アーカイブ - 2008年 10月

10月 21日

国立国会図書館開館60周年記念シンポジウム「知識はわれらを豊かにする-国立国会図書館が果たす新しい役割-」

国立国会図書館(NDL)は、11月19日に、開館60周年記念シンポジウム「知識はわれらを豊かにする-国立国会図書館が果たす新しい役割-」を開催します。

開館60周年記念シンポジウム
「知識はわれらを豊かにする-国立国会図書館が果たす新しい役割-」
http://www.ndl.go.jp/jp/service/event/60th_sympo.html

LC、自館のデジタル資源を用いた小・中・高の教員の専門性開発カリキュラム策定に着手

米国議会図書館(LC)が2008年10月17日、小学校・中学校・高等学校教員の専門性開発のためのカリキュラムを策定するべく、全米から15名の教員・専門家を招請して諮問委員会“National Curriculum Review Panel”を設置したと発表しました。このカリキュラムは、LCが提供する幅広く、組織化されたデジタル形態の1次情報資源を、学習指導のリソースとして有益であると理解してもらうとともに、基本的な問いに根ざした学習経験の創出に役立ててもらうことを目指すものだとされており、諮問委員会の検討を受け2009年6月に、オンラインモジュールと共に公開される予定となっています。

Educators Selected for National Curriculum Review Panel
http://www.loc.gov/today/pr/2008/08-187.html

ARROWプロジェクト2008会議「リポジトリの日」のプレゼン資料(オーストラリア)

オーストラリアの機関リポジトリ研究プロジェクト“ARROW(Australian Research Repositories Online to the World)”が、2008年10月14~15日に開催した会議「リポジトリの日(Repository Day)」のプレゼン資料を公開しています。

ARROW Events 2008 Program
http://arrow.edu.au/news/event2008program.php

Australian Research Repositories Online to the World
http://arrow.edu.au/

October 20th, 2008付けDigitalKoansの記事

日本文藝家協会、出版社に対し書籍検索における内容表示に慎重な対応求める

Amazon社やGoogle社では、出版社と提携し、書籍検索の際に書籍の内容の一部も閲覧できるサービスを提供しています。こうしたサービスについて日本文藝家協会は、たとえ内容の一部の閲覧であっても、詩歌や短歌、俳句集、短編など大半の内容を読めてしまうものの場合は作家の利益を損ねることが懸念されるとし、出版社に対して、内容の公開について慎重な対応をすること、内容を掲載する場合は著作権者に必ず許諾をとること、を求める声明を発表しています。

ネット上の「書籍検索」許諾について
http://www.bungeika.or.jp/pdf/200810shosekionegai.pdf

日本文藝家協会
http://www.bungeika.or.jp/top.htm

書籍検索で内容の過大な公開は避けて、文藝家協会が出版社に要望

読売新聞、135年分の記事データベースの提供を予定

読売新聞東京本社はこのほど、135年分の記事(明治7年の創刊から最新記事まで)をオンラインで検索・閲覧できるデータベース「ヨミダス歴史館」を2009年初めから提供する予定であることを発表しました。月額利用料は2万7,300円からとなっています。

読売新聞135年分の記事DB「ヨミダス歴史館」 明治期からの紙面もネットで
- ITmedia News 2008/0/17付けの記事
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0810/17/news097.html

ヨミダス歴史館
http://www.yomiuri.co.jp/rekishikan/

独の出版大手、Wikipediaのドイツ語版を紙媒体で発行

ドイツの出版大手Wissen Media Verlag社の傘下にあるBertelsmann Lexikon Institut社が、オンライン百科事典ウィキペディアのドイツ語版を紙媒体で発行しました。5万項目が1,000ページに渡り集められており、イラストなども付けられています。1冊19.95ユーロ(約2,700円)で販売されているそうです。ウィキペディアの紙媒体版発行は、世界で初めての試みとなります。2008年の4月ごろからドイツでウィキペディアの紙媒体版が発行されるのではないか、という憶測がありましたが、9月にBertelsmann Lexikon Institut社の手によって実現しました。

ニュースリリース(ドイツ語)
http://www.wissenmedia.de/wissenmediaverlag/aktuelleswmv/news_details/article/223/vom-1-buch-mose-bis-zz-top-kopie-1.html

書籍の紹介(ドイツ語)

NII、博士論文ニーズ調査(利用面・発信面)結果報告を発表

国立情報学研究所(NII)は今春行っていた「博士論文ニーズ調査(利用面・発信面)」の結果を公表しています。

博士論文ニーズ調査(利用面・発信面)結果報告
http://www.nii.ac.jp/irp/archive/report/dissertation.html

参考:
NII、博士論文ニーズ調査を開始
http://current.ndl.go.jp/node/7900
「学位論文電子化の諸問題に関するワーキング・グループ」中間報告
http://current.ndl.go.jp/node/8020

公共図書館を静かな場所からにぎやかな場所へ、英文化・メディア・スポーツ相も支持

英国では、公共図書館の利用を活発にするため、多様な資料の提供、テレビゲームの提供、カフェの誘致、飲食物の持込許可、携帯電話での通話許可など、様々な取組みを実施しており、またこうした動きに対して、反対派、賛成派の議論が起きています。

10月 20日

アジア経済研究所図書館、出版物データベースのトライアル実施中

日本貿易振興機構アジア経済研究所図書館が、「アジア経済研究所出版物デジタルアーカイブ『AIDE』」と「アジア動向データベース」について無料トライアル(1ヶ月間)を実施しています。

無料トライアル(1ヶ月間)参加機関募集のお知らせ/日本貿易振興機構アジア経済研究所 - sentokyo ブログ
http://blog.goo.ne.jp/sentokyo/e/ae5bd2bcef5e4ad698159bb975ca5bfa

アジア経済研究所図書館
http://www.ide.go.jp/Japanese/Library/index.html

参考:
アジア経済研究所図書館、出版物アーカイブを公開
http://current.ndl.go.jp/node/8058
アジア経済研究所図書館、アジア動向データベースをオンライン公開

NDLデータベースフォーラム「ネットでつながるNDL」の配布資料

国立国会図書館(NDL)は、9月に開催したデータベースフォーラム「ネットでつながるNDL」の配布資料を公開しました。

国立国会図書館データベースフォーラム 配布資料
http://www.ndl.go.jp/jp/dbforum/handouts.html

参考:
NDL、データベースフォーラム「ネットでつながるNDL」を9月に開催
http://current.ndl.go.jp/node/8446

ニュージーランド国立図書館、10月に国内ウェブサイトの一括収集を実施

ニュージーランド国立図書館が、2008年10月に国内のウェブサイト(.nzドメインおよび調査した結果国内で運用されていると判明した200程度のウェブサイト)、推計1億URLを、画像、動画等も含めて一括でハーベスティングすると発表しています。すでに、10月1~4日にかけてテストを、また7~24日にかけて収集を行っているとのことです。その後、品質確認とテストを行い、11月7日まで追加でクロールを行うとしています。

New Zealand Web Harvest 2008
The National Library is harvesting a copy of the New Zealand internet. The harvest will take place during October 2008.

ニュージーランド国立図書館、国内のライブラリアンを対象とした同館サービスの満足度調査結果を公表

ニュージーランド国立図書館が、国内のライブラリアンを対象とした、同館のサービス・ウェブサイト等に対する利用者満足度調査の結果を公表しています。ライブラリアンの回答は、マネージャー、カタロガー、レファレンスライブラリアン、ILLライブラリアンの4職種ごとに集計されており、それぞれの職種による満足度、および、当該サービスの重要度の認識の相違がわかるようになっています。

Te Puna Customer Satisfaction Survey Results - National Library of New Zealand
http://www.natlib.govt.nz/catalogues/library-documents/te-puna-customer-satisfaction-survey-results

ARL、管理職者向け「eサイエンスの要点」説明資料を作成・公開

北米研究図書館協会(ARL)が、参加館の館長、ディレクターなど管理職者向けに、eサイエンス、サイバーインフラストラクチャなどの要点を説明する資料を作成・公開しています。

E-SCIENCE TALKING POINTS FOR ARL DEANS AND DIRECTORS
http://www.arl.org/bm~doc/e-science-talking-points.pdf

October 19th, 2008付けDigitalKoansの記事
http://digital-scholarship.org/digitalkoans/2008/10/19/e-science-talking-points-for-arl-deans-and-directors/

参考:
E701 - 「サイバースカラシップ」のためのインフラ構築に向けて

オープンソースの次世代OPAC開発プロジェクト"XC"、2009年7月までにソフトウェア公開予定と発表

米国ロチェスター大学が進めている、オープンソースの次世代OPAC開発プロジェクト"eXtensible Catalog (XC) Project"が、独立したウェブサイトを新規に立ち上げました。あわせて、2009年7月までにソフトウェアを公開予定と発表しています。

About XC | The eXtensible Catalog
http://www.extensiblecatalog.org/

October 17, 2008付けCatalogablogの記事
http://catalogablog.blogspot.com/2008/10/extensible-catalog-project.html

参考:
ロチェスター大学の次世代目録プロジェクト“XC”第1フェーズの最終報告書
http://current.ndl.go.jp/node/6840

OAI-OREの仕様・ユーザガイド、正式版がリリース

オープンアーカイブのオブジェクトの再利用・交換に関するプロトコル“Open Archives Initiative – Object Reuse and Exchange(OAI-ORE)”の仕様およびユーザガイドの正式版(製品版)が、2008年10月17日に公開されました。

ORE Specifications and User Guides - Table of Contents
http://www.openarchives.org/ore/1.0/toc

FOR IMMEDIATE RELEASE: Open Archives Initiative Announces Production Release of Object Reuse and Exchange Specifications

LibraryThingが目録を作成した書籍数がLCの蔵書数を上回る

読書好きの人のためのコミュニティサイトLibraryThingが目録を作成した書籍数が32,287,447冊となり、米国図書館協会(ALA)が発表している米国議会図書館(LC)の蔵書数32,124,001冊を上回ったということです。

Bigger than the Library of Congress
- LibraryThing Blog 2008/10/17付けの記事
http://www.librarything.com/blog/2008/10/bigger-than-library-of-congress.php

IFLAのFRANARワーキンググループ、国際標準典拠データ番号(ISADN)の「見送り」を勧告

国際図書館連盟(IFLA)の書誌コントロール部会に属している「典拠レコードの機能要件と典拠番号(Functional Requirements and Numbering of Authority Records: FRANAR)ワーキンググループ」がこのほど、これまで検討を続けてきた国際標準典拠データ番号(International Standard Authority Data Number: ISADN)の実現可能性に関するレポートを発表し、「現状ではIFLAとしてISADNのアイデアを追求すべきではない」とISADNの見送りを勧告しました。あわせて、他の主体による関連の試みである、

・ISO/CD 27729 「国際標準名称識別子(ISNI)」
・米国、ドイツ、フランスの国立図書館やOCLCによる「ヴァーチャル国際典拠ファイル(VIAF)」

文科省、「教育の情報化に関する手引」作成検討会を設置

学習指導要領の改訂に伴ない、情報教育や教育の情報化を一層充実するため、文部科学省は「教育の情報化に関する手引」作成検討会を設置しました。2002年に作成された「情報教育の実践と学校の情報化―新『情報教育に関する手引』―」の内容を大幅に見直し、新たな手引をとりまとめるということです。第1回の検討会は本日(2008年10月20日)開催されます。

「教育の情報化に関する手引」作成検討会
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/056/index.htm

「教育の情報化に関する手引」作成検討会の設置及び検討会(第1回)の開催について
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/056/kaisai/08101521.htm

参考:

「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律」施行に向けてパブコメ受付中

2008年6月18日に公布された「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律」(平成20年法律第79号)の施行に向け、総務省が「清祥年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律施行令(案)」を作成しています。2008年11月16日まで、この案に対するパブリックコメントを受け付けています。

青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律施行令(案)に対する意見募集
http://www.soumu.go.jp/s-news/2008/081017_8.html

参考:
E806 - 青少年の安全なネット利用環境整備などに関する法律が成立
http://current.ndl.go.jp/e806

ゲイツ財団、ラトビアの公共図書館発展についてのドキュメンタリー映像を撮影中

ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団が、ラトビアの公共図書館を訪れ、最近の公共図書館の発展状況、とりわけ新しい技術を用いて人々の生活の改善に役立っていることを紹介するドキュメンタリー映像を撮影していると報じられています。これはラトビア語で「3番目の息子(Trešais tēva dēls;3td)」という名のプロジェクトで、昔話によく出てくる、3人兄弟のうちの最も賢い3番目の息子になぞらえて、公共図書館の役割をアピールするというものです。また同時に、同財団はラトビアの874公共図書館に、無料のブロードバンド・無線インターネットアクセス環境を保証しています。

これは欧州における同種のプログラムのパイロットと位置付けられており、この映像を各国の図書館、図書館関係者に提供し、参考にしてもらおうという主旨のようです。

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