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情報リテラシー

NCLE、米国のリテラシー教育における協同についての調査レポートを公表

米国リテラシー教育センター(the National Center for Literacy Education :NCLE )が2013年3月19日付けで"Remodeling Literacy Learning: Making Room for What Works"と題する調査レポートを公表していました。

米国の様々な役割にある、また様々な学年・分野を担当する教育関係者約2,400人から得た回答結果をまとめたものです。

サマリーに示された主な結果としては、以下のような点が示されています。
・リテラシーはもはや英語の教員だけの仕事ではない
・同僚と協同することで専門的な経験を得ている
・しかしながら学校は教育関係者の協同を構造的には支援していない
・リテラシー習得をリモデルするような実践が既に存在する
・効果的な協同は体系的な支援を必要とする

米国図書館協会(ALA)や米国学校図書館協会(AASL)が、この調査のうち、特に学校司書が他の教員との協同において重要な役割を果たしていること等の結果を紹介しています。

NCLE Report: Remodeling Literacy Learning(2013/3/19付け)
http://www.literacyinlearningexchange.org/remodeling

博士課程の大学院生のためのイノベイティブなオンラインチュートリアルサービス:Form@doctの紹介(フランス)

フランスの博士課程の大学院生のためのオンラインチュートリアルサービスForm@doctについて、IFLA Journal の2013年3月号に記事が掲載されています。この記事は、2012年8月に開催されたIFLAヘルシンキ大会で発表されたものです。

Form@doctが、もともとは2006年にフランスのブルターニュ地域の複数の大学が企画し開始したサービスが発端となっており、その後調査を経て、2010年に正式に公開されたとのことで、その発展の経緯や目的、大学院生に固有のニーズなどが言及されています。

IFLA Journal:October 2012 IFLA Journal Volume 39, No.1 (March 2013) (p.45-57.)
http://www.ifla.org/files/assets/hq/publications/ifla-journal/ifla-journal-39-1_2013.pdf

Form@doct
http://guides-formadoct.ueb.eu/

IFLA #wlic2012 >Form@doct: quels apprentissages en ligne pour des doctorants? (Information Literacy Weblog, 2012/8/12付け)

農家を支援する5つの公共図書館―EIFL公共図書館イノベーションプログラムの評価結果より

2013年4月8日、Beyond Accessが、EIFL-PLIP(EIFLの公共図書館イノベーションプログラム)の2011-2012年の助成図書館の評価を紹介しています。

助成図書館として紹介しているのは、農家支援を行なった5つの公共図書館です。その5館とは、オーガニック農法とオンライン販売への関心を高める農家にモバイルでのICT研修を提供したアルメニアのBerd Public Library、遠隔地の農家に対してインターネット等の使い方支援をしたコロンビアのPublic Library Laboratorio del Espiritu、ウェビナーを利用して農家と農業の専門家との橋渡しをしたラトビアのKlintaine Public Library、農家向けにモバイルでの情報提供とビジネス支援サービスを提供したリトアニアのPasvalys Marius Katiliskis Public Library、INFOBUSという図書館バスで農村をめぐり農家が助成金を得る支援をしたマケドニアのRegional public and university library Goce Delcev-Stipです。

米国大学・研究図書館協会(ACRL)、学術情報流通と情報リテラシーの交点を探るレポートを公表

2013年3月26日、米国の大学・研究図書館協会(ACRL)が、“Intersections of Scholarly Communication and Information Literacy: Creating Strategic Collaborations for a Changing Academic Environment”というレポートを公表しました。学術情報流通と情報リテラシーの交わる次の3つの領域について調査し、まとめたものです。

(1)学術成果の流通の経済
(2)デジタルリテラシー
(3)変化する図書館の役割

Intersections of Scholarly Communication and Information Literacy(PDF:29ページ)
http://www.ala.org/acrl/sites/ala.org.acrl/files/content/publications/whitepapers/Intersections.pdf

Intersections of Scholarly Communication and Information Literacy(HTML版)
http://acrl.ala.org/intersections/

米国図書館協会、学校・公共・大学図書館におけるデジタルリテラシーの現状をまとめた報告書を公表

米国図書館協会(ALA)情報技術政策局(OITP)が、2013年1月付けで、デジタルリテラシーに関する報告書“Digital Literacy, Libraries, and Public Policy”を公表しました。学校・公共・大学図書館におけるデジタルリテラシーに関する取組について現状を概観するものです。報告書を作成したデジタルリテラシータスクフォースでは、現在、図書館界や政策立案者、助成団体に対する提言を準備中ということです。

Digital Literacy, Libraries, and Public Policy(PDF:27ページ)
http://connect.ala.org/files/94226/2012_OITP_digilitreport_1_22_13.pdf

Digital Literacy Report Released for Midwinter(ALA Connect 2013/1/29付け記事)
http://connect.ala.org/node/199294

E1379 - 広島大学図書館におけるEspresso Book Machineの導入

E1379 - 広島大学図書館におけるEspresso Book Machineの導入

“Espresso Book Machine”―この心地良い響きのフレーズを,本誌も収録されているカレントアウェアネス・ポータルで検索すると,現在11件の記事がヒットする。少数ながら毎年のようにエポックな記事が紹介されている。ニューヨーク公共図書館(2007),ミシガン大学図書館(2008),ハーバード大学書籍販売部と英国ブラックウェル社(2009),三省堂書店(2010),フランス国立図書館(2011),そして広島大学図書館(2012)と,このことばは関係機関に静かに広がっている。...

大統領選のニュース報道の“事実”と“意見”を区別する目を養う: 米国図書館協会の“News Know-how”事業が1年目の成果となる動画等を公開

米国図書館協会(ALA)が実施している2カ年計画で進めているプロジェクト“News Know-how”について、その1年目の成果が公表されています。

この事業は、ニュースや情報の批判的分析に資する協力関係と協同を模索するものであり、あわせて高校生が図書館等とともに、“事実”と“意見”をどのように区別するか、ニュースや情報の“情報源”や“妥当性”をどのようにチェックするか、“プロパガンダ”や“がせネタ”をどのように見抜くかを学ぶ機会となることも目指しているものです。

1年目は、高校生(grade10-12)が、今回の大統領選に関連して報じられたニュースの事実と意見を区別する活動が、10の公共図書館で行われました。この活動で作成されたプレゼンテーション(動画等)が公開されています。

Students post News Know-how projects that helped them distinguish between fact and opinion in 2012 presidential campaign
www.ala.org/news/pr?id=12011

News Know-how プロジェクトについて
http://www.newsknowhow.org/basic-page/60

参加館のプレゼンテーション

E1359 - 情報行動に関する若手社会人と雇用者の認識のズレとは?

E1359 - 情報行動に関する若手社会人と雇用者の認識のズレとは?

2012年10月16日,米国の成人期初期の人たちの情報リテラシーに関する調査を進めているプロジェクト・インフォメーションリテラシー(Project Information Literacy: PIL)が,“Learning Curve: How College Graduates Solve Information Problems Once They Join the Workplace”と題する新たなレポートを公表した。PILを率いるアリソン(Alison J. Head)氏によるものである。...

Beyond Access、途上国におけるジェンダー間のデジタルディバイドの問題を扱ったイシューブリーフを刊行

2012年10月18日、Beyond Accessが主に途上国における女性のICT利用問題を扱ったイシューブリーフを刊行しました。Beyond Accessによると、途上国などでは女性が伝統的な役割に縛られているケースが多いことから、ジェンダー間でのデジタルディバイドが生じており、女性のICTスキルが低いままとなっているとのことです。イシューブリーフでは、ウガンダやホンジュラス、ウクライナ等の公共図書館における女性向けのICT利用支援の事例等を紹介しているとのことです。

Empowering Women and Girls Through ICT at Libraries (Beyond Access 2012/10/18付けの記事)
http://www.beyondaccess.net/2012/10/18/empowering-women-and-girls-through-ict-at-libraries-october-issue-brief/

新人の情報検索スキルと企業からの期待とのギャップ、Project Information Literacyがレポートを公開

Project Information Literacyが、2012年10月16日付けで、“Learning Curve: How College Graduates Solve Information Problems Once They Join the Workplace”と題したレポートを公表しました。大学を卒業して就職したばかりの人々の情報探索行動をテーマにしたもので、米国の23の雇用者へのインタビューや、最近大学を卒業して就職したばかりの33人に対するフォーカスグループインタビューが行われています。レポートの概要では、現代の学生はオンラインで素早く答えを探しだすスキルを備えているが、雇用者側は彼らに対してオンラインで情報を検索するだけではなく、紙のレポートを繰ったり、電話をかけたり、調査結果についてチームの仲間と話し合ったりといった従来の方法をも組み合わせることを求めている、というようにまとめられています。

Learning Curve: How College Graduates Solve Information Problems Once They Join the Workplace(PDF:38ページ)
http://projectinfolit.org/pdfs/PIL_fall2012_workplaceStudy_FullReport.pdf

警察庁、総務省、経済産業省の委員会が情報セキュリティポータルサイト「ここからセキュリティ!」を公開

警察庁、総務省および経済産業省が2011年6月から開催している「不正アクセス防止対策に関する官民意見集約委員会」が、情報セキュリティに関するポータルサイト「ここからセキュリティ!」を、2012年9月19日に公開しました。ポータルサイトは、「被害に遭ったら」、「対策する」、「教育・学習」等のテーマごとのコンテンツや、「ウイルス(マルウェア)」、「不正アクセス」、「標的型攻撃」等の情報セキュリティ上の脅威ごとに新着情報をまとめたコンテンツ等のほか、関係省庁や情報セキュリティ関連団体・事業者が公表する最新の統計資料等も掲載しているとのことです。

ここからセキュリティ!
http://www.ipa.go.jp/security/kokokara/

情報セキュリティ・ポータルサイト「ここからセキュリティ!」の公開 (総務省 2012/9/19付けの記事)
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu03_02000023.html

2012年の「学習へのアクセス賞」、ドミニカ共和国のコミュニティテクノロジーセンターへ

今年で13年目となる米国のビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団の「学習へのアクセス賞」が、ドミニカ共和国のコミュニティテクノロジーセンター(CTC)に贈られることが発表されていました。貧困率や失業率の高さ、健康に関する教育の欠如などの問題を抱える同国において、CTCは、全住民がハイテクツールや研修の機会にアクセスできる機会を提供しているとの点が評価されたようです。

Ref.
Dominican Republic Wins International Library Award for Providing Access to State-of-the-Art Technology to Those Most in Need(Bill&Melinda Gates foundation 2012/8/13付けプレスリリース)
http://www.gatesfoundation.org/press-releases/Pages/dominican-republic-ctc-atla-8132012.aspx

2012 Access to Learning Award: The Dominican Republic's Community Technology Centers (CTCs)

総務省、「青少年がインターネットを安全に安心して活用するためのリテラシー指標」を公表

2012年9月10日、総務省が、「青少年がインターネットを安全に安心して活用するためのリテラシー指標」を公表しました。これは、インターネット・リテラシーの中でも、特に、インターネット上の危険・脅威への対応能力やモラルに配慮しつつ、的確な情報を判断するために必要な能力を、3つの大分類、7つの中分類に整理し、それぞれに対応する問題を作成し点数化することにより、各能力を可視化したものです。

総務省は、この指標の副題として「ILAS(Internet Literacy Assessment indicator for Students)」と名付け、今後、経済協力開発機構(OECD)などの場において、国内外で周知を図っていく予定としています。

青少年がインターネットを安全に安心して活用するためのリテラシー指標 (PDF)
http://www.soumu.go.jp/main_content/000175589.pdf

「青少年のインターネット・リテラシー指標」の公表 (総務省 2012/9/10付けの記事)
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban08_02000092.html

IFLAが「メディア・情報リテラシーに関するモスクワ宣言」を発表

国際図書館連盟(IFLA)が「メディア・情報リテラシーに関するモスクワ宣言(Moscow Declaration on Media and Information Literacy)」を発表しました。2012年6月24日~28日にロシア・モスクワで開催された「知識社会に向けたメディア・情報リテラシーに関する国際会議」において採択されたものです。

Moscow Declaration on Media and Information Literacy(IFLA)
http://www.ifla.org/en/publications/moscow-declaration-on-media-and-information-literacy

Just released: The Moscow Declaration on Media and Information Literacy(IFLA 2012/7/23付け発表)
http://www.ifla.org/en/news/just-released-the-moscow-declaration-on-media-and-information-literacy

参考:
E791 - IFLA,多文化図書館宣言を制定
http://current.ndl.go.jp/e791

金沢大学・静岡大学・名古屋大学附属図書館が「学習支援促進のための三大学連携事業に関する協定」を締結

金沢大学、静岡大学、名古屋大学の附属図書館が2012年6月21日に結んだ「学習支援促進のための三大学連携事業に関する協定」の内容が発表されました。それによると、ラーニングコモンズを持つこれら3館で協力して、学習支援サービスに関し、海外連携や人材育成をも含む次のことを行うようです。

・ラーニング・コモンズを活用した学生への学習支援の促進に関すること。
・留学生への学習支援に関すること。
・国際連携(海外の大学図書館との事業の連携)による学習支援の強化に関すること。
・学習支援を担当する職員の育成に関すること。
・その他学生への学習支援の促進に必要な事業に関すること。

また、2012年度は、連携事業の一環として、図書館振興財団の助成を受け、情報リテラシー教育を担当する職員の育成を行う「Information Literacy Instruction ライブラリアン育成事業」を行うともしています。

「学習支援促進のための三大学連携事業に関する協定」を締結(名古屋大学附属図書館 2012/6/21付けニュース)
http://info.nul.nagoya-u.ac.jp/news/centrallib/2012/120621

参考:
金沢大学・静岡大学・名古屋大学の各附属図書館が学生の学習支援のための連携へ

Google、デジタルリテラシー向上のためのウェブサイト「知っておきたいこと」を開設

2012年5月17日に、Googleが、「知っておきたいこと」という、デジタルリテラシー向上のためのウェブサイトを開設しました。Googleの説明によると、ウェブサイトでは、マルウェアと呼ばれる不正なソフトウェアを避ける方法や、Cookieとは何か、Googleで検索したときに検索ログに保存される情報等を紹介しているとのことです。また、インターネットコンテンツセーフティ協会やインターネット・ホットラインセンター等の団体ウェブサイトへのリンクも提供しているとのことです。

知っておきたいこと
http://www.google.co.jp/intl/ja/goodtoknow/

「知っておきたいこと」サイト開設のお知らせ (Google Japan Blog 2012/5/17付けの記事)
http://googlejapan.blogspot.jp/2012/05/blog-post_17.html

高等教育におけるデジタルリテラシーとは何か? 英米の識者に聞く(記事紹介)

2012年5月15日付けの英国GuardianのHigher Education Networkに、“20 ways of thinking about digital literacy in higher education”という記事が掲載されています。高等教育におけるデジタルリテラシーとは何か、また学生はそのスキルをどのように高めるのか等について、英国や米国の研究者、教育関係者等の見解が、20項目に分けてまとめられています。

20 ways of thinking about digital literacy in higher education (Guardian 2012/5/15付けの記事)
http://www.guardian.co.uk/higher-education-network/blog/2012/may/15/digital-literacy-in-universities?newsfeed=true

専門図書館協会、ザンビアでの読み書き習得支援事業、終了へ(米国)

米国専門図書館協会では、ザンビアで恵まれない子供たちに対しコンピュータを使った読み書き習得支援事業を行ってきましたが、このたび事業を完了したことを伝えるプレスリリースがだされています。この事業は、Lubuto図書館プロジェクト(Lubuto Library Project)と協力して進めてきたもので、ザンビアの主要7言語でそれぞれ100回、合計700回のレッスンを提供したとのことです。

Ref.
SLA Members Support Lubuto Library Project, Zambian Literacy Information Professionals Help Deliver Literacy Program for African Children()
http://www.sla.org/content/SLA/pressroom/pressrelease/12pr/pr2012-04.cfm

参考:
HIV/AIDS遺児のための図書館作りプロジェクト
Posted 2007年5月11日
http://current.ndl.go.jp/node/5836

琉球大学附属図書館、「琉大生のための情報リテラシーガイドブック2012」を刊行

2012年4月6日、琉球大学附属図書館が「琉大生のための情報リテラシーガイドブック2012」を刊行しました。PDFはウェブでも公開されています。レポートの書き方、学内のパソコンやインターネット環境の使い方、図書館で学習や研究に必要な情報を集める方法等が紹介されているそうです。

琉大生のための情報リテラシーガイドブック2012(PDF文書:96ページ)
http://www.lib.u-ryukyu.ac.jp/wordpress3/wp-content/uploads/2010/04/2012e79089e5a4a7e383aae38386e383a9e382b7e383bc1.pdf

琉球大学附属図書館 » 情報リテラシーガイドブック配布しています!(琉球大学附属図書館 2012/4/6付けお知らせ)
http://www.lib.u-ryukyu.ac.jp/?p=7631

参考:
東北大学附属図書館、『東北大学生のための情報探索の基礎知識 基本編 2009』を刊行
http://current.ndl.go.jp/node/12454

岡山大学附属図書館、学術情報リテラシー読本『学術情報の基礎知識』平成21年度改訂版を公開
http://current.ndl.go.jp/node/12668

国際図書館連盟(IFLA)、各国政府機関向けにメディアリテラシー・情報リテラシーに関する提言を発表

2012年3月29日、国際図書館連盟(IFLA)の情報リテラシー部会(Information Literacy Section)が、ユネスコの“Information for All Programme”(みんなのための情報プログラム)の協力を得て作成した、“IFLA Media and Information Literacy Recommendations”を発表しました。この度公開された提言では、前半部分でメディアリテラシーや情報リテラシーの意義を解説し、後半では、政府機関等に対して、メディアリテラシーや情報リテラシーに関する各国での現状調査、教育・図書館・情報・アーカイブ等に携わる専門職の発展支援、生涯学習にメディアリテラシーや情報リテラシー教育を位置付けること等を求めているようです。

IFLA Media and Information Literacy Recommendations (IFLAのウェブサイト)
http://www.ifla.org/en/publications/ifla-media-and-information-literacy-recommendations

New IFLA Media and Information Literacy Recommendations (IFLA 2012/3/29付けの記事)

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