人工知能

Google社、自然言語処理研究のデモとして、文章を入力すると書籍内の適切な一節を表示する“Talk to Books”を公開

2018年4月13日、Google社が、自然言語処理研究のデモとして、“Talk to Books”を公開しました。

“Talk to Books”は、文章レベルで書籍を検索できるツールで、実装にあたっては、10億もの会話に基づいた機械学習が行われています。

文章や質問を入力すると、キーワードマッチングによる手法ではなく、Google Books内の10万冊を超す書籍の中から意味的に近い一節を見つけ出して表示します。

機械学習に基づいた単語の連想ゲーム“Semantris”等も併せて公開されています。

Introducing Semantic Experiences with Talk to Books and Semantris(Google Research Blog,2018/4/13)
https://research.googleblog.com/2018/04/introducing-semantic-experiences-with.html

Clarivate Analytics社、人工知能(AI)を用いて学術成果へのアクセスの改善・促進を目指すスタートアップ企業Kopernio社を買収

2018年4月10日、Clarivate Analytics社が、スタートアップ企業Kopernio社の買収を発表しました。

Kopernio社は、人工知能(AI)を用いて、利用者が個人で、もしくは所属機関により購読契約が結ばれている論文や、他のプラットフォーム上でオープンアクセス(OA)で公開されている論文を自動的に検出して当該論文へのワンクリックアクセスを提供することで学術成果へのアクセスの改善・促進を目指す企業です。

Clarivate Analytics社では、その技術を同社の商品やサービス等に統合するとともに、出版者や学術機関向けの商品を速やかに開発するとしています。

近畿大学、SNSの投稿内容を分析し、その人の潜在的興味に最も合致する本を紹介するサービスのスマートフォン用アプリ版を公開

2018年3月29日、近畿大学が、心理学のビッグファイブ理論に基づき、SNSの投稿内容から性格を分析し、その人の潜在的興味に最も合致する本を紹介するサービスのスマートフォン用アプリ版(iOS、Android)を公開したと発表しています。

ウェブ版は2017年6月に公開されています。

NEWS/PR(近畿大学)
http://www.kindai.ac.jp/news-pr/
※「2018.03.29 AIが選ぶ、自分と似た性格の本 話題のSNS書籍診断が進化、読書離れの学生に本を紹介」とあります。

AIが選ぶ、自分と似た性格の本 話題のSNS書籍診断が進化、読書離れの学生に本を紹介(News2u.net,2018/3/29)
http://www.news2u.net/releases/159744

文部科学省、「大学図書館における先進的な取組の実践例」(Web版)に平成29年度分を掲載

2018年1月30日、文部科学省が、「大学図書館における先進的な取組の実践例」(Web版)に平成29年度分として以下の4例を掲載しています。

・人工知能研究とのコラボレーションを実現する学修スペース 電気通信大学附属図書館「UEC Ambient Intelligence Agora」(電気通信大学)

・クラウドファンディング「巨匠の響きよ永遠に!藝大に遺されたレコード2万枚の危機を救う」(東京藝術大学)

・資料費確保を目標に掲げたクラウドファンディングプロジェクトへの取り組み(筑波大学)

・文理の垣根を越えて社会の諸問題を解決に導く学術拠点 近畿大学「アカデミックシアター」(近畿大学)

新着情報(文部科学省)
http://www.mext.go.jp/b_menu/news/index.html
※平成30年01月30日欄に「大学図書館における先進的な取組の実践例(Web版) 平成29年度」とあります。

米ロードアイランド大学、大学図書館にAIラボを設置 図書館内へのAIラボ設置は米国初

米国ロードアイランド州のロードアイランド大学が、2018年の秋学期より、同大学Robert L. Carothers図書館の1階に、AI(人工知能)ラボを設置すると発表しました。

このAIラボはロードアイランド州に拠点を置く財団、Champlin Foundationからの143,065ドルの助成を受けて作られるものです。ラボは個別にAIに関する学習ができるAIワークステーション、AIアルゴリズムによるロボット制御やIoT環境、ビッグデータ分析等のツールを実際に使用できる実践プロジェクトベンチ、協働学習等のためのAIハブの3つのゾーンによって構成される予定であるとされています。

同大学の発表によれば、大学図書館内にAIラボを設置するのは米国初の試みであるとのことです。

【イベント】情報と人をつなぐ じょいんと懇話会「Pepperと仕事を一緒にやってみて」(11/24・大阪)

2017年11月24日、大阪市中央公会堂において、一般社団法人情報科学技術協会(INFOSTA)西日本委員会が企画する、情報関連分野の専門家の講演と参加者各自の人的ネットワークの構築を目的とする懇親会をセットにしたじょいんと懇話会「Pepperと仕事を一緒にやってみて」が開催されます。

公共図書館の図書館職員のサポートとして人型ロボットPepperを導入し、利便性の向上につなげている江戸川区立篠崎図書館(東京都)の吉井潤館長の講演をきっかけに、どのようにすれば利用者の役に立つロボットを育てていくことができるのか、考えます。

参加費は、懇親会費込みで3,500円ですが、一部の人は2,000円となります。事前の申込が必要です。

E1959 - 近畿大学アカデミックシアター:“知の実験劇場”の取組み

近畿大学アカデミックシアターは,近畿大学(近大)の建学精神である「実学教育」と「人格の陶冶」を礎に,人間のあらゆる知的好奇心を揺り動かす“知の実験劇場”として2017年4月に開館した。そのコンセプトは「文理の垣根を越えて,社会の諸問題を解決に導くための学術拠点」「従来の大学図書館にない,まったく新しい考えをもった図書館の創出」である。本稿では,アカデミックシアターの建物構成や主な取組みについて述べる。

電気通信大学附属図書館、“UEC Ambient Intelligence Agora”のウェブサイトを公開

2017年9月21日、電気通信大学附属図書館が、2017年4月に開所した“UEC Ambient Intelligence Agora”のウェブサイトを公開しました。

Agoraについての紹介や、Agoraの施設予約および対話型ロボットの研究利用のための利用申請フォームが掲載されています。

UEC Ambient Intelligence Agoraウェブサイトの公開について(電気通信大学附属図書館,2017/9/21)
http://www.lib.uec.ac.jp/modules/news/index.php?page=article&storyid=362

Ambient Intelligence Agora ー 電気通信大学附属図書館
https://aia.lib.uec.ac.jp/

総務省と国立研究開発法人情報通信研究機構、『翻訳バンク』の運用開始

2017年9月8日、総務省と国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)は、『翻訳バンク』の運用を開始することを発表しました。脳の神経回路を模したニューラルネットワークを用いた自動翻訳技術の精度をさらに高めるため、同システムを通じて様々な分野の翻訳データを集積して活用するとしています。

同システムでは100の組織から各100万文、総計1億文のデータ集積を目標にしており、2017年8月時点で29の組織から提供があったとしています。データの提供元に対しては、提供されたデータ量に応じてNICTの自動翻訳技術の使用ライセンス料の負担が軽減されるとのことです。

『翻訳バンク』の運用開始(総務省,2017/9/8)
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01tsushin03_02000220.html

米・ニューメディアコンソーシアム、「ホライズン・レポート」の2017年・K-12版を公開

米・ニューメディアコンソーシアム(NMC)が、CoSN(Consortium for School Nerworking)と協力し、K-12版の「ホライズン・レポート」の2017年版を公開しています。

同レポートは、戦略的な技術計画と教育政策の意思決定に必要な情報を提供する事を目的としており、主要な技術的テーマや課題、実践への応用に焦点をあててまとめられ、今後5年間の世界中のK-12の教育に影響を与える政策や技術を以下のように評価しています。

●K-12の教育で加速される動向
・長期的 イノベーション文化の進展、Deeper learningの手法
・中期的 学習効果の測定への注目の増大、学習空間の再設計
・短期的 リテラシーの一環としてのコーディング技術、STEAM学習の増加

●K-12の教育での重大な課題
・解決可能な課題 「真正の学び」の体験、デジタルリテラシーの改善
・困難な課題    教員の役割の再考、コンピュータ的思考の指導
・定義が困難な深刻な課題 学力差、リーダーシップの変更による持続的なイノベーション

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