説明書)を含む「午後の部(13)」
http://www.cao.go.jp/sasshin/oshirase/pdf/nov11-pm-shiryo/13.pdf
同、上記の続きと、論点等説明シート(予算担当部局用)を含む「午後の部(14)」