米国のインターネット関連の研究機関“Center for Democracy and Technology”は、MozillaのFirefox、MicrosoftのInternet Explorer、GoogleのChrome、AppleのSafariという、人気が高いブラウザソフトを対象に、それぞれの個人情報保護対策(プライバシーモード、Cookie管理、オブジェクトコントロール)を比較する報告書を発表しました。報告書によると、各社は個人情報保護対策にそれぞれ熱心に取り組んでおり、今では利用者は、自分が好む個人情報管理を行っているブラウザを選択することができるようになっているということです。
Internet Browsers Increasingly Competing on Privacy Controls
筆者は,2008年9月14日から19日まで,デンマークのオーフスにおいて開催された「第12回電子図書館研究及び先端技術に関する欧州会議」(The 12th European Conferences on Research and Advanced Technology for Digital Libraries:ECDL2008)に参加した。会期中は本会議のほか,講習会,ドクトラル・コンソーシアム,ワークショップが開催されたが,ここでは本会議の様子を中心に紹介する…
2008年10月14日,世界規模のイベント「オープンアクセスの日」が開催された。これは,SPARC(CA1469,E111参照),PLoS(CA1433,E046参照),および知的財産・情報通信技術政策における公共の利益を追求する活動を行っている国際的な学生組織“Students for Free Culture”の3団体の呼びかけによるもので,オープンアクセスの認知度・理解を広め,その意義を伝えることを目的としたものである…
これにより、Google Book Searchには、新たに「購入」というオプションが加わります。購入により、著作権保護期間内にある書籍についても全文にアクセスできるようになります。図書館や大学等の機関単位での購読契約オプションもあります。この購入オプションは、さしあたっては米国のみとなっていますが、Google社は「将来的には各国の業界団体や個々の権利者と協力して、この契約がもたらすメリットを世界中のユーザーに広めたいと考えています」としています。
情報技術の活用を推進し高等教育の向上を目指している米国のNPO・EDUCAUSEが、ネットワーク情報経済の登場、とりわけクラウド・コンピューティングの登場により、高等教育がどのような影響を受けているのかについて考察した研究書『塔と雲(The Tower and The Cloud)』を刊行しています。電子書籍版もあり、オンラインで読むことができます。