アーカイブ - 2008年 9月 24日

「情報過多」に対応する10の方法

米国サンノゼ公共図書館のマネージャー、ジャンホートン(Sarah Houghton-Jan)氏が、情報過多(情報の過負荷)とうまくやっていくための10の方法を、Ariadne誌で紹介しています。この記事は英国情報システム合同委員会(JISC)のウェブサイトでも紹介されるなど、注目されているようです。

1. 一般的な情報整理テクニック
2. 受け取った情報のフィルタリング
3. RSS過多に対応するテクニック
4. 割り込み型技術(インスタント・メッセンジャー(IM)、Twitter等)の過多に対応するテクニック
5. 電話の過多に対応するテクニック
6. 電子メールの過多に対応するテクニック
7. 印刷媒体の過多に対応するテクニック
8. マルチメディア(テレビ、ラジオ、CD/DVD等)の過多に対応するテクニック

オープンソースを活用したバーチャルレファレンス用ツール“libraryh3lp”

米国では、2003年から夜間の協同バーチャルレファレンス(異なる図書館のスタッフが連携を取り合ってオンラインでレファレンスを行う)“Night Owl(夜のフクロウ)”を行っていたデューク大学、ノースカロライナ州立大学、ノースカロライナ大学チャペル・ヒル校の各図書館が中心となって開発された、オープンソースソフトウェアを活用し、インスタント・メッセンジャー(IM)対応機能と、ウェブでのチャット機能の両方を備えたバーチャルレファレンス用システム“LibraryH3lp”を導入する大学図書館が増えているそうです。このLibraryH3lpについて紹介する記事が、Code4lib Journal誌に掲載されています。

ALA、禁書週間広報ビデオをオンライン公開

米国図書館協会(ALA)が、2008年は9月27日から10月4日まで開催する禁書週間(Banned Book Week)の広報ビデオをオンラインで公開しています。

Banned Books Week: I'd Like To Find *BLEEP* | AL Focus
http://alfocus.ala.org/videos/banned-books-week-id-find-bleep

中国国家図書館、第2期「中華善本再生プロジェクト」の開始を発表

中国国家図書館が2008年9月9日、新館・国家デジタル図書館の開館と同日に、「第2期中華善本再生プロジェクト」シンポジウムを開催し、第1期プロジェクト(2002~2007年)の成果の報告と、第2期プロジェクトの開始を発表しました。

第1期プロジェクトでは、唐・宋~金・元代の「中華善本」、758点(1,394箱、8,990冊)を複製・出版し、国家図書館、31の省・直轄市・自治区立公共図書館、全国100の重点大学図書館に寄贈したとのことです。第2期プロジェクトでは明・清代を主な対象とし、現在明代の323点、清代の243点を複製・出版予定とされています。

中华再造善本工程二期启动-国图博客-中国国家图书馆·中国国家数字图书馆
http://www.nlc.gov.cn/syzt/2008/0911/article_143.htm

ALA、利用者指向型ウェブサイトにリニューアル

米国図書館協会(ALA)が2008年9月23日、ウェブサイトを利用者指向型にリニューアルしたと発表しています。この新しいウェブサイトは会員が2年間に渡って、デザインのリニューアル等について進めてきた成果とされており、Google Custom Search Engine等、Googleの検索機能を取り込んだり、RSSでの情報発信を強化したりしています。

ALA
http://www.ala.org/

ALA launches Web site upgrade
http://www.pio.ala.org/visibility/?p=159

「公民権運動」に関する電子図書館

ジョージア大学などを中心に、多数の機関との連携の下、米国の公民権運動に関する電子図書館“Civil Rights Digital Library”が構築されています。この電子図書館は、公民権運動に対する理解を深めるため、公民権運動に関連する動画、写真などの一次情報、その他の二次情報、教育資源を提供しており、米国全体のさまざまな機関の資料を一括して検索・アクセスすることのできるポータルサイトとしての役割を果たしています。なお資金源として、ジョージア大学に対し、博物館・図書館サービス機構(IMLS)から授与された助成金を活用しているとのことです。

Civil Rights Digital Library
http://crdl.usg.edu/voci/go/crdl/home/

市民権デジタル図書館誕生!
- 事典ドットコム 2008/9/21付けの記事

World Scientific社出版の学術雑誌の2009年価格一覧

アジア太平洋地域では最大規模の学術出版社World Scientific社が、同社が発行する学術雑誌の、2009年の販売価格を発表しています。

2009 Physics Journals Price Information - WorldSciNet
http://www.worldscinet.com/jprice_update/journal_prices_physics2009.shtml

World Scientific journal pricing for 2009
- Peter Scott’s Library Blog 2008/9/21付けの記事
http://xrefer.blogspot.com/2008/09/world-scientific-journal-pricing-for.html

日本の「幻灯」コレクションをデジタル化・ウェブ公開(ハワイ大学)

ハワイ大学マノア校はこのほど、海外に向けて日本のことを紹介する目的等で作成された「幻灯」約1,500点をデジタル化し、ウェブサイトでの公開を開始しました。デジタル化された幻灯は、国際交流基金の母体である国際文化振興会(KBS)と、個人で所蔵していた奥村多喜衛氏の家族から寄付されたものだということです。

Magic Lantern Slides Collection from Japan
http://digicoll.manoa.hawaii.edu/lanternslides/index.php?c=1

日本の幻灯画像コレクション
- 事典ドットコム 2008/9/21付けの記事

ミシガン大学図書館、デジタル化した蔵書のオンデマンド印刷・製本サービスを開始

ミシガン大学図書館(University of Michigan)は、デジタル化した蔵書をオンデマンドで印刷・製本するサービスを開始すると発表しています。

これは、On Demand Books社の自動印刷機器“Espresso Book Machine(EBM)”を使って、デジタル化された本のデータから印刷体の本を作成するもので、1冊あたり5-7分で出来上がるとのことです。Google社との連携でミシガン大学がデジタル化した蔵書"MBooks"200万冊近くや、その他Open Content Alliacnce (OCA)でデジタル化されたパブリック・ドメインの本なども対象となります。1冊10ドル(約1,000円)で学生や一般の人に提供するとのことです。

U-M at forefront of new era of publishing

検索エンジンを提供するhakia社、信頼できる無料ウェブリソースの推薦を図書館情報専門家に呼びかけ

米国で「セマンティックな」検索エンジンを提供しているhakia社が、信頼できる検索結果を利用者に提供すべく、信頼できる無料ウェブリソースの推薦を図書館情報専門家に呼びかけるキャンペーンを開始しています。推薦を受けたリソースについてはピアレビューを行い、その結果「信頼できる」となったものについては、検索結果表示においてその旨が表示されるようになります。まずは医療・健康情報についての推薦を呼びかけたということで、すでに米国医学図書館協会(MLA)の推薦したサイトが列挙されています。ちなみに推薦者に対しては、毎月、本の寄贈や会議への招待などの「感謝賞」を授与する予定とのことです。

Google社のOSを搭載した携帯電話が発表に

Google社の携帯電話向けOS“Android”を搭載した初の携帯電話“G1”が、T-Mobile社から発表されています。

The new T-Mobile G1 with Google cell phone – Official Site
http://www.t-mobileg1.com/

Official Google Mobile Blog: Google on Android
http://googlemobile.blogspot.com/2008/09/google-on-android.html

Google Book Searchに新API-ウェブサイト内での表示や全文検索、データ収集・更新も可能に

Google社が2008年9月22日、Google Book Search用の新しいAPIの提供を開始したと発表しています。これは、

・ISBN、OCLC番号、LC番号等で特定した書籍のGoogle Book Search内データを、自分のウェブサイトに取り込んで(embed)表示できる“Embedded Viewer API”

・Google Book Search内のデータの全文検索、書誌データやユーザが付与したレビュー・レイティング・タグ等のデータの収集、自分が付与したデータの編集ができる“Data API”