アジア

パキスタン高等教育委員会、大学・研究機関からデジタルコンテンツにアクセスできる「国立電子図書館」を運営

パキスタン高等教育委員会が、国内の国立大学・私立大学・非営利の研究機関(パキスタン国立図書館などいくつかの国立図書館・議会図書館も含む)から、教育・研究目的でデジタルコンテンツにアクセスするための共通サイト「国立電子図書館」を運営しています。これはもともと、英国に本部がある学術出版物の入手可能性のための国際ネットワーク(INASP)と共同で始められた事業とのことです。

20世紀初頭のチベットの写真等を大学図書館がデジタル化・公開(米国)

米国ウィスコンシン大学ミルウォーキー校図書館が、世界初となるラサのポタラ宮殿の写真を含む、1900年から1901年と1932年から1937年にそれぞれ撮影された、チベットの写真約900点と、19世紀末から20世紀初頭のチベットの地図10点をデジタル化し、ウェブサイトで公開しています。これらの資料は、米国地理学会の図書館が保管しているもので、1900年から1901年に撮影された写真は、当時のチベットを訪れたモンゴル人仏教徒によるもの、1932年から1937年に撮影された写真は、米国人の写真家・冒険家フォルマン(Harrison Forman)氏によるものだということです。20世紀初頭のラサは、外国人が足を踏み入れることを禁じていたため、これらの写真は非常に貴重なものとなっています。

イランの研究所が本を無料で郵送する読書推進プログラムを実施

イランのJavan Quran Interpretation Instituteが、子どもや若者の読書推進策の一環として、本を郵便で無料で送り届けるプログラムを行っています。

同研究所の5000冊の本の中から1冊ずつ借りることができ、2回目以降は前に借りた本についての3つの質問に電話で答えられたら借りることができるという仕組みになっているそうです。

Iran establishes free postal library to promote book reading
http://www.tehrantimes.com/index_View.asp?code=169496

E809 - フランス語圏電子図書館の現在

フランス語圏電子図書館(Bibliotheque numerique francophone)とは,フランス語圏の国立図書館に保存されている様々なコレクションを電子化しインターネット上に公開することを目標とするプロ ジェクトである。このプロジェクトは,各国の公的機関がインターネット上の各国の文化を守り,文化的多様性を維持していく必要があると主張する,ジャン・ ノエル・ジャンヌネーフランス国立図書館(BnF)前館長の影響を受けていると言われる。...

E810 - 世界の科学DBへのゲートウェイ“WorldWideScience.org”

2007年6月,米国エネルギー省(DOE)と英国図書館(BL)は共同で,科学技術の世界規模での発展に貢献するため,世界の科学情報データベースを横 断検索できるゲートウェイ“WorldWideScience.org”の運用を開始した。サービス開始当初,検索できるのは10か国の12データベース であったが,2008年6月現在,44か国から,32の国営の科学情報データベース,ポータルサイトを横断検索することが可能となっている。...

2009年アジア太平洋図書館・情報教育国際会議(A-LIEP)ウェブサイト

2009年3月6~8日に筑波大学で開催されるアジア太平洋図書館・情報教育国際会議(A-LIEP)のウェブサイトが立ち上がっています。英語版は筑波大学、日本語版は日本図書館情報学会が作成しています。

A-LIEP 2009(6-8 March 2009): Asia-Pacific Confernce on Library & Information Education and Practice
http://a-liep.kc.tsukuba.ac.jp/

2009年アジア太平洋図書館・情報教育国際会議(A-LIEP 2009)のご案内
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jslis/events/a-liep2009_1.html

Nature、発展途上国へのフリーアクセスを提供

Nature Publishing Groupは、INASP(International Network for the Availability of Scientific Publications)との協同プログラムによって、アフリカ・アジア・南アメリカの発展途上国20カ国の大学・研究機関に対して、Nature誌など65誌の学術雑誌(電子ジャーナル)へのフリーアクセスを提供する、と発表しています。

Nature Publishing Group journals provided through PERI
http://www.inasp.info/file/744/--nature-publishing-group-journals-provided-through-peri.html

LCのWorld Digital Library構想にサウジアラビアの大学図書館も協力

米国議会図書館(LC)を中心に進められているWorld Digital Library構想に、サウジアラビアのKing Abdullah University of Science and Technology (KAUST)が加わると発表されています。

LCのWorld Digital Libraryは貴重書や手稿などひとつしかない歴史的文化遺産を世界各地の図書館等と協同でデジタル化し無料公開しようとするプロジェクトですが、KAUSTが加わることでアラブ・イスラム圏の科学史資料が豊富になるとしています。

Library of Congress and Saudi University Form World Digital Library Partnership
http://www.loc.gov/today/pr/2008/08-067.html

参考:

オープンアクセス・電子図書館に関わる活動での南アジアの存在感

2001年にアジア電子図書館国際会議(ICADL)が、2004年と2006年には電子図書館国際会議(ICDL)が開催されたインドをはじめ、南アジアはオープンアクセスや電子図書館に関する活動で重要な役割を担っています。このほど、南アジアで成功を収めている電子図書館やオープンアクセス活動(オープンコースウェア、オープンアクセス雑誌、メタデータ収集サービス等)について詳述している文献“Open Access to Knowledge and Information: Scholarly Literature and Digital Library Initiatives – the South Asian Scenario”がユネスコにより刊行されました。

E744 - ベトナムで第10回アジア電子図書館国際会議が開催される

第10回アジア電子図書館国際会議(10th International Conference on Asian Digital Libraries:ICADL2007,E587参照)が,世界27か国から約300名の参加者を集め,ベトナム・ハノイの国際会議場を会場として,2007年12月10日から13日の4日間にわたって開催された。 会議1日目は,ニュージーランドデジタルライブラリ…

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