貴重書

国際日本文化研究センター、「近世期絵入百科事典データベース」を公開

2017年7月21日、国際日本文化研究センターが、「近世期絵入百科事典データベース」を公開しました。

近世期に出版された絵入百科事典を検索できるようにしたもので、『訓蒙図彙』(中村惕斎、寛文6年[1666]序)をはじめとした「訓蒙図彙もの」や、事物に対する名称と図が含まれている書物が対象とされており、明治初期までの書物を視野に入れていると説明されています。

底本には国際日本文化研究センターをはじめ、主に日本国内の研究機関・博物館・図書館などが所蔵する資料を使用しており、随時情報を追加・更新していくとされています。

トピックス(国際日本文化研究センター)
http://dbserver.nichibun.ac.jp/EHJ/gaiyou.html
※「2017.07.21 「近世期絵入百科事典データベース」を公開しました 」とあります。

国文学研究資料館・弘前大学・青森県立郷土館・弘前市教育委員会、文化観光資源学「津軽デジタル風土記の構築」プロジェクト推進に関する覚書を締結

2017年7月15日、国文学研究資料館・弘前大学・青森県立郷土館・弘前市教育委員会は、文化観光資源学「津軽デジタル風土記の構築」プロジェクト推進に関する覚書を締結します。

国文学研究資料館が撮影した新日本古典籍総合データベースの歴史的典籍画像を活用しつつ、デジタル空間において情報を体系的に連結し、津軽地方の魅力と文化を世界に向けて発信することを目的とした事業で、このような取組のモデル事業と位置付けられています。

締結式にあわせ、弘前大学において、記念講演会「津軽の魅力と文化を世界に発信!-古典籍・歴史資料のデジタル公開に向けてー」が開催され、弘前大学名誉教授・長谷川成一氏と国文学研究資料館長・ロバートキャンベル氏が講演します。

入場無料で申し込みも不要ですが、定員は先着250人です。

Twitter(@nijlkokubunken,2017/7/5)
https://twitter.com/nijlkokubunken/status/882466570399698944

ゴードン W. プランゲ文庫、Instagramにアカウントを開設

2017年7月5日、米・メリーランド大学のゴードン W. プランゲ文庫がInstagramにアカウントを開設したことを発表しました。

日本語アカウント(prangecollection.jp)と英語アカウント(prangecollection)があります。

米・ミシシッピ州立大学、リンカーン大統領の研究者が収集した、同大統領及び南北戦争に関するコレクションの寄贈を受入

2017年6月26日、米・ミシシッピ州立大学が、ロードアイランド州の元最高裁判所長官で、エイブラハム・リンカーン元大統領の研究者として知られる、ウィリアムズ(Frank J. Williams)氏とその妻から、夫妻が50年にわたって収集してきた、リンカーン元大統領及び南北戦争関係のコレクションの寄贈を受けることを発表しました。

同氏は、9年前に、ユリシーズ・グラント協会の会長として、同協会が管理していたユリシーズ・グラント元大統領のアーカイブズを、ユリシーズ・グラント大統領図書館として、同大学に移転させています。

今回寄贈されるコレクションには、オリジナルの署名入り文書、エフェメラ類、関連書籍等が含まれており、約300万ドルの価値があると評価されています。

また、コレクションの管理・研究・展示を目的としたFrank J. and Virginia Williams Research財団創設のための資金(50万ドル)や、ミシシッピ州で同夫妻がリンカーン大統領や南北戦争に関する講演をするための資金を寄付したほか、今後購入した資料も追加で寄贈するとされています。

国文学研究資料館、「日本古典資料調査データベース」を「日本古典資料調査記録データベース」 に改称し、サイトをリニューアル

2017年6月30日、国文学研究資料館が、「日本古典資料調査データベース」を「日本古典資料調査記録データベース」 に改称し、サイトをリニューアルしたと発表しています。

トップページに古典籍調査のための補助資料・ギャラリーを新設し、古典籍調査のために有益な資料類と同館が所蔵するマイクロフィルム画像・デジタル収集画像の一部を紹介するようにしたものです。

「日本古典資料調査記録データベース」 は、同館の創設以来、全国の研究者の協力により行ってきた、他機関・個人等に所蔵される古典籍資料の調査に際して記録した調査カードの情報を公開するデータベースです。

日本古典資料調査記録データベース(国文学研究資料館)
http://www.nijl.ac.jp/pages/database/kotensiryoDB.htm
※更新履歴・お知らせ欄に「トップページをリニューアルしました。」とあります。

九州大学附属図書館所蔵資料から、現代中国の著名作家・冰心の自筆原稿が発見される

2017年6月20日、九州大学は同大学附属図書館の濱文庫が所蔵する『春水』手稿本(原稿)が、現代中国の著名作家・冰心の自筆原稿であることが確認されたと発表しました。同大学大学院言語文化研究院所属で、附属図書館研究開発室員でもある中里見敬教授らの研究グループによって明らかにされたとのことです。

冰心は中国の小・中学校の国語教科書にも採用されている、中国の国民的作家です。今回発見された手稿は冰心が22才のときに書かれたもので、現存する手稿の中では最も早い時期の完全原稿であるとのことです。また、同手稿が含まれていた濱文庫は九州大学故濱一衛名誉教授(元分館長)蒐集の中国戯劇関係の和漢書939点(約2500冊)からなるコレクションです。

濱文庫から冰心の自筆完全原稿を発見(九州大学附属図書館、2017/6/20付け)
https://www.lib.kyushu-u.ac.jp/ja/news/9888