アジア

Times Higher Education社、アジアの大学ランキング2015年版を公開

Times Higher Education社は、アジアの大学ランキング2015年版を公開しました。同ランキングは、世界大学ランキングと同様の方法に基いて集計されたものです。日本は、東京大学が1位を維持していますが、100位以内に19大学であり、2014年版の20大学、2013年版の22大学と比べて減っており、15大学は順位を落としているということです。比べて中国は、100位以内に21大学で、2014年版の18大学、2013年版の15大学と比べて増えており、北京大学が4位、清華大学が5位にランクインしているということです。

Asia University Rankings 2015 results(Times Higher Education)
https://www.timeshighereducation.co.uk/world-university-rankings/2014-15/regional-ranking/region/asia

Asia University Rankings 2015 results announced(THE、2015/06/10)
https://www.timeshighereducation.co.uk/news/asia-university-rankings-2015-results-announced

Nature Index 2015アジア太平洋版公開

2015年3月26日号のNature誌の付録として、Nature Index 2015アジア太平洋地域版が公開されていました。これは2014年1月~12月のNature Indexのデータに基づき、アジア太平洋地域の状況を分析したもので、オンラインで無料公開されています。

プレスリリースによれば、共著者の割合に応じて国・研究機関ごとに論文数を案分した上で、雑誌数の少ない宇宙物理学分野の値を重み付けしたWFC(Weighted Fractional Count)に基づくと、アジア太平洋地域で2014年のWFCが最も高かったのは中国(6,032.51)で、次いで日本(3,198.73)、韓国(1,167.49)と続いた、とのことです。日本は生命科学分野で中国を凌いでアジア太平洋地域でトップの位置にある、とされています。

Nature Index 2015 Asia-Pacific(Nature、2015/3/25付け)
http://www.nature.com/nature/supplements/nature-index-2015-asia-pacific/index.html

Nature Index 2015: 中国が、アジア太平洋地域の高品質な科学研究を牽引(Nature Publishing Group、2015/3/26付け)

アジア開発銀行、研究成果を公開するオープンアクセスリポジトリ開設

2015年2月12日、フィリピン・マニラに拠点を置くアジア開発銀行(ADB)が、ADBが行うアジア・太平洋地域の経済・開発に関する研究成果を公開するオープンアクセス(OA)リポジトリを公開しました。公開時点でADBによる近年の研究成果2,000件以上が閲覧できるほか、1966年のADB創設以来の5,000件以上の文献の情報が検索できるとのことです。

ADBのプレスリリースでは、Vice-President for Knowledge Management and Sustainable DevelopmentであるBindu N. Lohani氏の言葉として、「(例えば)アゼルバイジャンの大学院生の中に、次代の開発に関わる優れたアイディアを持っている人がいるかも知れない」、「彼ら・彼女らがその優れたアイディアの実現のために必要な情報や研究成果に制限なくアクセスできるよう保障することは、我々の義務である」というコメントが紹介されています。

ADB Adopts Open Access for its Development Research(Asian Development Bank、2015/2/12付け)
http://www.adb.org/news/adb-adopts-open-access-its-development-research

【イベント】第1回U-PARLシンポジウム「むすび、ひらくアジア:アジア研究図書館の構築に向けて」開催(1/31)

2015年1月31日、東京大学にて、東京大学附属図書館アジア研究図書館上廣倫理財団寄付研究部門(U-PARL)が、第1回U-PARLシンポジウム「むすび、ひらくアジア:アジア研究図書館の構築に向けて」が開催されます。

U-PARLは、東京大学の「アジア研究図書館」の実現のために設立された研究部門とのことですです。今回のシンポジウムでは、アジア研究図書館の実現に向けて、アジアとアジアをめぐる知のあり方を考えるとのことです。

参加費は無料ですが、事前にサイトから申し込むと当日の受付がスムーズとのことです。

第1回U-PARLシンポジウム「むすび、ひらくアジア:アジア研究図書館の構築に向けて」開催のお知らせ(U-PARL)
http://u-parl.lib.u-tokyo.ac.jp/archives/japanese/sympo2014

Nature Publishing Index 2013年アジア太平洋版公開

2014年3月27日号のNature誌の付録として、Nature Publishing Index(NPI)2013年アジア太平洋地域版が公開されていました。これは2013年の1年間を通じて、Nature誌および関連誌計18誌に掲載された各国の原著論文数に基づいて、機関別や国・地域別のランキング等を出すものです。

NPI2013年版によると、共著者数等を加味した後の集計に基づくと、日本は中国を凌いで依然、アジア太平洋地域で首位の座を保っていますが、掲載論文数の増加率では中国が日本を上回っており、今後2~3年の間に追い抜かされる可能性もあるとのことです。また、機関別ではこれまでトップを守っていた東京大学が2位になり、トップは中国科学院(CAS)でした。

なお、NPI Asia-Pacificのウェブサイトからは、最新の機関別、国・地域別の状況が確認できます。

Nature Publishing Index 2013 (ASIA-PACIFIC)
http://www.natureasia.com/en/publishing-index/pdf/NPI2013_Asia-Pacific.pdf

アジア太平洋地域の科学の王座をめぐって中国と日本が一騎打ち(natureasia.com、2014/3/27付け)

『アジ研ワールド・トレンド』誌が2014年4月号で「新しい研究図書館を描く」特集

日本貿易振興機構(ジェトロ)アジア経済研究所の刊行している『アジ研ワールド・トレンド』誌が2014年4月号(No.222)で「新しい研究図書館を描く—海外の実践にみる知の集積・発信のいま—」と題した特集を組んでいます。特集に関連して、以下の記事が掲載されています。

・特集にあたって / 村井友子、小林磨理恵

【蔵書構築】
・米国議会図書館の蔵書構築 / ジョゼフ・プッチオ
・コーネル大学図書館『ジョン・M・エコルズ東南アジアコレクション』の収集 / グレゴリー・H・グリーン

【ライブラリアンの役割と図書館間連携】
・ロンドン大学SOAS図書館—サブジェクト・ライブラリアンの役割— / 小林富士子
・コラム:オーストラリアの韓国コレクション / 二階宏之
・豪州メルボルンのアジア図書館の取り組み—Asian Libraries in Melbourne (ALIM)— / 八田綾子
・ラテンアメリカ研究図書館のリソース・シェアリング活動と日本の課題 / 村井友子
・国際的な東南アジア図書館ネットワークとリソースシェアリング / バージニア・ジンイ・シー

【学術情報の発信】
・オーストラリアの新聞電子化共同事業—全豪新聞電子化プログラム— / ヒラリー・ベルソン

CA1806 - 北朝鮮の図書館事情 / 阿部健太郎

 北朝鮮(1)の図書館事情は、とくにその実態についてはほとんど知られていない。日本における北朝鮮の図書館に関する記事は、管見では高哲義の記事が最も詳細である(2)。日本で初めて北朝鮮の図書館事情を紹介したこの記事は実見に基づいた具体的な内容が今なお貴重なものであるが、1987年の記事であり今となっては多少古い。一方韓国では、梁一雲が初めて体系的に北朝鮮の図書館を研究し、近年ではソン・スンソプ(송승섭)が著書をまとめており、いくらか研究成果が蓄積されている(3)。そこで本稿では、これらの先行研究と、百科事典や『労働新聞』など北朝鮮で出版された出版物、および朝鮮中央通信など北朝鮮側の報道を主な資料として北朝鮮の図書館の概要を紹介したい。...

アジア経済研究所、「アジア経済地理データセット」を公開

2013年9月11日、日本貿易振興機構(ジェトロ)アジア経済研究所が、「アジア経済地理データセット」を公開しました。

これは、東アジア地域(ASEAN10+日本、中国、韓国、台湾、インド、バングラデシュ)の地方レベルでの産業別GDPおよび人口・面積の2005年についてのデータで、各地方のGDPが農林漁業、鉱業、製造業(最大16部門)、サービス業(最大7部門)の最大25部門別に掲載されています。

データセットは、2011-12年度アジア経済研究所「東アジア経済地理データセットの作成と分析」研究会の成果として作成されたものとのことです。

アジア経済地理データセット(Geo-Economic Dataset for Asia)
http://www.ide.go.jp/Japanese/Data/Geda/index.html

IFLA、グリーンライブラリに関する書籍“The Green Library - Die grüne Bibliothek” を刊行

国際図書館連盟(IFLA)が、グリーンライブラリのケーススタディ等をまとめた書籍“The Green Library - Die grüne Bibliothek”を刊行しています。ドイツその他の欧州諸国、アジア、オーストラリア、米国からの寄稿記事、ケーススタディが掲載されているとのことです。

なお、本文は英語もしくはドイツ語の記事から構成されており、すべて英独両言語のアブストラクトが付されているとのことです。

The Green Library - Die grüne Bibliothek
http://www.degruyter.com/view/product/204586

目次(PDF)
http://www.degruyter.com/view/supplement/9783110309720_Contents_en.pdf

※8月6日追記
The Green Library – Die grüne Bibliothek(IFLA, 2013/8/6付け)
http://www.ifla.org/publications/ifla-publications-series-161

参考:
CA1797 - 動向レビュー:米国および日本におけるグリーンライブラリーの事例紹介 / 岩見祥男

IFLAが選ぶ、図書館情報学生の最優秀論文は?

国際図書館連盟(IFLA)では、IFLAヘルシンキ大会にあわせ、同大会のテーマである "Libraries Now! - Inspiring, Surprising, Empowering"に関する図書館情報学生による論文の募集をしてきましたが、2012年7月19日、その最優秀論文を発表しました。

今回の受賞論文は、フィリピン大学の学生2人による共著論文"Local Studies Centers: Transforming History, Culture, and Heritage in the Philippines"とのことです。受賞者による研究報告が、同大会のアジアオセアニアセッションにおいて8月15日に行われる予定となっており、プログラムに受賞論文が掲載されています。

Ref.
Winner announced for the IFLA Library and Information Science (LIS) Student Paper Award 2012(2012/7/19)
http://www.ifla.org/en/news/winner-announced-for-the-ifla-library-and-information-science-lis-student-paper-award-2012

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