学術情報

E167 - 揺らぐ学術雑誌の包括パッケージ契約モデル

同様の動きは,ハーバード大のほか,デューク大,ノースカロライナ州立大,ノースカロライナ大が設立したコンソーシアムであるトライアングル研究図書館ネットワーク(TRLN)等でも報告されている。一方,英国では,下院の科学技術特別委員会が学術雑誌出版に関する調査を開始すると2003…

E144 - オープンアクセスをめぐる動き ベルリン宣言採択

誰もが無料で学術研究の成果を利用できるオープンアクセスを実現するためには,知の生産と文化遺産の所有に関係するあらゆる人々の積極的な関与が欠かせないとして,同宣言は,(1)研究者に対しては,オープンアクセスの原則に則って研究成果を発行すること,(2)文化機関に対しては,イン…

CA722 - 科学論文タイトルの新しい形 / 山口義一

科学論文のタイトルに“断定文タイトル”assertive sentence title(AST)が最近使われるようになった。このASTは結論を断定した完全な文である点が従来のタイトルとちがっている。“DNAは遺伝物質である”というタイトルはASTである。“遺伝物質としてのDNA”や“DNA,すなわち遺伝物質”はASTではな…

CA721 - 共同研究の文献は誰のもの? / 坂本博

アメリカのカリフォルニア大学バークレー校図書館と国立公文書館が,それぞれ文献の所有権を主張して争っている。その文献とは,大学と,連邦政府から資金を得ている同大学の研究所の双方から委託を受けた科学者が作成した202箱の資料である。図書館にあったそれを公文書館の職員がトラ…

E116 - 情報技術が学術雑誌出版に及ぼした影響

科学コミュニケーションの変容とそれが学術雑誌の役割に与える影響,出版プロセスの変化,学術雑誌出版のビジネスモデル,知的財産権,アーカイブ,研究者の情報探索行動の変化,セキュリティ,利用者のプライバシー等の観点から,これまでの研究成果,その到達点,今後の課題等がまと…

E113 - 電子ジャーナル出版の実態調査

価格体系,リンキング,一部売り,複数雑誌の一括提供,コンソーシアム契約,バックナンバー,長期保存,権利関係などの観点から現時点の電子ジャーナル出版の現状が明らかにされている。電子ジャーナル市場は未だ発展途上にあるが,調査で示された重要な兆候として,(1)現在,75%の雑…

E111 - 米SPARC,オープンアクセス運動を展開

7月9日,SPARCは,以前からオープンアクセスに関して積極的に提言を行っていた米アーラム大学のサバー(Peter Suber)教授によるメールマガジン『SPARCオープンアクセス・ニューズレター』を発行し,同誌と連動したディスカッション・フォーラムを立ち上げた。また16日には,SPARCのメンバーが執…

E102 - ドイツで学術情報ポータルサイトを開設

「vascoda」で扱っている主題は現代芸術,数学,医学,教育など多岐にわたり,フルテキスト,リンク集,書誌データベース,主題検索エンジンなどにアクセスできるようになる。質が高い情報のみを集め,普通の検索エンジンでは不可能な,データベースや図書館OPACの検索を実現するなどして…

E092 - 学術出版社の大型合併への動き

この動きに対して,米国の情報アクセス連合(Information Access Alliance,注)は,学術出版市場の寡占が一層進行し,学術雑誌の価格高騰に拍車がかかる恐れがあると懸念を表明し,米司法省に対して合併を認めないように働きかけている。(注)米国図書館協会(ALA),研究図書館協会(ARL),SPARC(CA1469…

CA670 - アジア・太平洋地域の科学技術情報ドキュメント・サプライのパイロット・プロジェクト――オーストラリア国 / 中野捷三

<ASTINFO>アジア・太平洋地域の満足すべき状況にない科学技術情報流通を改善するため,ユネスコは総合情報計画の枠組みの中で,1983年10月「アジア・太平洋地域科学技術情報・経験交換ネットワーク事業(ASTINFO)」を発足させた。その大きな目的は,地域内における科学技術情報の交換・組…

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