アジア

E1776 - 東南アジア資料の共有に関する国際ワークショップ<報告>

 2016年2月19日,京都大学東南アジア研究所の主催で国際ワークショップ「東南アジア地域研究情報資源の共有をめざして―いま,ライブラリアンから伝えたいこと―」が開催された。同研究所の設立50周年を記念して開催されたもので,東南アジア地域研究情報,すなわち東南アジアで出版される図書や逐次刊行物等の共有にかかる課題を洗い出し,その解決に向けた方向性を探る,というのが開催の趣旨である。

【イベント】第1回アジアMOOC国際会議「Asia Regional MOOC Stakeholders Summit 2015」(3/4・東京)

2016年3月4日9:30~17:00、日本オープンオンライン教育推進協議会(JMOOC)は、アジアにおけるMOOC交流の一環としてアジア各国・地域のMOOC関係者を招き、意見交換や情報共有を目的とした国際会議を明治大学に於いて開催します。
この会議では、各国・地域の取組の発表やパネルディスカッションが行われるほか、アジア地域でのMOOC開発・活用促進のための経験・実践の重要性について合意する共同ステートメントが発信される予定です。

事前申込が必要(定員180名)で、参加無料です。

【プレスリリース】第1回アジアMOOC国際会議「Asia Regional MOOC Stakeholders Summit 2015」を開催
―アジアにおけるMOOC交流・情報共有を促進―(JMOOC、2016/2/2)

EIFL、法学分野のデータベース“HeinOnline”をパートナーであるコンソーシアム・会員館に提供

EIFL(開発途上国において図書館を通じた情報へのアクセス向上に取り組んでいる非営利組織)が、法学分野のデータベース“HeinOnline”を提供するWilliam S. Hein and Company社と提携し、2,200点以上の法律や法律関係雑誌がHeinOnlineで利用できるようになったと発表しています。

この提携は、2017年12月31日までの契約で、EIFLのパートナーである31か国のコンソーシアムや会員館で利用できるとのことです。

対象となる31か国は以下の国々です。

アルジェリア、アンゴラ、アルメニア、アゼルバイジャン、ベラルーシ、ボスニア・ヘルツェゴビナ、カンボジア、エチオピア、フィジー、ガーナ、ケニア、コソボ、キルギスタン、ラオス、レソト、マケドニア、マラウイ、モルディブ、モルドバ、ナミビア、ネパール、パレスチナ、セネガル、セルビア、スーダン、タンザニア、タイ、ウガンダ、ウクライナ、ウズベキスタン、ザンビア

HeinOnline agreement expanded to include Law Journal Library(EIFL,2016/2/2)
http://www.eifl.net/news/heinonline-agreement-expanded-include-law-journal-library

オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)、2015年4月に実施した各地域のリポジトリネットワーク関係者のミーティングの報告を公開

2015年11月30日、オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)は2015年4月16日にポルトガルで実施した、各地域のリポジトリネットワーク関係者を集めた戦略ミーティングの内容をまとめた報告書、”Aligning Repository Networks Report of Strategic Meeting, April 2015”を公開しました。

このミーティングは欧州、北米、南米、アフリカ、アジアから参加者を集めて実施されたものです。日本からは国立情報学研究所(NII)の山地一禎准教授がゲスト参加していました。

”Aligning Repository Networks Report of Strategic Meeting, April 2015”(COAR)
https://www.coar-repositories.org/files/Aligning-Repository-Networks-2015-Milestone-Meeting-Report.pdf

Strengthening international alignment of repository networks(COAR、2015/11/30付け)

国立国会図書館、『アジア情報室通報』13巻3号を刊行 「中央アジア関連資料収集の展望 ―ウズベキスタンを中心に―」等の記事を掲載

国立国会図書館(NDL)は、「アジア情報室通報」の第13巻第3号(2015年9月号)をウェブサイトに掲載しました。本号では、「中央アジア関連資料収集の展望 ―ウズベキスタンを中心に―」と題する記事等が掲載されています。

中央アジア関連資料収集の展望―ウズベキスタンを中心に―(アジア情報室通報 13巻3号)
http://rnavi.ndl.go.jp/asia/entry/bulletin13-3-1.php

アジア情報室の刊行物(『アジア情報室通報』)
http://rnavi.ndl.go.jp/asia/entry/asia-pub.php

Times Higher Education社、アジアの大学ランキング2015年版を公開

Times Higher Education社は、アジアの大学ランキング2015年版を公開しました。同ランキングは、世界大学ランキングと同様の方法に基いて集計されたものです。日本は、東京大学が1位を維持していますが、100位以内に19大学であり、2014年版の20大学、2013年版の22大学と比べて減っており、15大学は順位を落としているということです。比べて中国は、100位以内に21大学で、2014年版の18大学、2013年版の15大学と比べて増えており、北京大学が4位、清華大学が5位にランクインしているということです。

Asia University Rankings 2015 results(Times Higher Education)
https://www.timeshighereducation.co.uk/world-university-rankings/2014-15/regional-ranking/region/asia

Asia University Rankings 2015 results announced(THE、2015/06/10)
https://www.timeshighereducation.co.uk/news/asia-university-rankings-2015-results-announced

Nature Index 2015アジア太平洋版公開

2015年3月26日号のNature誌の付録として、Nature Index 2015アジア太平洋地域版が公開されていました。これは2014年1月~12月のNature Indexのデータに基づき、アジア太平洋地域の状況を分析したもので、オンラインで無料公開されています。

プレスリリースによれば、共著者の割合に応じて国・研究機関ごとに論文数を案分した上で、雑誌数の少ない宇宙物理学分野の値を重み付けしたWFC(Weighted Fractional Count)に基づくと、アジア太平洋地域で2014年のWFCが最も高かったのは中国(6,032.51)で、次いで日本(3,198.73)、韓国(1,167.49)と続いた、とのことです。日本は生命科学分野で中国を凌いでアジア太平洋地域でトップの位置にある、とされています。

Nature Index 2015 Asia-Pacific(Nature、2015/3/25付け)
http://www.nature.com/nature/supplements/nature-index-2015-asia-pacific/index.html

Nature Index 2015: 中国が、アジア太平洋地域の高品質な科学研究を牽引(Nature Publishing Group、2015/3/26付け)

アジア開発銀行、研究成果を公開するオープンアクセスリポジトリ開設

2015年2月12日、フィリピン・マニラに拠点を置くアジア開発銀行(ADB)が、ADBが行うアジア・太平洋地域の経済・開発に関する研究成果を公開するオープンアクセス(OA)リポジトリを公開しました。公開時点でADBによる近年の研究成果2,000件以上が閲覧できるほか、1966年のADB創設以来の5,000件以上の文献の情報が検索できるとのことです。

ADBのプレスリリースでは、Vice-President for Knowledge Management and Sustainable DevelopmentであるBindu N. Lohani氏の言葉として、「(例えば)アゼルバイジャンの大学院生の中に、次代の開発に関わる優れたアイディアを持っている人がいるかも知れない」、「彼ら・彼女らがその優れたアイディアの実現のために必要な情報や研究成果に制限なくアクセスできるよう保障することは、我々の義務である」というコメントが紹介されています。

ADB Adopts Open Access for its Development Research(Asian Development Bank、2015/2/12付け)
http://www.adb.org/news/adb-adopts-open-access-its-development-research

【イベント】第1回U-PARLシンポジウム「むすび、ひらくアジア:アジア研究図書館の構築に向けて」開催(1/31)

2015年1月31日、東京大学にて、東京大学附属図書館アジア研究図書館上廣倫理財団寄付研究部門(U-PARL)が、第1回U-PARLシンポジウム「むすび、ひらくアジア:アジア研究図書館の構築に向けて」が開催されます。

U-PARLは、東京大学の「アジア研究図書館」の実現のために設立された研究部門とのことですです。今回のシンポジウムでは、アジア研究図書館の実現に向けて、アジアとアジアをめぐる知のあり方を考えるとのことです。

参加費は無料ですが、事前にサイトから申し込むと当日の受付がスムーズとのことです。

第1回U-PARLシンポジウム「むすび、ひらくアジア:アジア研究図書館の構築に向けて」開催のお知らせ(U-PARL)
http://u-parl.lib.u-tokyo.ac.jp/archives/japanese/sympo2014

Nature Publishing Index 2013年アジア太平洋版公開

2014年3月27日号のNature誌の付録として、Nature Publishing Index(NPI)2013年アジア太平洋地域版が公開されていました。これは2013年の1年間を通じて、Nature誌および関連誌計18誌に掲載された各国の原著論文数に基づいて、機関別や国・地域別のランキング等を出すものです。

NPI2013年版によると、共著者数等を加味した後の集計に基づくと、日本は中国を凌いで依然、アジア太平洋地域で首位の座を保っていますが、掲載論文数の増加率では中国が日本を上回っており、今後2~3年の間に追い抜かされる可能性もあるとのことです。また、機関別ではこれまでトップを守っていた東京大学が2位になり、トップは中国科学院(CAS)でした。

なお、NPI Asia-Pacificのウェブサイトからは、最新の機関別、国・地域別の状況が確認できます。

Nature Publishing Index 2013 (ASIA-PACIFIC)
http://www.natureasia.com/en/publishing-index/pdf/NPI2013_Asia-Pacific.pdf

アジア太平洋地域の科学の王座をめぐって中国と日本が一騎打ち(natureasia.com、2014/3/27付け)

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