アーカイブ - 2008年 5月 19日

京都国際マンガミュージアムでシンポジウム「物語るアート・ドキュメンテーション」開催

アート・ドキュメンテーション学会主催によるシンポジウム「物語るアート・ドキュメンテーション」が、2008年6月7日・8日の両日、京都国際マンガミュージアムで開催されるそうです。

シンポジウム「物語るアート・ドキュメンテーション」
http://www.jads.org/news/2008/0607.html

四川省図書館、被災地への本格的な支援活動を開始

中国四川省大地震の被災地に対し、四川省図書館が本格的な支援活動を開始しています。

・テント10張を緊急購入するとともに、同館が編集した地震災害救援手帳8,000部を被害が大きかった地区へ持って行き、地域図書館に配布することを決定。(5月18日)
・被災地の避難所に送るべく、子どものための読み物、小中学生向けの教材など2,000冊を緊急購入するよう手配。(5月19日)
・(日本からの救援部隊が向かった)北川県では、北川県図書館が倒壊し、生き埋めになっていた館長が72時間ぶりに救出されている。この館長が入院している病院に慰問に行った。(5月19日)

四川省图书馆抗震救灾工作情况汇报 - 四川省图书馆
http://www.sclib.org/information/news.asp?Num=680

中国国家図書館と四川省図書館、四川大地震に関する情報ポータルを開設

中国国家図書館と四川省図書館がそれぞれ、四川大地震に関する情報ポータルサイトを開設しています。

中国国家図書館のポータルサイトでは、「新聞報道」「写真による報道」「地震災害救出現場における常識」「地震の科学普及」の4カテゴリーごとに、ウェブ上の情報をまとめて提供しています。ちなみに中国国家図書館は館としての見舞金20万元のほか、職員による募金16万5千元など、総額38万6千元を被災地に送るとしています。

众志成城 抗震救灾 - 中国国家图书馆
http://www.nlc.gov.cn/service/jiangzuozhanlan/zhanlan/dz/index.htm

教育・学習資源ポータル“Jorum”、オープンソースへ移行の方針(英国)

エディンバラ大学の“EDINA”などが英国情報システム合同委員会(JISC)の支援を受けて開設している教育・学習資源ポータル“Jorum”が、オープンソースによる教材提供サービスへの移行方針を発表しています。クリエイティブ・コモンズモデルを採用するそうです。

Jorum to move to Open Access
(“Jorum News”の2008年4月22日記事を参照)
http://www.jorum.ac.uk/news/index.html

Jorum to move to open access
http://www.jisc.ac.uk/news/stories/2008/04/jorumopen.aspx

参考:
CA1620 - 動向レビュー:英国JISCによる教育・学習支援 / 呑海沙織

中国・四川省内の公共図書館の被災状況(2)

2008年5月12日の中国四川大地震による公共図書館の被害状況の続報です。

中国図書館学会のウェブサイトに、名前・被害状況が記されている図書館の一覧
(2008年5月19日20時)
※被災状況の説明は簡略化しています。

雅安市天全県図書館:建物に亀裂。職員5人は無事
什邡県図書館:電話はつながるが人は出ない。おそらく建物は倒れていない
绵竹市図書館:壁が倒れた。職員10人は無事
平武県図書館:損壊は重大なところまでは至っていないと伝え聞くが、状況は不明
北川県図書館:建物は壊滅。職員5人のうち、2人は生還。さらに1人が72時間ぶりに救出され生還。2人が不明
青川県図書館:館長の家族によると、無事
安県図書館:電話がつながらない(職員は7人)。建物には亀裂が多く発生し、危険建物に。

リポジトリ支援ネットワーク"Repositories Support Project"(英国)

SHERPAを運営するUniversity of Nottingham、UKOLNを運営するUniversity of Bath、University of Southampton、Aberystwyth University、Digital Curation Centre (DCC)といったこれまで英国の機関リポジトリ運動を先導してきた各大学・機関が、英国情報システム合同委員会(JISC)の助成を受けて"Repositories Support Project"を展開しています。

“Facebook”日本語版がスタート

米国ハーバード大学の学生が学生の交流用に2004年に作成し、以後、米国の他の大学→学校→一般へと公開範囲を広げ、ユーザを増やしてきた大手SNS“Facebbok”が、日本語版をスタートさせました。

Facebook
http://ja.facebook.com/

なお、このFacebookは大学生や学生が多く利用していることから、大学生や学生を対象に図書館サービス(OPACの検索やチャットレファレンスなど)を提供するウィジェット(プラグイン、アプリケーション)を作成している図書館も多くあります。

“Facebook”にBLのページが登場
http://current.ndl.go.jp/node/7368

FacebookでWorldCatを検索できるプラグイン公開
http://current.ndl.go.jp/node/7219

NDLの「書誌データの作成・提供の方針(2008)」

国立国会図書館(NDL)が、おおむね5年を対象期間とした「書誌データの作成・提供の方針(2008)」をウェブサイトで公開しました。

・書誌データの開放性を高め、ウェブ上での提供を前提として、ユーザが多様な方法で容易に入手、活用できるようにする。
・情報検索システムを一層使いやすくする。
・電子情報資源も含めて、多様な対象をシームレスにアクセス可能にする。
・書誌データの有効性を高める。
・書誌データ作成の効率化、迅速化を進める。
・外部資源、知識、技術を活用する。

の6点が方針として定められています。

国立国会図書館の書誌データの作成・提供の方針(2008)
http://www.ndl.go.jp/jp/library/data/housin2008.pdf

米で新しい電子書籍リーダー“MENTOR”が発売へ

米国のAstak社はこのほど、電子書籍リーダー“MENTOR”を発売することを発表しました。Astak社のウェブサイトによると、この製品は、ブログなどを通じたマーケティングにより、ユーザーが電書籍リーダーに望む機能を調査し、開発されたということです。E-inkのスクリーンを採用しているほか、SDカードによる容量の拡張、音楽のステレオ再生も可能です。また、英語のほか、スペイン語、フランス語、ドイツ語、中国語、日本語にも対応しています。スクリーンの大きさにより、3タイプが用意され、最もスクリーンが大きいものでも値段は200ドル以下(約2万円)に設定される予定です。

Astak社による製品紹介のウェブサイト
http://www.astak.com/e-book.html

2007年版保存すべき録音資料25点(LC)

米国議会図書館(LC)は2003年から、全米録音資料保存法(2000年制定)に基づき、将来にわたり保存すべき録音資料を登録する「全米録音資料登録簿(National Recording Registry)」の作成を開始していますが、このほどその2007年版資料リストが発表されました。リストに挙げられているのは、1920年代から1980年代までの25点で、ジャズの名盤、大統領の演説のほか、1982年に発売され、全世界で1億枚以上の販売数を誇るマイケル・ジャクソンのアルバム「Thriller」も含まれています。

The National Recording Registry 2007
http://www.loc.gov/rr/record/nrpb/nrpb-2007reg.html

人文・社会科学の学術研究と著作権についてのガイドライン(英国)

英国学士院(British Academy)と英国の出版社協会(Publishers Association: PA)が、人文・社会科学分野の研究者と出版社に向けた、学術研究と著作権についての実務的ガイドラインを共同で作成し、公開しています。

Clearing a path through the copyright jungle
http://www.britac.ac.uk/news/release.asp?NewsID=293

Joint Guidelines on Copyright and Academic Research: Guidelines for Researchers and Publishers in the Humanities and Social Sciences

未発表の学術論文を共有する「My Open Archive」beta版が公開(日本)

オープン・アーカイブ・コンソーシアムが、未発表の学術論文を投稿・共有する「My Open Archive」beta版を公開しています。Flash形式での表示、タグ付け、タグによる検索、クリエイティブコモンズ・ライセンスによる権利管理などの機能を備えています。

研究者や学生は利用登録をすると、論文や研究データのファイルをアップロード、セルフアーカイブして公開することができます。

My Open Archive beta
http://www.myopenarchive.org/

未発表の学術論文を投稿・共有する「My Open Archive」、正式サービス開始 - japan.internet.com LinuxToday
http://japan.internet.com/linuxtoday/20080516/5.html