文献提供サービス

米・コピーライト・クリアランス・センター、生命科学・薬学分野のセマンティック・ソリューションを手掛ける英SciBiteと提携

2016年10月14日、米国の著作権集中管理団体であるコピーライト・クリアランス・センター(CCC)が、生命科学・薬学分野向けにセマンティック・ソリューションを手掛ける英企業、SciBiteと提携を結んだことを発表しました。

SiBiteは非構造化テキストから科学用語を抽出し、機械可読形式のデータに変換するソフトウェア等を開発・運用しています。今回の提携により、CCCの電子ドキュメントデリバリーサービス“RightFind”のワークフローにSciBiteの技術を取り込んでいくとしています。

Copyright Clearance Center Partners with SciBite(Copyright Clearance Center、2016/10/14付け)
https://www.copyright.com/copyright-clearance-center-partners-scibite/

参考:
米国コピーライト・クリアランス・センター(CCC)、データに基づいてコンテンツへの出資を最適化するサービス“RightFind Content Decision Support”を開始
Posted 2016年8月12日
http://current.ndl.go.jp/node/32304

E1838 - 文献管理ツールをめぐる動向:出版社の取り組み<文献紹介>

 

 本文献は,文献管理ツールをめぐる動向について,特に出版社の企業戦略の観点から論じたものである。1990年代後半から2000年代初めの欧米において,主に大学の研究者らが開発に携わってきた文献管理ツールとして,QUOSA,Zotero,Papers,Mendeley,ReadCubeを挙げた上で,Elsevier社によるQUOSA取得(2012年)を端緒に今やその大半が出版社の製品と化していることを指摘し,その背景について考察するとともに各社の動向を概観している。

 

米国コピーライト・クリアランス・センター(CCC)、データに基づいてコンテンツへの出資を最適化するサービス“RightFind Content Decision Support”を開始

2016年8月10日、電子ドキュメントデリバリーサービスである“RightFind”を提供する米国コピーライト・クリアランス・センター(CCC)が、購読やドキュメントデリバリーにおいて、データに基づきコンテンツに対する投資を最適化することで情報センターの経営者の意思決定を手助けする、クラウドベースの分析プラットフォームである、“RightFind Content Decision Support”(RightFind CDS)というサービスの開始を発表しました。

RightFind Content Decision Support
http://www.copyright.com/business/rightfind-content-decision-support/
http://www.copyright.com/wp-content/uploads/2016/08/CCC_RightFind-CDS_Product-Sheet.pdf
※2つ目のリンクはRightFind CDSに関するプロダクトシートです。

Copyright Clearance Center Announces Launch of RightFind Content Decision Support Solution(CCC)

E1816 - Access to Researchの2年(英国)<文献紹介>

 英国研究情報ネットワーク(RIN)の「研究成果へのアクセス拡大に関するワーキンググループ」が2012年6月に公表した「Finchレポート」では,学術出版社が,公共図書館の利用者に,学術文献への無償でのアクセスを提供するよう求めている。それを受け,英国の出版社団体であるPublishers Licensing Society(PLS)が中心となって,公共図書館にオンラインの学術文献150万件を無償で提供する2年間のパイロットプロジェクト“Access to Research”(A2R)を開始したのは2014年1月のことであった(E1534参照)。

米国コピーライト・クリアランス・センター、"Get It Now"がOCLCの"WorldShare Interlibrary Loan"と連携することを発表

2015年3月23日、米国コピーライト・クリアランス・センター(CCC)は、CCCが提供する"Get It Now"サービスがOCLCのILLシステム“WorldShare Interlibrary Loan”と連携することを発表しました。"Get It Now"の図書館員を介するサービス“librarian-mediated version”を基にし、OCLCのILLシステムの料金管理システムによって記事購入の支払いをサポートするとのことです。

Copyright Clearance Center’s Get It Now Integrates with OCLC’s WorldShare Interlibrary Loan Service(CCC, 2015/3/23)
http://www.copyright.com/content/cc3/en/toolbar/aboutUs/newsRoom/pressReleases/press_2015/press-release-15-3-23.html

CCC and OCLC Team Up for Get It Now Integration(Information Today, 2015/3/24)

テキサスA&M大学図書館の無料DDS/ILLサービスが10年を機に利用者満足度を調査した結果

最新号のEvidence Based Library and Information Practice(Vol. 8, No.3)に論文のサマリー記事“Follow-Up Study on Free Document Delivery and Interlibrary Loan Service Demonstrates Customer Satisfaction and Generates Improvements”が掲載されています。

紹介元の論文は、Yang, Z. Y. (L.), Hahn, D., & Thornton, E. (2012). Meeting our customers’ expectations: A follow-up customer satisfaction survey after 10 years of free document delivery and interlibrary loan services at Texas A&M University Libraries. Journal of Interlibrary Loan, Document Delivery & Electronic Reserve, 2012, 22(2), p. 95-110. doi:10.1080/1072303X.2012.708390 です。

カナダ国立図書館・文書館が12月でILLサービスを終了へ

カナダ国立図書館・文書館(LAC)がILLサービスを2012年12月で終了する件について案内を出しています。案内によると、以下のスケジュールで段階的に終了していくということです。

・11月13日:海外図書館からの貸借依頼の終了
・1月16日:貸借資料の貸出期限延長の終了
・12月11日:貸借依頼、所在検索サービス、複写依頼の終了

CBC News紙の報道によると、サービスの終了はカナダ政府の予算カットの影響です。ILL依頼の減少を理由に、同館はデジタル化による資料提供のほうが理にかなっていると考えていると報じています。また、サービス終了に対する国内図書館からの懸念の声も紹介しています。

Introduction - Interlibrary Loans (ILL) at Library and Archives Canada(冒頭に“End of ILL Services”と案内されています)
http://www.collectionscanada.gc.ca/ill/index-e.html

Library and archives interlibrary loans soon eliminated(CBC News 2012/11/7付け記事

「IAAL大学図書館業務実務能力認定試験」にILLをテーマとした新科目「情報サービス-文献提供」が追加

NPO法人・大学図書館支援機構(IAAL)が実施している「IAAL大学図書館業務実務能力認定試験」に、ILLサービスをテーマとした新科目「情報サービス-文献提供」が追加されます。同試験は2009年5月に「総合目録(図書-初級)」と「総合目録(雑誌ー初級)」の2科目で開始され、2010年11月に「総合目録(図書-中級)」が加わっていました。このたび、2012年11月4日に東京と大阪で「総合目録-図書初級」第6回および「情報サービス-文献提供」第1回が行われます。受験申込は9月15日から10月20日まで受け付けられています。

受験案内(PDF:2ページ)
http://www.iaal.jp/news/pdf/121104_juken.pdf

受験申込書(PDF:1ページ)
http://www.iaal.jp/news/pdf/121104_form.pdf

IAAL大学図書館業務実務能力認定試験
http://www.iaal.jp/IAAL_HPver5/index.html

大学図書館支援機構
http://www.iaal.jp/

参考:
大学図書館支援機構、「大学図書館業務実務能力認定試験「総合目録-図書初級」」の実施を発表
http://current.ndl.go.jp/node/12589

OCLCが新しいILLシステム“WorldShare Interlibrary Loan”への移行スケジュールを発表

2012年8月27日、OCLCが、現行のILLシステム“WorldCat Resource Sharing”から新システム“WorldShare Interlibrary Loan”への移行スケジュールを発表しました。

OCLCでは6か月間にわたるWorldShare Interlibrary Loanのベータテストを行ってきましたが、テストが終了し、今後、2013年末に向けて段階的にシステム移行を実施していきます。2012年7月に一部の参加館を対象とした移行を開始し、2013年2月にはその対象を米国内の一般の参加館にまで広げます。2013年7月~9月ごろには米国外の参加館による移行を始め、2013年12月31日には現行のWorldCat Resource Sharingは終了するというスケジュールとなっています。

OCLC and member libraries complete beta testing(OCLC 2012/8/27付けニュース)
http://www.oclc.org/news/releases/2012/201255.htm

WorldShare Interlibrary Loan(OCLC)
http://www.oclc.org/migrate-worldshare-ill/

米国コピーライト・クリアランス・センターの文献入手サービス“Get It Now”の導入機関が100以上に

米国の著作権集中管理団体であるコピーライト・クリアランス・センター(Copyright Clearance Center:CCC)が、2011年に開始した“Get It Now”サービスを導入する学術機関が100を突破したと発表しました。Get It Nowは、図書館のILLサービスを補間するもので、図書館が購読していないジャーナルのフルテキストを数分以内に入手できるというサービスです。同サービスは、リンクリゾルバに設定したリンクから利用者が直接、あるいは、米国等で広く使用されているILLiad(ILLシステム)から図書館員が、というような利用をするようです。

Over 100 academic institutions adopt Copyright Clearance Center's Get it Now(Library Technology Guides 2012/5/22付けプレスリリース)
http://www.librarytechnology.org/ltg-displaytext.pl?RC=16834

Get It Now(Copyright Clearance Center)
http://www.copyright.com/content/cc3/en/toolbar/productsAndSolutions/getitnow.html

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