映像

米国議会図書館(LC)、“Library of Congress Magazine”2019年1・2月号を刊行:LCにおける映画フィルムコレクションとその保存に関する取組を特集

米国議会図書館(LC)は、2019年1月3日付けのTwitterにおいて、LCが刊行する隔月誌“Library of Congress Magazine”の2019年1・2月号の刊行を紹介しています。

同号では、LCにおける映画フィルムコレクションとその保存に関する取組が特集されており、LCの“National Film Registry”事業30周年を記念する記事や、LCのパッカードキャンパス(Packard Campus)の国立視聴覚資料保存センターで行われている保存の取組に関する記事、未特定の無声映画・トーキー作品を特定するワークショップ“Mostly Lost”の紹介記事等が掲載されています。

@librarycongress(Twitter, 2019/1/3)
https://twitter.com/librarycongress/status/1080901760024223746

阪神・淡路大震災に関するデジタルアーカイブがFacebook上で公開:約2,500点が閲覧可能

特定非営利活動法人・阪神淡路大震災「1.17希望の灯り」は、同法人のFacebook上での2019年1月8日付け投稿において、阪神・淡路大震災発生当時からの写真や動画を見ることができるデジタルアーカイブ「1995.1.17kobe」の公開を発表しました。

同法人は、震災当時の写真・動画を収集し、Facebook日本法人との協力の下、Facebook上でデジタルアーカイブとして公開する取組を進めていました。

投稿によると、資料約10000点の中からまずは約2500点を公開したとあります。

@ 117kibounoakari(Facebook,2019/1/8)
https://www.facebook.com/117kibounoakari/posts/2038323666257754

1995.1.17kobe
https://www.facebook.com/1995.1.17kobe/

米国議会図書館(LC)、永久保存対象に選ばれた映画25作品を発表(2018年)

2018年12月12日、米国議会図書館(LC)が、文化的・歴史的・美学的に意義のある映像資料の永久保存レジストリ“National Film Registry”に追加する2018年分の映画25作品を発表しています。

公開から少なくとも10年を経た作品の中から、毎年25作品が追加されており、今回の追加によりレジストリで保存される作品は750作品になりました。

新たに選ばれた作品には、「レベッカ」(1940年)、「上海から来た女」(1947年)、「マイ・フェア・レディ」(1964年)、「シャイニング」(1980年)、「ジュラシック・パーク」(1993年)、「ブロークバック・マウンテン」(2005年)などがあります。

記事中では、同日20時から映画専門チャンネルTurner Classic Movies (TCM) において25作品の中から選ばれた映画が放映されることや、“National Film Registry”は今年で30周年となること、過去30年に追加された作品のうち、一部の作品はLCのデジタル化した映像のコレクションである“National Screening Room”でオンライン公開されていることも紹介されています。

オーストラリア国立公文書館、所蔵資料デジタル化の技術的要件を公開

2018年11月29日、オーストラリア国立公文書館(NAA)は、所蔵資料のデジタル化に用いる基準“Preservation Digitisation Standards : For the digitisation of physical RNA records”を公開しました。

英・電子情報保存連合(DPC)は、2018年11月29日を“World Digital Preservation Day”としてデジタル保存への認知向上に取り組んでおり、今回の公開はそれにあわせたものです。

公開された基準は NAAの“National Digitisation Plan”の下で実施されるデジタル化のための技術的要件を定めたものであり、紙、フィルム、視聴覚資料等の技術的要件が資料類型ごとに示されています。

本文中では、デジタル技術の急速な進展により技術的要件の見直しが必要になる可能性についても触れており、国内外の美術館・図書館・文書館・博物館(GLAM)の基準を踏まえて、毎年基準の見直しを行うべきであるとしています。

【イベント】沖縄県公文書館資料保存講習会「映画フィルムの保存と活用」(12/8・南風原)

2018年12月8日、沖縄県南風原町の沖縄県公文書館で、資料保存講習会「映画フィルムの保存と活用」が開催されます。

講師は株式会社東京光音の鈴木伸和氏と松信秀明氏で、「映画フィルムという媒体の基礎知識と特性について」と題する講話と、「映画フィルムの劣化調査と初歩的な措置」に関する実習が行われます。

料金は無料ですが、事前の申し込みが必要で、定員は30人です。

【資料保存講習会】映画フィルムの保存と活用(沖縄県公文書館)
http://www.archives.pref.okinawa.jp/event_information/exhibition_course/7738

【イベント】国際シンポジウム「クィアな記憶を発掘するー映像メディアとアーカイブの実践を通じて」(2019/1/18・東京)

2019年1月18日、早稲田大学小野記念講堂(東京都新宿区)において、早稲田大学演劇博物館国際シンポジウム「クィアな記憶を発掘する ─ 映像メディアとアーカイブの実践を通じて」が開催されます。

早稲田大学演劇博物館、新宿から発信する「国際演劇都市TOKYO」プロジェクト実行委員会が主催するシンポジウムであり、クィアな記憶をアーカイブ化された映像メディアからどのように発掘し、展示していくかについての検討が行われます。

定員は200名(先着順)であり、事前予約が必要です。また、参加費は無料であり、日英同時通訳付です。

内容は以下の通りです。

○映像上映
『Reel in the Closet Educational Version』(ストゥ・マダックス監督、2015年、25分)

○プレゼンテーション
ストゥ・マダックス氏(映画監督、GLBT歴史協会評議員)
「私たちの物語をつなぎとめる─過去の私的映像を用いて現在の私的物語を守る」

ミツヨ・ワダ・マルシアーノ氏(京都大学大学院文学研究科教授)
「Boys’ Love の行方─アーカイブから消えた? ジェンダー図書」

E2077 - ChefBNEに見る食・料理を通じたデジタル化資料の活用

スペイン国立図書館(BNE)では2017年11月から2018年2月にかけて,同国に関係の深い食材・料理を解説した12の動画を公開する事業,ChefBNEを実施した。デザインコンサルタント会社との協力による映像作品としての価値だけでなく,一線で活躍する料理人や研究者によって監修された内容という点でも注目を集め,SNSを介して話題となった。本稿では,図書館と食というテーマの可能性,外部資源を用いたデジタル化資料の活用という2つの観点から本事業を紹介する。

【イベント】神戸発掘映画祭2018(10/20-21、10/26-28・神戸)

2018年10月20日と21日及び26日から28日、兵庫県の神戸映画資料館をメイン会場に、神戸映像アーカイブ実行委員会が主催する「神戸発掘映画祭2018」が開催されます。

地域や家庭に眠るフィルムを持ち寄る上映会や、映画フィルムの修復事例の紹介、不完全なプリントをつなぎ合わせて最もオリジナルに近い版をつくりあげる「リコンストラクション(再構築)」の紹介等が行われます。

神戸発掘映画祭2018
http://kobe-eiga.net/kdff/kdff2018top/

神戸発掘映画祭2018 プログラム
http://kobe-eiga.net/kdff/program/2018/10/1334/

英国放送協会(BBC)、クラシック音楽の過去の映像や録音のオンデマンドでの公開を計画

英国放送協会(BBC)が、クラシック音楽に関する過去の映像や録音をBBC iPlayerやBBC Sounds appを通じて公開する計画である事を発表しました。

BBCによる英国のクラシック音楽の100年を振り返る1年間のプロジェクト“Our Classical Century”の一環として公開されるものです。

BBC 'to make classical music archive available'(BBC,2018/10/7)
https://www.bbc.com/news/entertainment-arts-45761820

米国議会図書館(LC)、デジタル化した映像のコレクション“National Screening Room”を公開

2018年9月26日、米国議会図書館(LC)は、デジタル化した映像のコレクション“National Screening Room”を公開しました。

公開されたコンテンツの大部分はパブリックドメインで、LCがパブリックドメインと判断した映像はダウンロード可能です。著作権保護期間中の映像も公開されていますが、それらはストリーミングファイルとして利用できます。

今回、アフリカ系アメリカ人向けのニュース映画“All-American News”や歴史的に著名な人物の映像、映像資料の永久保存レジストリ“National Film Registry”に納められた作品、1950年代に公開されたメンタルヘルスに関するフィルム等から281タイトルの映像が公開されましたが、今後も毎月新しいコンテンツが追加される予定です。

National Screening Room of Free Motion Pictures Now Online (LC,2018/9/26)
https://www.loc.gov/item/prn-18-125/

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