人工知能

電気通信大学附属図書館、“UEC Ambient Intelligence Agora”を開所

電気通信大学附属図書館が、2017年4月4日に、“UEC Ambient Intelligence Agora”を開所すると発表しています。

改修工事を行なって、汎用AI研究の推進と、学生の主体的で能動的な学びを実現させるための極めて先進的な取り組みを行うためのアクティブラーニング環境を整備したものとのことです。

【4月4日開催】附属図書館「UEC Ambient Intelligence Agora」開所式について(電気通信大学附属図書館,2017/3/31)
http://www.lib.uec.ac.jp/modules/news/index.php?page=article&storyid=347

「ホライズン・レポート」の2017年図書館版が刊行

2017年3月23日、米国のニューメディア・コンソーシアム(NMC)が、「ホライズン・レポート」(Horizon Report)の2017年図書館版(Library edition)を公開しています。

今後5年間の大学図書館・研究図書館界の変革を推進する傾向や技術を解説したもので、チュール応用科学大学(スイス)、スイス連邦工科大学チューリヒ校図書館(ETH-Bibliothek)、ドイツ国立科学技術図書館(TIB)及び米国の大学・研究図書館協会(ACRL)の協力を得て作成したものです。

報告書では、教育、調査、情報管理といった、図書館の戦略、運営、サービスに影響を与える

・6つの主要な傾向(組織横断的連携、学術レコードの進化、クリエイターとしての利用者、図書館空間の再考、研究データ管理、ユーザエクスペリエンスの評価)

・6つの主要な課題(図書館サービスとリソースへのアクセシビリティ、デジタルリテラシーの改善、組織設計の将来の業務への適用、継続的な統合・総合運用性・連携プロジェクトの維持、経済的・政治的圧力、根本的な改革の必要性の受け入れ)

韓国国立中央図書館、Linked Open Dataカンファレンス2017を開催し、発表資料を公開

2017年2月28日に、韓国国立中央図書館(NLK)の国際会議場において、「人工知能社会、データが開く世界」をテーマに、「Linke Open Dataカンファレンス2017」が開催され、その発表資料がウェブで公開されています。

図書館関係では、NLKの目録担当者による「目録担当司書が見た図書館Linked Open Data」と、国立アジア文化殿堂図書館司書による「国立アジア文化殿堂の典拠データ活用戦略」という報告が行われています。

인공지능 사회, 데이터가 열어가는 세상(NLK,2017/2/27)
http://www.nl.go.kr/nl/commu/libnews/article_view.jsp?board_no=8971&notice_type_code=3&cate_no=4

富士通、教師データ数を削減できる深層学習技術を開発、中国古文書の文字認識において学習用の教師データを削減

2017年2月21日、富士通研究開発中心有限公司は、中国古文書文字の文字認識に用いる深層学習技術において、少ない数の学習データでも高精度な文字認識を実現できる技術を開発しました。

この技術により、図書館などに大量に保管されている古文書文字の電子化を促進し、中国古文書の公共利用と歴史研究などの学術の発展に貢献することができるとのことです。

教師データ数を削減できる深層学習技術を開発
中国古文書の文字認識において学習用の教師データを70%削減(富士通株式会社、2017/2/21)
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2017/02/21.html

「ホライズン・レポート」の2017年高等教育機関版が刊行

米国のニューメディア・コンソーシアム(NMC)とEDUCAUSE Learning Initiative(ELI)による「ホライズン・レポート」(Horizon Report)の2017年高等教育機関版が刊行されました。今後5年間における高等教育機関での教育に変化をもたらす傾向や課題、技術の発展を解説するものです。

今後発展する技術としては、主流となるまでの期間別に、以下の6つがあげられています。

・1年以内:アダプティヴラーニングの技術、モバイルラーニング
・2年から3年:モノのインターネット(Internet of Things)、次世代学習管理システム
・4年から5年:人工知能、ナチュラルユーザーインターフェース

It’s Here! Get the 2017 NMC Horizon Report(NMC)
https://www.nmc.org/news/its-here-get-the-2017-nmc-horizon-report/

日本経済新聞社、人工知能を活用した「決算サマリー」配信開始

2017年1月25日、日本経済新聞社は、人工知能(AI)を使い、決算の要点を自動で文章として配信する「決算サマリー」サービスを始めたと発表しています。

このサービスは、言語理解研究所と東京大学の松尾豊研究室、日経のエンジニアの共同で開発されたものです。

適時開示情報サイトでの決算公表後、数分で売上高や利益などのデータとその背景や理由などをまとめて、「日本経済新聞電子版」や「日経テレコン」のコンテンツとして配信しています。企業の開示資料から文章を作成し配信するまで、システムが完全自動で実施しています。当面はベータ版の位置づけであるとのことです。

AIを活用した「決算サマリー」配信スタート(日本経済新聞社のプレスリリース、2017/1/25)
http://www.nikkei.co.jp/nikkeiinfo/news/press/394.html

日経、ILU、東大共同研究 完全自動「決算サマリー」
http://pr.nikkei.com/qreports-ai/

参考:
人工知能が作成した詩や小説を載せるウェブサイト“CuratedAI”
Posted 2016年7月28日
http://current.ndl.go.jp/node/32233

【イベント】第2回CODHセミナー くずし字チャレンジ 〜機械の認識と人間の翻刻の未来〜(2/10・東京)

2017年2月10日、国立情報学研究所(NII)で、第2回CODHセミナー「くずし字チャレンジ 〜機械の認識と人間の翻刻の未来〜」が開催されます。

くずし字を読むというチャレンジに対して機械によるアプローチと人間によるアプローチを用いた研究について、研究者がこれまでの研究の紹介と今後の展望について語ります。

参加費は無料、定員は約40名です。事前の申込が必要です。

13:00-13:25
NIJL-NWプロジェクト―くずし字読解への課題と期待
山本 和明、国文学研究資料館

13:25-13:50
日本古典籍字形データセットの公開と活用への期待
北本 朝展、人文学オープンデータ共同利用センター/国立情報学研究所

13:50-14:15
電子くずし字字典データベースにおける現状と展望
山田 太造、東京大学史料編纂所

14:15-14:40
木簡文字への文字認識技術の応用
耒代 誠仁、桜美林大学

14:40-15:05
くずし字の学習支援と市民参加翻刻
橋本 雄太、京都大学

15:05-15:20
全体討論
全員

第2回CODHセミナー くずし字チャレンジ 〜機械の認識と人間の翻刻の未来〜(CODH)

【イベント】産総研第11回AIセミナー” Biomedical Text Mining: impact, challenges and applications”(12/19、東京)

2016年12月19日、産業技術総合研究所(産総研)臨海副都心センターにおいて、第11回AIセミナー” Biomedical Text Mining: impact, challenges and applications”が開催されます。

生命科学分野では膨大な文献情報について、効率良く解析、抽出し、有用な知識として活用するために、自然言語処理(NLP)技術やテキスト・マイニングが必要不可欠となっています。今回のセミナーでは、英国マンチェスター大学National Centre for Text Mining(NacTEM)からSophia Ananiadou教授及びRiza Theresa Batista-navarro博士、米国の国立医学図書館(NLM)からDina Demner-Fushman博士を招き、NLPとテキスト・マイニングの生命科学分野での応用例についての講演を行うとのことです。

なお、講演は英語で行われ、通訳は付かないとされています。

2016年12月19日 第11回AIセミナー「Biomedical Text Mining: impact, challenges and applications」(産総研人工知能研究センター)
http://www.airc.aist.go.jp/seminar/seminar_011.html

JST・AIPネットワークラボ主催、理研AIPセンター共催で、JST・NSF国際連携シンポジウム―ビッグデータ、人工知能、IoT、サイバーセキュリティが創る新たな社会―を開催(11/30・東京)

2016年11月30日10時から17時まで、ベルサール六本木において、科学技術振興機構(JST)AIPネットワークラボ主催、理化学研究所革新知能統合研究センター(AIPセンター)共催で、JST・NSF国際連携シンポジウム―ビッグデータ、人工知能、IoT、サイバーセキュリティが創る新たな社会―が開催されます。

このシンポジウムでは、ビッグデータ、人工知能、IoT、サイバーセキュリティに関連する日米の研究者が一堂に会し、これらの技術活用の先端動向や社会インパクトを紹介し、未来社会とその技術基盤について議論が行われます。

JST・NSF国際連携シンポジウム―ビッグデータ、人工知能、IoT、サイバーセキュリティが創る新たな社会―
http://www.jst.go.jp/kisoken/sympo/bigdata-core/index.html
https://form.jst.go.jp/enquetes/NSF-Sympo2016

関連:
AIPネットワークラボが始動(JST News 2016年11月号)
http://www.jst.go.jp/pr/jst-news/pdf/2016_11/2016_11_p10-11.pdf

理化学研究所革新知能統合研究センター
http://www.riken.jp/research/labs/aip/

E1856 - ロボット図書館職員Pepperから見えてくる未来の図書館。

山中湖情報創造館に日本で初めて人型ロボットを職員として採用して一年が経つ。この一年間,ロボットと一緒に図書館サービスを提供しながら感じた事をまとめてみたい。...

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