アーカイブ - 2009年 10月 2日

ケンブリッジ大学、著者による機関リポジトリへの論文登録を可能に

ケンブリッジ大学は、著者による機関リポジトリ“DSpace@Cambridge”への学位論文の登録が可能になったと発表しています。学位論文を提出した大学院生に、リポジトリ担当からリポジトリへの電子媒体の論文の登録を促すメールを届けるとのことです。また教員、卒業生らも、既に提出済みの学位論文を登録することができるようです。

DSpace@Cambridge unveils e-thesis depositing
http://www.lib.cam.ac.uk/newspublishing/index.php?c=#news137

Deposit of electronic theses
http://www.lib.cam.ac.uk/repository/theses/

JISC、SWORDフェーズ2の最終報告書を公開

英国情報システム合同委員会(JISC)が、リポジトリへの容易なデータ登録のためのプロトコル“SWORD”のフェーズ2の最終報告書を公開しています。2007年3月から8月に行われていたフェーズ1に引き続く形で、ツールやサービスをさらに発展させることを目的にしたフェーズ2が2008年6月から同年11月まで行われたとのことです。

Simple web-service offering repository deposit phase 2
http://www.jisc.ac.uk/Home/publications/documents/sword2finalreport.aspx

日本の学生グループ、フィリピンに図書館を開設

京都に本部を置く学生グループ「日本とフィリピンを結ぶ持続可能な社会活動団体(JAPSAM)」の学生らが、フィリピン・サマール島の村でのボランティア活動で図書館を完成させたと報じられています。

京の学生らフィリピンに図書館開設 書籍購入費など支援(京都新聞 2009/10/1付けの記事)
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009100100066

JAPSAM
http://www.japsam.org/

インディアナ大学の音楽・映像資料の保存に関する報告書

米国インディアナ大学ブルーミントン校が所蔵する約56万の音楽・映像資料の資料について、その保存状況や、メディア変換等の今後の課題等を調査したレポートが公開されています。

Media Preservation Survey
http://research.iu.edu/resources/media_preservation/index.html

Media Preservation Survey A Report(本文)
http://research.iu.edu/resources/media_preservation/iub_media_preservation_survey_FINALwww.pdf

紀伊國屋書店、図書館向け電子書籍配信サービス“NetLibrary”で凸版印刷と協業へ

紀伊國屋書店は、米国OCLCの図書館向け電子書籍配信サービス“NetLibrary”の日本における代理店となっていますが、このほど、この事業において凸版印刷株式会社と協業することが発表されました。協業は、凸版印刷が電子データ制作、紀伊國屋書店が電子書籍販売を担当という役割分担で実施されます。

紀伊國屋書店のプレスリリース
http://prw.kyodonews.jp/open/release.do?r=200910015223

参考:
凸版印刷、出版社向けの雑誌の無償デジタル化サービス“MAGABANK”を開始
http://current.ndl.go.jp/node/14746
11月からNetLibraryで和書eBook提供開始予定
http://current.ndl.go.jp/node/6731

IPA、互換性の高いWebコンテンツ作成を支援するツールを公開

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が、「互換性の高いWebコンテンツ作成を支援するツール」を開発し、委託先会社からオープンソースソフトウェア(OSS)として公開したと発表しています。このツールを利用することにより、互換性に問題のある箇所の確認が容易になり、より互換性の高いWebコンテンツの作成が可能になるとのことです。

互換性の高いWebコンテンツ作成を支援するツールを公開(2009/9/30付けプレス発表)
http://www.ipa.go.jp/about/press/20090930.html

NY公共図書館のパブリックドメインの50万冊が、オンデマンドのデジタル化可能に

書籍スキャナーを販売するKirtas社は、同社の“Digitize on Demand program”として、ニューヨーク公共図書館(NYPL)の蔵書のうちパブリックドメインとなっている50万冊をオンデマンドでデジタル化する事業を開始すると発表しています。利用者がKirtas社のサイトでNYPLの対象資料を検索し、そこで申込みを行うと、NYPLの書架から資料が取り出されてデジタル化され、申込者に販売されるという流れになっているとのことです。

New York Public Library and Kirtas Technologies Partner to Make 500,000 Public-Domain Books Available to the World (Kitras社プレスリリース)
http://www.kirtas.com/index.php?option=com_content&view=article&id=79:new-york-public-library-and-kirtas-technologies-partner-to-make-500000-public-domain-books-available-to-the-world&catid=6:news&Itemid=70

デジタル化した後の紙資料をいつまで保存するべきか

電子ジャーナルのアーカイブ事業等を行っている非営利団体Ithakaが、デジタル化した後の紙媒体の雑誌をいつまで保存するかについてのレポートを公表しています。スキャンミスの修正、デジタル資料の保存問題等に対応するために、紙媒体資料も一定期間の保存が必要としており、例えば、上質のデジタル化がなされた文字のみの資料の場合には、最低一部を20年は保存する必要がある、としています。

What to Withdraw: Print Collections Management in the Wake of Digitization
http://www.ithaka.org/ithaka-s-r/research/what-to-withdraw