アーカイブ - 2008年 9月 9日

米共和党のペイリン副大統領候補、市長時代に図書館に禁書を要求、と報じられる

米国共和党の副大統領候補となったペイリン(Sarah Palin)氏が、1996年のアラスカ州ワシラ市長時代に、支持者の求めに応じて、図書館に禁書を要求したとされる報道が、New York Times紙をはじめとする多くの新聞・雑誌に掲載され、米国の図書館界に大きな議論を巻き起こしています。当時の図書館長はそれに従わなかったとのことですが、それも一因となって、「市長を支えない」ことを理由に辞任するよう迫られ、辞任に追い込まれたとも報じられています。アラスカ州図書館協会の知的自由委員会委員長は、ワシラ市図書館の禁書の記録はなく、館長(当時、アラスカ州図書館協会長でもあった)に関する議論の記録も残っていないとしながらも、「ペイリン氏は館長を辞めさせたがっており、解雇したも同然」と当時のことを語っています。

ソフトバンクモバイルが携帯電話向け電子書籍サービスを開始

ソフトバンクモバイル株式会社が、携帯電話向け電子書籍サービス「タダ本」を提供開始したと発表しています。

「タダ本」では、電子書籍販売サイトを運営する株式会社パピレスとの業務提携により、青空文庫提供の2000タイトル以上の電子書籍、有料電子書籍のサンプル版などを提供する、とのことです。

新コンテンツサービス「タダ本」開始
~2,000作品以上の名作電子書籍などを情報料無料で読める!~
http://www.softbankmobile.co.jp/ja/news/press/2008/20080829_01/index.html

ソフトバンクモバイル、電子書籍を情報料無料で楽しめる「タダ本」を提供開始 - 日経プレスリリース
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=198383&lindID=1

電子的な図書館サービスをテーマにしたJISC/CNI会議の講演資料

英国情報システム合同委員会(JISC)とネットワーク情報連合(Coalition for Networked Information:CNI)が共催して7月に開かれた会議"The JISC/CNI Meeting: Transforming the User Experience"の講演資料が公開されています。

学生への図書館サービス、デジタル化、電子ブック、Eラーニングといったことがテーマとなっています。

The JISC/CNI Meeting: Transforming the User Experience
http://www.ukoln.ac.uk/events/jisc-cni-2008/programme/

紀要の電子化と周辺の話題(SPARC Japan セミナー2008)の資料公開

9月2~3日に京都大学数理解析研究所で開催された「紀要の電子化と周辺の話題」(RIMS 研究集会(第4回 SPARC Japan セミナー2008))の資料が公開されています。

RIMS 研究集会 (第4回 SPARC Japan セミナー2008) 「紀要の電子化と周辺の話題」
http://www.nii.ac.jp/sparc/event/2008/20080902.html

参考:SPARC Japan セミナー「紀要の電子化と周辺の話題」
http://current.ndl.go.jp/node/8359

過去30年で最も珍妙なタイトルの書籍(英国)

英国の雑誌“The Bookseller”は1978年、フランクフルト国際ブックフェアでの退屈しのぎを目的として、最も珍妙なタイトルの書籍を表彰する“Diagram Prize for Oddest Title of the Year”を創設しました。この賞の選考・授賞は(受賞作なしの年も含め)毎年、行われてきましたが、2008年に30周年を迎えたことを機に、一般読者からのオンライン投票で、過去30年の受賞作品の中から最も珍妙なタイトルの書籍を選ぶ“Diagram of Diagrams”を実施しました。その結果、1996年の受賞作品である、『ギリシャの田舎の郵便配達員とその消印数(Greek Rural Postmen and Their Cancellation Numbers)』が選定されたとのことです。

著作権に対する「挑戦」!?:米連邦議会下院、NIHパブリックアクセス方針に対する公聴会を開催

来る2008年9月11日、NIHパブリックアクセス方針に対する公聴会を、米国連邦議会下院法務委員会の「裁判所・インターネット・知的財産小委員会(Subcommittee on Courts, the Internet, and Intellectual Property)」が開催する予定であると、Library Journal誌(ウェブ版)が9月5日に速報しています。この公聴会は、NIHパブリックアクセス方針と知的財産権との干渉という、出版者の懸念事項を是正する新たな立法活動であると、同記事は報じています。

ビジネスユースに特化した電子書籍リーダーが登場

新聞やビジネス誌を読むのに適した大きな画面、Microsoft社のワード、エクセル、パワーポイント、Adobe社のPDFなどビジネスシーンでよく使われるデータフォーマットも利用可能という、娯楽よりもビジネスでの利用に焦点を当てた新しい電子書籍リーダーが、2009年前半に登場予定だということです。この製品を手がけるのは、英国、米国、ドイツで事業を展開しているPlastic Logic社で、米国サンディエゴで現在開催されているトレードショー“DEMOfall 08”で製品の概要が紹介される予定です。

Plastic Logic社のプレスリリース
http://www.plasticlogic.com/PRPlasticLogicPreviewsElectronicReadingDevice.html

Plastic Logic社が同社製品に関するニュース資料を集めているページ

SNSに関する利用動向調査

モバイルを中心に広告代理事業などを手がけるアップデイト社のMMD研究所は、ソーシャルネットワーキングサイト(SNS)の利用に関する調査を実施し(有効回答数6,898)、その結果を公表しました。SNSの利用者率が10代から20代前半では6割以上であること、利用者のうち、SNSに毎日ログインする人が約7割であること、SNSを携帯電話で利用する人が7割であること、など、調査結果サマリーがまとめられています。

SNSに関する利用動向調査(MMD研究所)
http://mmd.up-date.ne.jp/news/detail.php?news_id=158

Google、新聞アーカイブをオンライン提供へ

Googleは9月8日、さまざまな新聞社と提携して、過去の紙面のデジタル化をおこない、“Google News”や“Google News archive search”からオンラインで検索・表示ができるようになったと発表しています。
規模や年代などは明らかにされていませんが、Official Google Blogによると、ProQuest社とHeritage Microfilm社、Quebec Chronicle-Telegraph社(1764年に創刊した、実質的に北米最古の新聞社)の3社とパートナーシップを形成していることを明らかにしています。なおサンプルとしてプレス・リリースから、Evening Independent紙、St. Petersburg Times紙、The Polk County News紙の3紙の過去の新聞記事にリンクしています。