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カレントアウェアネス・ポータルは、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです。
英国情報システム合同委員会(JISC)が、2008年10月1日から1年間の、大学のデジタルリソース構築・利用活性化事業への助成プログラム「デジタルリソースを豊かにする」の開始と、助成金総額180万ポンド(約3.3億円)の助成先として選定した25事業を発表しました。この事業の中には、ポッドキャストを使ってニュートンの学術的テキストへのアクセスを増やそうとするものから、2012年のオリンピック・パラリンピック開催によって変わり行くロンドンの姿をデジタルアーカイブ化するものまで、多様なものが含まれています。
Enriching Digital Resources : JISChttp://www.jisc.ac.uk/whatwedo/programmes/digitisation/enrichingdigi.aspx
米国連邦政府の公式ハンドブックである連邦政府マニュアル(U.S. Government Manual)の2008/2009年版が、米国国立印刷局(GPO)から公開されています。
U.S. Government Manual: Browse the 2008-09 Editionhttp://www.gpoaccess.gov/gmanual/browse-gm-08.html
U.S. Government Manual: Main Pagehttp://www.gpoaccess.gov/gmanual/index.html
参考: 米国連邦政府マニュアル2007/2008年版http://current.ndl.go.jp/node/6364
ユネスコ統計研究所(UIS)が設立された1999年以前は、ユネスコ統計部が定期的に世界規模で図書館の統計を集約していたのですが、リソース不足などいくつかの理由により、近年はこのような取り組みが行われていませんでした。しかし、情報社会における図書館の役割は何かを把握するためにはデータの集積が不可欠として、国際図書館連盟(IFLA)はこのような取り組みを再開する可能性を探っていました。そして2007年、IFLAと国際標準化機構の支援のもとUISが、カリブ・ラテンアメリカ地域の公共図書館・大学図書館統計を集約し、分析するというパイロット調査を行いました。このパイロット調査のレポートと、調査担当者へのインタビューが、UISのサイトで公開されています。
IFLA/ISO/UNESCO Institute for Statistics
歴史的資料のデジタル化に向けたガイドラインの制定を目指して、米国議会図書館(LC)、米国国立農業図書館、米国国立公文書館(NARA)などの連邦政府機関が共同で結成している「連邦機関デジタル化ガイドラインイニシアチブ」が、デジタル画像に関する2種類のガイドライン草案を公表しています。2008年11月15日までの予定で、パブリックコメントを募集しています。
TIFF Image Metadata
米国海軍が、オンライン宿題支援サービス大手のTutor.com社と提携し、世界各地の海軍基地図書館を通じたオンライン宿題支援サービスを海軍勤務者とその家族に提供することに合意したと報じられています。基地図書館に行かなくても基地図書館が発行したID・パスワードがあれば、24時間・週7日、いつでもウェブサイト経由で、英語またはスペイン語による支援が受けられるとのことです。
Live Homework Help - MCCShttp://www.usmc-mccs.org/library/tutor/index.cfm
Tutor.com Partners With the Marines - 10/6/2008 - School Library Journal
英国情報システム合同委員会(JISC)が、合計すると3,000時間以上にも及ぶ、1910年以来の歴史的ニュース映像のデジタルアーカイブ“NewsFilm Online”を構築し、英国の高等教育・継続教育機関に所属する研究者・学生等に対し、教育・研究目的での無料ダウンロード、加工、配布を可能にしたと発表しています。
これは、英国独立テレビニュース公社(ITN)および通信社のReuter社が提供したニュース映像を、英国大学フィルム・ビデオ協議会(British Universities Film and Video Council;BUFVC)が選別・デジタル化し、JISCのデータ提供サービス“EDINA”から提供する、という協同体制で構築されたもので、総額200万ポンド(約3.6億円)が投じられたとのことです。なおニュースの検索は、誰でもできるようになっています。
米国のSony Electoronics社はこのほど、電子書籍リーダーの最新モデル「PRS-700」を発表したということです。この電子書籍リーダーは、紙の本のように、指でページをめくることができるほか、付箋を貼ったり、キーボードを使って注釈をつけたり、スタイラスペンを使って、文章の注目箇所にハイライトを入れたり、といったこともできます。電子書籍のデータは約320冊分保存できるということです。
米Sony Electronics 指でめくれる電子書籍リーダー「PRS-700」を発表 - hon.jp Day Watch 2008/10/3付けの記事http://hon.jp/news/1.0/0/1130/
Reader Digital Book(PRS-700BC)
インターネットコムとgooリサーチはこのほど、携帯電話で読むことのできる小説(ケータイ小説)の利用動向を調査し、その結果を発表しています。調査対象者は全国の10代から60代のインターネットユーザ1,074名で、ケータイ小説の認知度は全体の58%強、利用経験者は全体の18%弱となり、認知度はある程度高いものの、実際に利用している人はそれほど多くないという結果が出たということです。
ケータイ小説の利用経験者は約18%―ケータイ小説に関する調査http://japan.internet.com/research/20081003/1.html
参考: E721(No.118)子どもたちの読書の実態は?http://current.ndl.go.jp/e721
NTTドコモなど携帯電話3社、ヤフー株式会社などのネットサービス各社、日本PTA全国協議会などは共同で、インターネットの安全利用を促進するための「安心ネットづくり促進協議会」を、2009年1月にも発足させるということです。
携帯、検索企業とPTA 安心なネットへ産“学”連携 - CNET Japan 2008/10/6付けの記事http://japan.cnet.com/marketing/story/0,3800080523,20381488,00.htm
参考: E806(No.131)青少年の安全なネット利用環境整備などに関する法律が成立http://current.ndl.go.jp/e806
国立情報学研究所(NII)が、CiNiiの検索結果画面や詳細表示画面から学術機関リポジトリの論文詳細表示画面にリンクする運用を開始しました。
CiNiiから機関リポジトリの論文にリンクできるようになりました(2008/10/06) - CiNiiヘルプhttp://ci.nii.ac.jp/cinii/pages/index.html#20081006
CiNiiから機関リポジトリの論文にリンクできるようになりました - 学術機関リポジトリ構築連携支援事業http://www.nii.ac.jp/irp/2008/10/cinii_3.html
CiNiiから京大リポジトリほか収録の論文が検索可能に - 京都大学図書館機構
「災害」に関する当サイトの記事
調査研究リポート「東日本大震災と図書館」
国立国会図書館 東日本大震災復興支援ページ
地震・災害 関連情報(レファレンス協同データベース)
各地の図書館等の被災情報等について(外部リンク) saveMLAK
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