アーカイブ - 2008年 5月 7日

日本のQ&Aサイト急成長をとげる

ネットレイティングス株式会社が、日本のQ&Aサイトの利用動向調査を行い、結果を発表しています。それによると、この1年で利用者が大幅に増え、特にYahoo!知恵袋は約2.7倍にのぼったと指摘しています。また、利用率も米国に比べて格段に高く、こうしたQ&AサービスやWikipediaなどユーザー同士による知識・情報共有サービスは日本人好みではないかと分析しています。

成長著しい知識・情報共有サービス、「Yahoo!知恵袋」の利用者数は1年で2.7倍に。日本の「Wikipedia」利用率、利用頻度も米国を大きく上回る
~ニールセン・オンライン、2008年3月の月間インターネット利用動向調査結果を発表~
http://www.netratings.co.jp/New_news/News04222008.htm

米国の公共図書館のインターネットサービスの実態は?

米国図書館協会(ALA)が、米国の公共図書館がインターネット上で提供しているサービスと、公共図書館の施設内におけるインターネットアクセスサービスに関して、その実態と課題を紹介するブリーフィング・ペーパーを作成しています。

公共図書館がインターネットを通じて提供しているサービスについての調査結果では、有料データベースが85.6%、宿題に役立つリソースが68.1%と高く、以下、デジタルレファレンス57.7%、電子書籍38.3%、オーディオブック38.0%と続いていますが、いずれも都市部に比べ地方の図書館での提供率が低くなっているなど、地域格差が発生していることが課題として提起されています。

Internet Connectivity in U.S. Public Libraries

College & Research Libraries誌のプレプリントがOA化

米国図書館協会(ALA)内の大学・研究図書館協会(ACRL)の隔月刊誌“College & Research Libraries”(C&RL)が、プレプリントをオープンアクセス化したと発表されています。

College and Research Libraries
http://www.ala.org/ala/acrl/acrlpubs/crljournal/collegeresearch.cfm

C&RL preprints go open access - ALA
http://www.ala.org/ala/pressreleases2008/may2008/CRLpreprints.cfm

オーストラリア国立図書館、VuFindを使った新OPACを開発中

オーストラリア国立図書館(NLA)が、開発中の新OPACプロトタイプを公開しています。次世代OPACとして注目を集める"VuFind"を基盤に使用しています。

Try our Catalogue Prototype
http://www.nla.gov.au/news/story.php?id=109

Catalogue Prototype
http://protocat.nla.gov.au/

Catalogue beta Development - National Library of Australia
http://protocat.nla.gov.au/Help/Work

オーストラリア国立図書館の次世代目録試行版 - NDL書誌情報ニュースレター2008年1号(通号4号)

LCのWorld Digital Library構想にサウジアラビアの大学図書館も協力

米国議会図書館(LC)を中心に進められているWorld Digital Library構想に、サウジアラビアのKing Abdullah University of Science and Technology (KAUST)が加わると発表されています。

LCのWorld Digital Libraryは貴重書や手稿などひとつしかない歴史的文化遺産を世界各地の図書館等と協同でデジタル化し無料公開しようとするプロジェクトですが、KAUSTが加わることでアラブ・イスラム圏の科学史資料が豊富になるとしています。

Library of Congress and Saudi University Form World Digital Library Partnership
http://www.loc.gov/today/pr/2008/08-067.html

参考:

LC-Flickrプロジェクトが始まって3ヶ月

米国議会図書館(LC)がFlickrに写真を公開するプロジェクトを開始して3ヶ月が経ちました。LCでこのプロジェクトに携わるチームにインタビューした記事が公開されています。また、このプロジェクト・チームとFlickr社の対談「写真の宝庫を開く」がWebcastや、Web 2.0 Expoで報告された記事なども公開されています。

それらによると、写真がFlickrに掲載された後24時間の間に約11000件ものタグがユーザから付与され、コメントも多数付与されました。LCも、これらのユーザのタグやコメントから目録記述を100件以上変更し、また、Flickr APIを利用したデータベースを構築中だとしています。

LC and Flickr - 3 months later
http://hangingtogether.org/?p=401