アーカイブ - 2008年 5月 20日

「文化発信戦略に関する懇談会」中間まとめ骨子(案)

海外への日本文化の効果的な発信と、そのための国内基盤の整備について検討している、文化庁が設置している「文化発信戦略に関する懇談会」が、懇談会資料の一部として、中間まとめ骨子(案)を公開しています。

「文化発信戦略に関する懇談会」中間まとめ骨子(案) - 文化庁
http://www.bunka.go.jp/bunkashingikai/kondankaitou/bunkahasshin/05/siryou_3.html

文化発信戦略に関する懇談会 - 文化庁
http://www.bunka.go.jp/bunkashingikai/kondankaitou/bunkahasshin/index.html

四川大地震で甘粛省の図書館も被災

2008年5月12日の四川大地震で、四川省の北側に隣接する甘粛省でも、いくつかの公共図書館で被害が出ているようです。

中国図書館学会のウェブサイトに、名前・被害状況が記されている甘粛省の図書館の一覧
(2008年5月20日17時)
※被災状況の説明は簡略化しています。

●陇南市
武都区図書館:1階のホールに亀裂が入ったがそれほど重大ではない。PC2台が落下して破損。書架のいくつかが倒れた。
康県図書館:4階に深刻な亀裂が発生。壁がずれたことによりPCが移動してしまった。
徽県図書館:基礎が沈下するとともに深刻な亀裂が発生して危険建物に。
文県図書館:深刻な亀裂が発生。書架はすべて倒れた。現在、専門家の(安全性)鑑定待ち。
礼県図書館:深刻な亀裂が発生。書架はすべて倒れた。危険建物に。

OCLCとGoogleがデータ交換に合意

OCLCとGoogleは2008年5月19日、Googleの検索サービスでの、図書館コレクションの可視性を高めるため、データ交換を行うことで合意したと発表しました。

OCLCのニュースリリース
http://www.oclc.org/news/releases/200811.htm

Orphan Worksの利用に関する法律案、議会で検討中(米)

米国連邦議会の上・下院でそれぞれ、著作権者が不明の作品(Orphan Works)の利用に関する法律案が検討されています。上院では、著作権の所有者を特定するために相応の努力をした場合には、著作権保護期間中の作品であってもその利用を認めるという、“Shawn Bentley Orphan Works Act of 2008(S.2913)”が、上院司法委員会において全会一致で承認されました。一方、下院では、Orphan Worksを利用する前に、米国著作権局による通知書を必要とする規定を盛り込んだ“Orphan Works Act of 2008”が、下院司法院会小委員会で全会一致で承認されました。米国図書館協会(ALA)は今のところ、利用者の負担の少ない、上院案を支持しています。

文教・科学技術分野に係る財政審財政構造改革部会の検討資料(日本)

財務省が設置している財政制度等審議会(財政審) 財政制度分科会 財政構造改革部会において、ODA、中小企業対策、地球環境、公共事業、農林水産などの分野とともに、文教科学技術分野(初等教育、高等教育、科学技術)の財政構造改革の議論が行われています。この財政構造改革部会の2008年5月19日の会合の提出資料から、文教科学技術分野の予算の見直しに係る検討の方向性を知ることができます。

財政制度等審議会 財政制度分科会 財政構造改革部会(平成20年5月19日開催)資料一覧:財務省
http://www.mof.go.jp/singikai/zaiseseido/siryou/zaiseib200519.htm

なお、これまでの財政構造改革部会における文教科学技術分野の議論は、2007(平成19)年5月21日、10月12日に行われています。

arXivとOJSを活用したオーバーレイジャーナルの構想(英国)

University College Londonを中心とした英国の大学図書館のチームが、リポジトリを活用した電子ジャーナル(オーバーレイジャーナル)の実現可能性について調査研究を行うプロジェクト"RIOJA"を展開しています。

RIOJAでは、登録や速報性、アーカイブの機能に強いリポジトリやプレプリント・アーカイブと、質的保証、査読(peer review)の機能に強いジャーナルを組み合わせる、APIを使ったツールを開発しています。

具体的には、物理学分野のプレプリント・アーカイブ"arXiv"と電子出版システム"Open Journal Systems (OJS)"を使ってデモのジャーナルを作成する予定とのことです。

信州大学学術情報オンラインシステムの開発についての論文

国立情報学研究所(NII)の英文査読誌"Progress in Informatics"5号に、信州大学附属図書館による信州大学学術情報オンラインシステム(SOAR)の開発を報告する論文が掲載されています。

SOAR : Progress in Informatics 誌にSOARに関する論文が掲載されました
http://shinlis9.shinshu-u.ac.jp/soar/modules/news/article.php?storyid=34

Kenji ISHIZAKA et al. Development of the Shinshu University Online
System of General Academic Resources (SOAR). Progress in Informatics.

NCBIの低分子物質検索ツール"PubChemSR"

米国国立衛生研究所(NIH)の国立バイオテクノロジー情報センター(NCBI)が無料で提供している化学物質データベース"PubChem"を高度に検索するための検索ツール"PubChemSR"が発表されています。

PubChemSR
http://cheminfo.informatics.indiana.edu/PubChemSR/

PubChemSR: A search and retrieval tool for PubChem
http://www.journal.chemistrycentral.com/content/2/1/11