アフリカ

非営利組織“Worldreader”、ケニアの図書館に電子書籍リーダーを提供

世界の識字率向上に関する取組みを行っている非営利組織「Worldreader」が、ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団(Bill & Melinda Gates Foundation)より助成を受け、ケニアの図書館8館に250台の電子書籍リーダーを提供する事業を行うとのことです。これにより、図書館利用者は、50,000タイトルの小説、ノンフィクション、参考図書、及びケニアで使用されている教科書にアクセスできるようになる計画のようです。

なお、Worldreaderは、既に実施ているガーナでの活動の成果について、2013年9月に中間報告を公表しています。

The Bill & Melinda Gates Foundation Says “YES”!(2013/10/16付け)
http://www.worldreader.org/blog/the-bill-melinda-gates-foundation-says-yes/

Press Release WORLDREADER RECEIVES GRANT TO PILOT E-READING PROGRAM IN
AFRICA’S LIBRARIES (Worldreader, 2013/10/6付け)

南アフリカの電話会社が携帯電話で図書のフルテキストデータを配信するキャンペーン(記事紹介)

2013年10月3日、広告、デザイン、技術産業等に関するニュースを扱うウェブサイトPSFKに、南アフリカに拠点をもつ電話会社であるMTN Groupが、広告代理店であるMetropolitanRepublic Groupと提携して行った、ウガンダでの図書へのアクセス増加のためのキャンペーンについての記事が掲載されています。これは、ウガンダの新聞の印刷広告と、携帯電話を使った"The Everywhere Library"と呼ばれるキャンペーンで、新聞に掲載された図書の写真に書かれているコード番号を利用者が携帯電話に入力すると、キャンペーン期間中、無料で図書のフルテキストデータを受信できたとのことです。このキャンペーンは4週間行われ、アフリカと中東地域の情報産業界における賞であるLoerie awardsで複数の賞を受賞したとのことです。

Cell Phone Libraries Offer Books To Every Ugandan Home And School(psfk 2013/10/3)
http://www.psfk.com/2013/10/virtual-libraries-uganda.html

MTN’s Project Uganda scoops a Loeries Grand Prix (adlip)

E1455 - 障害者のアクセス権と著作権の調和をはかるマラケシュ条約

2013年6月にモロッコのマラケシュで開催された世界知的所有権機関(WIPO)の外交会議で,「盲人,視覚障害者及び読字障害者の出版物へのアクセス促進のためのマラケシュ条約(Marrakesh Treaty to Facilitate Access to Published Works for Persons who are Blind, Visually Impaired, or otherwise Print Disabled,訳はWIPO日本事務所による)」が日本を含む186の全加盟国の合意を得て成立した(公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会が同条約草案の日本語仮訳をウェブサイトに掲載している)。この新条約により,国際障害者年(1981年)の前後から始まった障害者の知識アクセスを保障するための著作権法のありかたを巡る30年余にわたる国際的な議論は,新しい段階に進むことになった。...

南アフリカで、“African Library Summit 2013”開催中

南アフリカの南アフリカ大学(University of South Africa)において、“African Library Summit 2013”が開催されています。今回のテーマは African LIbrarianship - The Horizon and Beyondとのことで、イノベーションをテーマにEIFL-PLIPのマネージャーであるRamune Petuchovaite 氏によるプレゼンテーションなども行われる予定となっています。

ウェブサイト:
African Library Summit 2013(University of South Africa)
http://www.unisa.ac.za/default.asp?Cmd=ViewContent&ContentID=28174

ウガンダにおける著作権制度改革の取組み(記事紹介)

EIFLから、ウガンダの著作権制度改革に関するケーススタディが報告されています。EIFLの著作権と図書館に関するプログラム“EIFL-IP”で実施している7つのプロジェクトの5番目のケーススタディとして出されたものです。ケーススタディは、これまでにアルメニア(2013年3月)、ポーランド(2013年3月)、エストニア(2013年4月)、ウズベキスタン(2013年4月)のものが公開されています。

Uganda: easing the strain on access to learning materials(EIFL、2013/5/27付け)
http://www.eifl.net/news/uganda-easing-strain-access-learning-material

JSTOR、世界の植物標本のデータベース“Global Plants”を公開

2013年5月7日、JSTORと、70カ国270館のハーバリウム(植物標本館)が共同するGlobal Plants Initiative(GPI)が、世界の植物標本のデータベース“Global Plants”を公開しました。公開時点で180万以上の植物標本のデータがあり、学名や分類とともに、植物図、写真、発見者の記録などの画像データが登録されているとのことです。

プレスリリースによると、このデータベース構築のイニシアティブは、もともとは少数のハーバリウムから開始されたもので、その後African Plants Initiativeと呼ばれるものとなり、その後ラテンアメリカ等でも進められて世界的な規模になってきたものとのことです。

The Global Plants Initiative and JSTOR release online database for the study of plants (JSTORプレスリリース, 2013/5/7付け)
http://about.jstor.org/news/global-plants-initiative-and-jstor-release-online-database-study-plants

Global Plants(データベース)
http://plants.jstor.org/

商船三井、NPO法人「南アフリカ初等教育支援の会」の移動図書館車の海上輸送に協力

2013年4月17日、商船三井はNPO法人Sapesi-Japan「南アフリカ初等教育支援の会」が教育支援のために南アフリカ共和国に送る移動図書館車の海上輸送に協力することを発表しました。2009年度、2010年度に続き3度目の協力となり、今回は8台の移動図書館を輸送するとのことです。

南アフリカ向け移動図書館車の海上輸送に協力(商船三井 2013/4/17付け)
http://www.mol.co.jp/pr/2013/13027.html

商船三井/南アフリカ向け移動図書館車の海上輸送に協力(LNEWS 2013/4/17付け)
http://lnews.jp/2013/04/f041701.html

商船三井:環境・社会報告書
http://www.mol.co.jp/csr-j/report/backnumber/index.html

北米研究図書館センター、アフリカで発行されている新聞のオンライン率を調査した結果を発表

北米研究図書館センター(CRL)が、アフリカで発行されている新聞がオンラインで利用できるかどうかの状況を調査し、その結果をレポートとタイトルリストのかたちで公表しました。アフリカで流通していると推定される約1,300タイトルとの新聞のうち、オンラインで確認できたのは484タイトルだったとしています。また、PDFなどの形式で印刷体新聞のコピーを提供しているのは、そのうち30%のみだったということです。タイトルリストでは、FactivaやLexisNexisといったデータベースで利用できるかどうかも記されています。他地域に比べて、アフリカの新聞の収録率は低いという結果でした。

African Newspapers Online – a survey of current coverage(PDF:15ページ)
http://www.crl.edu/sites/default/files/attachments/tg/African_online_newspapers_study_2013.pdf

タイトルリスト(Excel)
http://www.crl.edu/sites/default/files/attachments/tg/Africa%20-%20online%20newspapers%202013-01-25.xlsx

再建に向かうシエラレオネ議会図書館から支援を求める声

国際図書館連盟(IFLA)のメーリングリストIFLA-Lで、西アフリカのシエラレオネの議会図書館のSowa館長から、資料寄贈などの支援を求めるメールが流れています。

メールによると、シエラレオネ議会図書館は長期間にわたり専門的なスタッフが配置されることなく放置された状態にあったそうですが、今年になって彼が着任し、再建の準備中です。同館は、古い資料の除却作業を行ない、現在は、最新の研究資料や参考資料を揃えるという課題に直面しているそうです。そこで、資料の寄贈や、立法サービスに関わる職員に対する研修などの支援を求めています。

シエラレオネでは2012年11月17日に大統領選挙および議会選挙が行われ、新しい大統領や議員に提供するための資料が必要だと結ばれています。

Request from the Library of the Parliament of Sierra Leone(IFLA-L 2012/11/21付けメール)
http://infoserv.inist.fr/wwsympa.fcgi/arc/ifla-l/2012-11/msg00046.html

シエラレオネで大統領選 平和定着の試金石 結果発表は約10日後(MSN産経ニュース 2012/11/17付け記事)

BioMed Central、南アフリカ共和国・ケープタウン大学で“Open Access Africa 2012”を開催

2012年11月4日及び5日に、BioMed Central主催のイベント“Open Access Africa 2012”が、南アフリカ共和国のケープタウン大学で開催されます。アフリカにおけるオープンアクセスの現状、それに係る人材育成、アドヴォカシー、持続可能性をテーマに関するセッションが行われます。このイベントは今回で3年目で、2010年はケニアのケニヤッタ大学(Kenyatta University)で、2011年はガーナのクワメエンクルマ科学技術大学(Kwame Nkrumah University of Science and Technology)で開催されました。

Open Access Africa(BioMed Central)
http://www.biomedcentral.com/developingcountries/events/openaccessafrica

Open Access Africa 2010(BioMed Central)
http://www.biomedcentral.com/developingcountries/events/openaccessafrica/program2012

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