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文書館

研究者・図書館など向けのウェブ出版用オープンソフト“Omeka”のバージョン1.1がリリース

研究者、図書館、博物館、文書館向けのウェブ出版用オープンソースソフト“Omeka”のバージョン1.1がリリースされています。

Omeka 1.1 Drops Today
http://omeka.org/blog/2009/10/15/omeka-1-1-drops-today/

Omeka 1.1 Released(2009/10/19付けDigitalKoansの記事)
http://digital-scholarship.com/digitalkoans/2009/10/19/omeka-1-1-released/

参考:
研究者、図書館、博物館、文書館向けのウェブ出版用オープンソースソフト“Omeka”が正式リリース
http://current.ndl.go.jp/node/13156

倒壊したケルンの歴史文書館でのブルーシールドの資料保存活動

文化財の保護活動を行っている「ブルーシールド」のチームが、2009年3月に倒壊したドイツ・ケルン市の歴史文書館での第2回目の資料保存活動を8月3日から行うと発表しています。フランス、オランダ、ベルギー、英国、スウェーデンから、約60名の専門家が現地入りするとのことです。4月に実施した第1回目の活動では、直線距離に換算すると2キロメートルに相当する資料を扱ったとのことです。

Blue Shield Mission to Cologne - August 2009 - Press releases
http://www.ancbs.org/index.php?option=com_content&view=article&id=102:blue-shield-mission-august2009-press-releases&catid=10:statements&Itemid=20

SECOND BLUE SHIELD RESCUE MISSION FOR THE DESTROYED CITY ARCHIVE OF COLOGNE
http://www.ancbs.org/images/pressreleases/01-08-2009_blueshield_rescuemission_en.pdf

参考:

カナダ図書館協会全国大会の発表資料、報告記事

カナダ図書館協会の第64回全国大会が2009年5月28日~6月1日、モントリオールで開催されました。その発表資料が公式サイトに、報告記事がLibrary Journal誌に掲載されています。

この大会では国立研究評議会(NRC)に対する政府の十分な助成と、国立図書館・文書館(LAC)の館長・運営委員会人事に関する憂慮・要望が決議されました。後者は、LACのキャロン(Daniel J. Caron)新館長が専門職ライブラリアン/アーキビストのいずれでもないこと、LACの運営委員会唯一の専門職ライブラリアンであった次期IFLA会長のペアレント(Ingrid Parent)氏が6月末をもって退職することを憂慮し、専門職ライブラリアン/アーキビストを運営委員会に加えるよう強く要望するものです。

CLA 2009 National Conference: Budget Impacts and Federal Focus - 6/24/2009 - Library Journal
http://www.libraryjournal.com/article/CA6667264.html

64th National Conference and Tradeshow
http://www.cla.ca/conference/2009/postcon.htm

デジタルコンテンツの記録管理・保存に機関リポジトリが果たす役割は?-英国REMAPプロジェクトの報告

機関内のデジタルコンテンツの記録管理・保存に対し、機関リポジトリ(デジタルリポジトリ)がどのような役割を果たせるのかについて、英国ハル大学が情報システム合同委員会(JISC)の助成のもと行ったREMAPプロジェクトの報告記事が、Ariadne誌の第59号に掲載されています。

なお、このREMAPプロジェクトの前身として行われた、ユーザ個人用の“My Repository”を提供するRepoMMan(Repository Metadata and Management)プロジェクトの報告記事も、2008年1月のAriadne誌第54号に掲載されています。今回のREMAPプロジェクトの報告記事に、両者の関係が説明されています。

Richard Green, Chris Awre. The REMAP Project: Steps towards a Repository-enabled Information Environment. Ariadne. 2009, (59).
http://www.ariadne.ac.uk/issue59/green-awre/

研究者、図書館、博物館、文書館向けのウェブ出版用オープンソースソフト“Omeka”が正式リリース

ジョージ・メイソン大学が開発した、研究者、図書館、博物館、文書館向けのウェブ出版用オープンソースソフト“Omeka”のバージョン1.0がリリースされています。タグ付与、RSS配信、COinSプラグインによる文献管理ソフトZoteroとの連携といった機能がサポートされています。

Omeka 1.0 Drops Today
http://omeka.org/blog/2009/06/02/omeka-10-drops-today/

Omeka
http://omeka.org/

June 03, 2009付けCatalogablogの記事
http://catalogablog.blogspot.com/2009/06/omeka.html

参考:
博物館コレクションのウェブ展示用オープンソースソフト“Omeka”、ソースコードを公開
http://current.ndl.go.jp/node/7414
小規模博物館の所蔵品をウェブ上で展示・公開・活用するシステム“omeka”
http://current.ndl.go.jp/node/6630

群集の暴動で記録文書が破壊されてしまった事件から学ぶもの(インド)

インドのプネ市にあるBhandarkar東洋研究所に2004年1月4日、およそ150人の武装した若者が政治的スローガンを叫びながら乱入し、閲覧室の設備を破壊し、手稿や記録文書、石板など(数点から数点まで諸説ありとのこと)を破壊・盗難するという事件が発生しました。この事件がなぜ起きたのか、その歴史・文化・宗教的背景(植民地、カースト等)、同研究所のような研究図書館・文書館が持つ文化・政治的な象徴性などを分析し、このような事件がインド以外でも起こりうることを説き、それを避けるためにはどうすればよいのかを論じた論文が、LIBRI誌の“Best Student Paper Award 2008”に選ばれ、オンラインで公開されています。

Michelle Caswell. Irreparable Damage: Violence, Ownership, and Voice in an Indian Archive. Libri. 2009, 59(1), p. 1-13.
http://www.librijournal.org/pdf/2009-1pp1-13.pdf

英国国立公文書館、デジタル時代のアーカイブ政策についての意見募集

英国国立公文書館(NA)は諮問文書“Archives for the 21st century”を公表し、それに対する意見を2009年5月6日から8月12日までの期間で募集しています。諮問文書は、デジタル時代の課題に対応し、より多くの人々に利用されるための今後のアーカイブサービスのあり方について検討するためのものとされています。

Archive strategy consultation launched(NAウェブサイトに掲載のニュース)
http://www.nationalarchives.gov.uk/news/stories/304.htm?WT.lp=n-33642

Archives for the 21st century: consultation(諮問文書についての説明)
http://www.nationalarchives.gov.uk/archivesconsultation/

Archives for the 21st century (諮問文書)
http://www.nationalarchives.gov.uk/documents/archivesconsultation/archives-for-the-21st-century-england.pdf

人名・組織名等を集約・共有することで、図書館や各関係者はどんな利益が得られるか?-OCLCがユースケースを分析

OCLCのNetworking Names Advisory Groupが2009年5月、異なるコミュニティが作成した人名・組織名等を集約し、ネットワークで共有する“Cooperative Identities Hub”構築を目指す場合にその要素となるもの、また解決すべき課題を特定すべく行った研究の成果をレポートとして発表しました。これは、大学図書館、研究者、アーキビスト、文書館利用者、機関リポジトリマネージャーの各々が、“Cooperative Identities Hub”にどのようにかかわるのかについて14のユースケースを組み立て、分析したものです。

OCLC Research releases new report: Networking Names [OCLC]
http://www.oclc.org/news/briefs/brief279.htm

倒壊したケルン市立歴史文書館の館長による支援の呼びかけ(ドイツ)

2009年3月3日、ドイツ・ケルン市の歴史文書館が突然倒壊するという事件が発生しました。ブルーシールド国内委員会協会が、ウェブサイトにこの事件に関する報道記事・写真等を集めた情報ページを作成するとともに、同館の館長が(1)保管用器材、(2)アーキビスト、(3)修復家、の提供という形での支援をお願いしたい、と呼びかける文書も掲載しています。

Information on collapses of The Cologne City Archive - Blue Shield Network
http://www.ancbs.org/index.php?option=com_content&view=article&id=71&Itemid=37

Appeal for volunteers from the Director of the Cologne archives
http://www.ancbs.org/images/stories/resources/cologne_en.pdf

また日本でも歴史研究者が中心となって、同館に所蔵されていた史資料の重要性を訴え、その一日も早い保全に全力を挙げるよう求める署名を呼びかける活動が、オンラインで行われています。

英・豪・Nzの国立図書館、国立公文書館が次々とFlickrに進出

米国議会図書館(LC)やオランダ国立公文書館などに続き、英国、オーストラリア、ニュージーランド各国の国立図書館や国立公文書館が次々と、デジタル化した写真をFlickrで公開する試みを開始しています。

Flickr: National Library of Scotland's Photostream
http://www.flickr.com/photos/nlscotland/
Flickr: National Library of Australia's Photostream
http://www.flickr.com/photos/national_library_of_australia/
Flickr: National Library of New Zealand's Photostream

IFLAによる図書館・文書館・博物館の連携に関する動向レポート(2008年刊行)の日本語訳

国際図書館連盟(IFLA)が2008年に刊行した、公共図書館・文書館・博物館の連携に関する最近の動向を紹介するレポート“Public Libraries, Archives and Museums: Trends in Collaboration and Cooperation”の日本語訳を、京都大学図書館情報学研究会が刊行、オンライン公開しています。

アレクサンドラ・ヤロウ、バーバラ・クラブ、ジェニファー-リン・ドレイパー著, 垣口弥生子・川崎良孝訳
『公立図書館・文書館・博物館:協同と協力の動向』(KSPシリーズ7)
http://www.educ.kyoto-u.ac.jp/~lib-sci/pdf/IFLA-Profrep108-Jp.pdf
http://www.ifla.org/VII/s8/pub/Profrep108-jp.pdf

ARL、手稿コレクション情報のウェブ提供に関する調査結果を公表

北米研究図書館協会(ARL)が、手稿資料(manuscript)のコレクションに関する情報のウェブでの公開に関する調査をおこない、その報告書が"SPEC Kit"307号として公開されています。回答率は59%で、主要な調査結果は以下の通りです。

・すべての回答館が、所蔵している手稿に関する何らかの情報を、ウェブに掲載している。
・大部分の回答館は、ウェブでの情報提供を充実したいと考えている。
・情報提供が不十分である第1の理由は、職員と時間の問題である。
・回答館の大多数は、所蔵している手稿の目録を、MARCフォーマットで作成しており、EAD(Encoded Archival Description;符号化記録史料記述)で作成している館はほとんどない。
・図書館員やアーキビストは、他の多くの業務の間隙をぬって、手稿資料の整理と目録の作成に時間を割いている。

歴史的映像のリテラシー教育プログラム、英国アカデミー賞候補に!

英国公文書館が提供する歴史教育・学習プログラム“Learning Curve”のコンテンツの1つに、歴史的映像資料を提供するとともに、歴史の記録として映像資料を扱う際の利点と問題点を考える、7~11歳の子ども向けプログラム“Focus On Film”が提供されています。
このほど“Focus On Film”が、2008年の「英国アカデミー賞子ども部門」候補に選ばれたことが発表されています。なお投票に参加できるのは、14歳以下となっています。
受賞者の発表は、11月30日の予定です。

National Archives website short-listed for Children's BAFTA
http://www.nationalarchives.gov.uk/news/stories/218.htm

Focus On Film

「公文書管理の在り方に関する有識者会議」が最終報告を発表

国の文書館理の今後のあり方や国立公文書館制度の拡充等について検討を行ってきた「公文書管理の在り方等に関する有識者会議」はこのほど、これまでの議論の成果をまとめた最終報告『「時を貫く記録としての公文書管理の在り方」~今、国家事業として取り組む~』を発表しました。

「公文書管理の在り方等に関する有識者会議」
http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/koubun/index.html

「公文書管理の在り方等に関する有識者会議」が最終報告を小渕担当大臣及び麻生総理大臣に提出
http://www.archives.go.jp/news/081104_01.html

参考:
「公文書管理の在り方等に関する有識者会議」の中間報告『時を貫く記録としての公文書管理の在り方』が公表される

OCLC、図書館・博物館・文書館の連携に関するレポートを刊行

OCLCが、米国・英国・カナダの大学、博物館等の事例をもとに、図書館・博物館・文書館の連携を促進する「触媒(catalyst)」について考察したレポート“Beyond the Silos of the LAMs: Collaboration Among Libraries, Archives and Museums”を刊行しています。

Zorich, Diane, Günter Waibel and Ricky Erway. 2008. Beyond the Silos of the LAMs: Collaboration Among Libraries, Archives and Museums. Report produced by OCLC Programs and Research.

文化遺産のデジタル情報管理に係る情報源を集めたウェブサイト(英国)

英国バース大学のUKOLNが、図書館、博物館、文書館など文化遺産を扱う機関のための、デジタル情報管理に関する情報源を集めたウェブサイトを立ち上げました。

このサイトでは、コレクション記述、デジタル保存、メタデータ、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)、ユーザビリティ・アクセシビリティ、Web 2.0などのトピックごとに、各種の情報源(図書館だけでなく博物館、文書館で主に使われている規格や情報サイトも含む)がまとめられています。

UKOLN | Cultural Heritage
http://www.ukoln.ac.uk/cultural-heritage/

参考:
CA1644 - 欧米における図書館、文書館、博物館の連携―Cultural Heritage Sectorとしての図書館― / 菅野育子

英国公文書館、第二次世界大戦について対話的に学べるオンラインサイトを開設

英国公文書館(NA)が、第二次世界大戦について、デジタル化された公文書・記録資料・録音資料をもとに学習できるウェブサイト“Learning Curve: World War II”を開設しました。公文書・記録資料に基づき、学習者が「なぜ、○○が起こったと考えられるか」を解き明かすといった課題が設定されており、インタラクティブに学べるようになっています。内容はKey Stage(KS)3~4(=日本の中学生・高校1年生)向けとされています。

The National Archives Learning Curve | World War II
http://www.learningcurve.gov.uk/worldwar2/default.htm

英国公文書館、電子的政府情報を生産・収集・管理・保存するシームレスなフローを構築

英国公文書館(NA)が、増え続ける電子政府情報の生産から収集、管理、保存に至るまでのシームレスなフロー(業務・システム)を構築するプログラム“Seamless flow”を終え、実践するプロジェクト段階に入ったと発表しています。

Seamless flow
http://www.nationalarchives.gov.uk/electronicrecords/seamless_flow/default.htm
(画面左側のカラムに、プログラム、プロジェクトの資料へのリンクがあります)

The National Archives | Electronic Records Online
http://www.nationalarchives.gov.uk/ero/
(電子政府情報のみを対象とした検索サービス)

NARAの電子記録管理システム、プロジェクト開始から10年で第1運用フェーズに到達

米国国立公文書館・記録管理局(NARA)が、4億5,300万ドルを投じて1998年から開発を行ってきた、電子記録管理システム(ERA)が、第1運用フェーズに到達しリリースされたと発表されています。この段階では、各省庁が記録文書をどのくらい保存しなければならないのか、その後NARAに移管すべきか否か、を登録できるとのことで、2008年7月から、NARAは350万件の電子ファイルを登録する予定としています。ERAについて、今後も開発を続け、2009年1月のブッシュ大統領退任時にはブッシュ大統領関連の大量の電子ファイルを登録できるようにし、2010年には一般公開するとのことです。

なおこのERAのゴールは、「記録が作成されたときのハードウェア、ソフトウェアが何であっても、今から50~100年後に電子記録を最良の技術で検索・参照できるようにすること」とされています。

LCのWorld Digital Library構想にNARAも参加

米国議会図書館(LC)を中心に進められているWorld Digital Library構想に、米国国立公文書館(NARA)が加わると発表されています。NARAは構想の創設メンバーとなり、米国独立宣言、憲法、権利章典、奴隷解放宣言、南北戦争時の写真など、多くの歴史資料を提供するとのことです。これらのコンテンツは現在、NARAのウェブサイトで見られます。

Library of Congress, National Archives Form World Digital Library Partnership - Library of Congress
http://www.loc.gov/today/pr/2008/08-129.html

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