書誌情報

E1998 - 東寺百合文書データミーティング<報告>

京都府立京都学・歴彩館(E1906参照)は,2017年10月26日に「東寺百合文書データミーティング」を開催した。当館は日本の中世史研究では著名な古文書である東寺百合文書を所蔵しており,2013年から2014年にかけて1万8,704点の文書すべてをデジタル化,2014年3月にウェブサイト「東寺百合文書WEB」を開設し,およそ8万ファイルのデジタル化した文書画像を公開している(E1561参照)。最近になって,同ウェブサイトの背後にある目録データそのものの公開や,画像ファイルのIIIF化の要望が届き,このうち目録データについては10月10日に公開し,データの加工や配布,ウェブサイトやサービスに組み入れて公開することも可としている。このように当初想定していた「人が操作し,人が見るウェブサイト」とは異なる需要への考慮も必要となってきている。そこで,歴史学など人文学分野の研究とシステムの企画・構築との両方に関わる人から話を聞き,今後のデータ整備やシステム改修に活かしたいと考えてこの「東寺百合文書データミーティング」を企画した。筆者のほか,人文情報学研究所の永崎研宣氏,国立歴史民俗博物館の橋本雄太氏,東京大学史料編纂所の山田太造氏,国立歴史民俗博物館の後藤真氏の5人が報告し,その後に質疑応答を行なった。

国立国会図書館、NDL書誌情報ニュースレター2017年4号(通号43号)を公開

2017年12月26日、国立国会図書館(NDL)は、ウェブサイトに『NDL書誌情報ニュースレター』2017年4号(通号43号)を掲載しました。

第83回世界図書館情報会議(WLIC)・IFLA年次大会、バーチャル国際典拠ファイル(VIAF)評議会会議、韓国国立中央図書館(NLK)のセミナー「韓国と日本における全国書誌の動向と課題」の参加報告記事などを掲載しています。

書誌データの作成および提供 更新情報(国立国会図書館)
http://www.ndl.go.jp/jp/data/news.html

NDL書誌情報ニュースレター2017年4号(通号43号)
http://www.ndl.go.jp/jp/data/bib_newsletter/2017_4/index.html

【イベント】国立国会図書館、平成29年度書誌調整連絡会議「新しい目録規則は何をもたらすか:フランスと日本の書誌データ」を開催(1/18・東京)

2018年1月18日、国立国会図書館(NDL)は、「新しい目録規則は何をもたらすか:フランスと日本の書誌データ」をテーマに平成29年度書誌調整連絡会議を開催します。
 
フランス国立図書館(BnF)がフランス高等教育書誌センターと共に取り組んでいる、「書誌レコードの機能要件」(FRBR)に基づく目録構築を目指して新たな目録規則の導入を進める「書誌移行」(Transition bibliographique)計画についての講演と、『日本目録規則2018年版』(仮称)についての報告を行います。
 
参加費は無料です。募集人数は80人で、事前の申込みが必要です。定員に達し次第受付を終了します。
 
内容は次のとおりです。
 
●講演
「フランスにおける書誌移行計画:その成果について」※英語・逐次通訳付
ヴァンサン・ブレ氏(フランス国立図書館メタデータ部リポジトリサービス部門長)
 
●報告
「『日本目録規則2018年版』(仮称)の概要と意義」
渡邊隆弘氏(日本図書館協会目録委員会委員長、帝塚山学院大学人間科学部教授)

国際図書館連盟、“UNIMARC manual : bibliographic format”(3rd ed)の2012年から2017年にかけて承認された更新箇所をオンラインで公開

2017年10月30日、国際図書館連盟(IFLA)が、“UNIMARC manual : bibliographic format”(3rd ed)の2012年から2017年にかけて承認された更新箇所をオンラインで公開しました。

典拠レコード(Authorities Format)についても間もなく公開すると発表されています。

Now available: UPDATES 2017 for UNIMARC Bibliographic, 3rd. ed.(IFLA,2017/10/30)
https://www.ifla.org/node/12655

東寺百合文書WEB、目録データの一括ダウンロードが可能に

2017年10月10日、京都府立京都学・歴彩館は、同館が運営する「東寺百合文書WEB」の目録データがまとめてダウンロードできるようになったと発表しています。

東寺百合文書WEB お知らせ
http://hyakugo.kyoto.jp/
※「2017年10月10日 東寺百合文書の目録データをダウンロードできるようになりました。」とあります。

目録データの一括ダウンロードについて(東寺百合文書WEB,2017/10/10)
http://hyakugo.kyoto.jp/hyakuwa/data_download

参考:
E1561 - 京都府立総合資料館による東寺百合文書のWEB公開とその反響
カレントアウェアネス-E No.259 2014.05.22
http://current.ndl.go.jp/e1561

国立国会図書館、NDL書誌情報ニュースレター2017年3号(通号42号)を公開

2017年9月27日、国立国会図書館(NDL)は、ウェブサイトに『NDL書誌情報ニュースレター』2017年3号(通号42号)を掲載しました。

当館職員の出張報告である米国議会図書館(LC)におけるBIBFRAMEの動向に関する記事のほか、平成29年度全国書誌データ・レファレンス協同データベース利活用研修会の報告記事などを掲載しています。

NDL書誌情報ニュースレター2017年3号(通号42号)
http://www.ndl.go.jp/jp/data/bib_newsletter/2017_3/index.html

更新情報(国立国会図書館)
http://www.ndl.go.jp/jp/data/news.html

米国情報標準化機構、書誌情報の語彙に関するテクニカルリポート“Issues in Vocabulary Management”を公開

2017年9月25日、米国情報標準化機構(NISO)が、テクニカルリポート“Issues in Vocabulary Management”を公開しました。

2013年から2014年にかけて実施された“Bibliographic Roadmap Development Project”の成果で、図書館・出版社等以外にも、書誌や他の記述データを作成し共有する個人・団体や、課題を解決するために語彙を使用する様々な組織のナレッジマネージャーを支援することを目的としています。

2014年に発表した“Bibliographic Roadmap Development Projectの要約レポートで示された今後の書誌情報交換のための作業「語彙の利用・再利用」「語彙の文書化」「RDF語彙の保存のための要件」に基づいており、適切なライセンスやメンテナンスの維持・版管理を含めた語彙の利用・再利用のためのポリシーや社会的考慮事項の検討、語彙の属性の文書化、特に発見や利用・統制の持続性に関連した基準の研究、資金不足により団体によって放棄された語彙や印刷物からデジタル版に移行できない語彙などの“orphan vocabularies”の現状調査が行われています。

米・イリノイ大学アーバナシャンペーン校のiSchool、図書館・公文書館による無形文化遺産の保護をテーマとしたホワイト・ペーパーを公表

2017年9月14日 イリノイ大学アーバナシャンペーン校のiSchoolが、図書館・公文書館による無形文化遺産の保護の可能性についての議論・研究の活性化を目的としたホワイト・ペーパー“Libraries and Archives and the Preservation of Intangible Cultural Heritage: Defining a Research Agenda”を公表しました。

米国内の様々な無形文化遺産の保護にかかわる研究者や実務家と連携して行なわれた無形文化遺産の保存プロジェクト“Preserving Intangible Cultural Heritage project”の一環です。

ホワイト・ペーパーでは、これまで有形文化遺産の保護に関する研究が中心であった図書館情報学において、無形文化遺産の保護において有用と考えられる分野について以下のように指摘しています。

版元ドットコム、TRC新刊オープンデータの取込、openBDへの配信を開始

2017年9月4日、版元ドットコムが、TRC新刊オープンデータの取込、openBDへの配信を開始したと発表しました。

版元ドットコムでは、今後、TRCの既刊本の基本書誌情報の提供も受ける予定とのことです。

版元ドットコムはTRC新刊オープンデータの取込、openBDへの配信を開始しました。(版元ドットコム,2017/9/4)
http://www.hanmoto.com/press-release-20170904

参考:
E1924 - 図書館のOPACなどで書影の利用が可能なopenBD
カレントアウェアネス-E No.327 2017.06.22
http://current.ndl.go.jp/e1924

図書館流通センター、「TRC新刊図書オープンデータ」の公開を開始

図書館流通センター(TRC)が、国内で刊行された新刊流通図書の書誌情報をオープンデータとして公開することをはじめています。

収録項目は、ISBN、タイトル、サブタイトル、著者(2人まで)、版表示、出版社、発売者、出版年月、ページ数等、大きさ、付属資料の種類と形態、シリーズ名・シリーズ番号(3つまで)、各巻のタイトル、本体価格、セット本体価格で、毎週土曜日に、TRCで作成した1週間分の新刊書誌情報が掲載されます。掲載期間は4週間です。

TRC新刊図書オープンデータ(TRC)
http://www.trc.co.jp/trc_opendata/

8/26(土)より新刊図書オープンデータの公開を開始しました(TRC,2017/8/28)
http://www.trc.co.jp/information/pdf/20170828_release.pdf

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