日本情報

カナダ国立図書館・文書館(LAC)、日系カナダ人の強制収容等に関する資料をデジタル化

2019年1月10日、カナダ国立図書館・文書館(LAC)が、日系カナダ人の強制収容や追放に関する文献4万ページ分と180枚の写真をデジタル化したと発表ています。そのうちの一部は調査目的のためにオンラインで公開されています。

カナダ・ビクトリア大学による“Landscapes of Injustice” プロジェクトが、同館のDigiLabでデジタル化したものです。

Japanese Canadian internment: 40,000 pages and 180 photos digitized by the DigiLab(Library and Archives Canada Blog,2019/1/10)
https://thediscoverblog.com/2019/01/10/japanese-canadian-internment-40000-pages-and-180-photos-digitized-by-the-digilab/

全国遺跡報告総覧、ディスカバリーサービスPrimoとのデータ連携を開始

2018年12月14日、奈良文化財研究所は、全国遺跡報告総覧とディスカバリーサービスPrimoとのデータ連携を開始したと発表しました。

全国遺跡報告総覧:ディスカバリーサービスのPrimoが全国遺跡報告総覧に対応(なぶんけんブログ,2018/12/14)
https://www.nabunken.go.jp/nabunkenblog/2018/12/primo.html

チェスター・ビーティー・ライブラリー、所蔵資料のオンライン公開を発表

アイルランドのチェスター・ビーティー・ライブラリーは、2018年12月5日付けのTwitterにおいて、同日に新しいウェブサイトを公開し、あわせて2,000近い所蔵資料をオンライン公開すると発表しています。

アイルランド政府のニュースサービス “MerrionStreet”の12月5日付け記事では、所蔵資料のデジタル化プロジェクトは現在も進行中であり、随時画像が追加される予定であること、非商用利用のための画像の無料ダウンロード機能を提供していること等が紹介されています。

チェスター・ビーティー・ライブラリーはアジアの美術品を多く所蔵しており、日本の美術品もオンライン公開されています。

@CBL_Dublin (Twitter,2018/12/5)
https://twitter.com/CBL_Dublin/status/1070261426332291072

米・プリンストン大学図書館(PUL)、購入資料から修験道に関する貴重な古文書を発見したと発表

2018年11月20日、米・プリンストン大学図書館(PUL)が、同大学東アジア学部・歴史学部教授のコンラン(Thomas Conlan)氏と同館日本研究司書の野口契子氏が日本中世の貴重な古文書を発見したことを発表しています。

2015年、コンラン氏は、野口氏と協力し、コンラン氏の大学院の日本古代・中世史ゼミでの学生の研究・翻刻用に日本中世の古文書を入手しようと奈良県の吉野を出処とする古文書を購入したところ、その中から発見されたものです。

同文書は、襖の下張りに用いられており、購入前に、14世紀から15世紀初期の、女性から女性に充てた売券を含め、14世紀から17世紀にかけての古文書が含まれていることは分かっていましたが、売主はその内容を把握していませんでした。

ゴードン W. プランゲ文庫、企画展示「Crossing the Divide: An American Dream Made in Occupied Japan, 1945-1952」のオンライン展示を公開

2018年11月18日付の米・メリーランド大学ゴードン W. プランゲ文庫のブログにおいて、企画展示「Crossing the Divide: An American Dream Made in Occupied Japan, 1945-1952」のオンライン展示の公開が発表されています。

企画展示「Crossing the Divide: An American Dream Made in Occupied Japan, 1945-1952」は、同大学ホーンベイク図書館で2018年10月から2019年7月まで開催されており、占領下の日本に派遣された米軍や民間人のコミュニティーと日本人との間の交流や、周辺都市における両者が接触する主な「コンタクト・ゾーン」に焦点を当てたものです。

【イベント】第56回 [特別編]国際ARCセミナー「カリフォルニア大学バークレー校所蔵日本コレクションを取り巻く国際コラボレーションの展開:古地図から一枚摺、版本・写本まで」(12/19・京都)

2018年12月19日、京都市の立命館大学アート・リサーチセンター(ARC)において、国際ARCセミナー「カリフォルニア大学バークレー校所蔵日本コレクションを取り巻く国際コラボレーションの展開:古地図から一枚摺、版本・写本まで」が開催されます。

講師はカリフォルニア大学バークレー校C. V. Starr東アジア図書館日本コレクション司書のマルラ俊江氏です。

参加無料、予約不要です。

第56回 [特別編]国際ARCセミナー(ARC)
http://www.arc.ritsumei.ac.jp/lib/app/news/pc/003733.html

参考:
E2028 - 2018年NCC25周年会議・CEAL及びAAS年次大会<報告>
カレントアウェアネス-E No.347 2018.05.31
http://current.ndl.go.jp/e2028

E2073 - 第29回日本資料専門家欧州協会(EAJRS)年次大会<報告>

2018年9月12日から15日まで,リトアニアの第2の都市カウナスに所在するヴィータウタス・マグヌス大学にて,第29回日本資料専門家欧州協会(EAJRS;E1969ほか参照)年次大会が開催された。欧州で活動する日本資料専門家グループにより毎年のこの時期に開催される集会で,本年度は「(グ)ローカル化する日本資料 (G)localizing Japanese Studies Resources」をテーマとして,14のセッションで構成され,31の発表(英語22,日本語9)をメインに,リソース・プロバイダー・ワークショップ,EAJRS和古書保存ワーキンググループの活動報告やEAJRS事務会議,エクスカーションが実施された。参加者は82人にのぼり,その内訳は欧州から44人,アジアから34人(日本33人),北米から4人であった。発表は大別すると概ね以下に分類される。(1)在外日本資料の研究・施設紹介,(2)欧州における日本学研究に関する活動やデータベースの紹介,(3)欧州での日本語教育の状況,その分析,(4)日本機関による日本資料に関する国外向けの活動やサービスの紹介,である。また本大会の大きな特徴としては開催の地リトアニア,とりわけ第二次世界大戦中にこの国で外交官として多くのユダヤ難民を救った杉原千畝に関する発表が複数あったことが挙げられるだろう。以下,筆者の発表および,関心を持った発表について紹介する。

国立国会図書館(NDL)のインターネット資料収集保存事業(WARP)が英語版のインターフェースを公開

2018年11月2日、国立国会図書館(NDL)のインターネット資料収集保存事業(WARP)が英語版のインターフェースを公開しました。

同サービスのウェブページの上部右側にある「言語(Language)」のプルダウンで“English”を選択すると、英語版インターフェースに切り替わります。検索画面に加えて、「ヘルプ」や「よくあるご質問」等のページの英語版が公開されています。

List of News(WARP,2018/11/2)
http://warp.ndl.go.jp/contents/news/index_en.html
※「2 Nov 2018」に、「An English interface of the WARP is now available. Please select "English" from the pull-down menu on the upper-right hand corner of the screen.」とあります。

【イベント】卓話会「英国における近代日本語コレクション」(11/27・東京)

2018年11月27日、東京の大久保地域センターにおいて、卓話会「英国における近代日本語コレクション」が開催されます。

講師は元・ケンブリッジ大学図書館日本部長の小山騰氏で、英国における近代日本語コレクションの歴史をテーマとした講演が行われる予定です。

定員は30名であり、参加に当たっては事前の申し込みと会費が必要となります。

小山騰(のぼる)氏 卓話会のご案内(図書館サポートフォーラム)
http://www.nichigai.co.jp/lib_support/index.html
http://www.nichigai.co.jp/lib_support/pdf/n78.pdf
※2つ目のリンクはチラシです。

米国国立公文書館(NARA)、オンラインカタログで1860年から1862年までの日米間の外交記録“Japan Regarding the Treaty of Yedo, 1860-1862”を公開:公開されたデジタル画像の翻刻・英訳への支援を呼びかけ

米国国立公文書館(NARA)が、2018年10月18日付けの“Catalog Newsletter”において、NARAのオンラインカタログに、1860年から1862年までの日米間の外交記録“Japan Regarding the Treaty of Yedo, 1860 - 1862”が追加されたことを紹介しています。

ニュースレターでは、今回公開された記録には、将軍・徳川家茂からブキャナン大統領に宛てた親書や、使節団(万延元年遣米使節)のメンバーのサインのアルバム等のデジタル化画像が含まれていることが紹介されています。

また、記録には、英訳とオランダ語訳のものも含まれているが、多くは漢字で書かれている事などが紹介されています。

NARAの公式ツイッターでは、「市民アーキビスト(Citizen Archivist)」に対して、公開された記録の翻刻・英訳への支援を呼びかけています。

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