オープンサイエンス

E1936 - セミナー「研究データマネジメントの理想と現実」<報告>

京都大学学術情報メディアセンターでは,月に1度を目安に各分野から講師を招き,セミナーを開催している。2017年5月26日には,「研究データマネジメントの理想と現実」と題したセミナーを開催した。

情報・システム研究機構と人間文化研究機構が連携協定を調印

2017年7月19日、情報・システム研究機構と人間文化研究機構が連携協定を調印しています。

包括的な法人間の協力推進協定を締結することによって連携体制を前進させ、学術研究を加速する体制を整えることを目的としており、残りの2大学共同利用機関法人を加えた4法人連携へ向けたステップとして位置付けられているとのことです。

社会的意義として、人文学の膨大かつ貴重な歴史的資料のデータ化、解析、利活用の実現とともに、市民が参加するオープンサイエンスなどの広がりが期待されるとしています。

2大学共同利用機関法人が連携・協力推進で協定~情報・システム研究機構と人間文化研究機構が連携協定に調印~(情報システム研究機構,2017/7/19)
http://www.rois.ac.jp/topics/index.html

東京大学附属図書館、『オープンアクセスハンドブック』を公開

2017年7月13日、東京大学附属図書館は、『オープンアクセスハンドブック』を公開しました。

『オープンアクセスハンドブック』は学内の研究者がオープンアクセスおよびオープンサイエンスを実施するための手引きとして作成されました。オープンアクセスの沿革、オープンアクセス実施の方法、オープンサイエンスの概要と動向などがまとめられています。

『オープンアクセスハンドブック』を公開しました(東京大学附属図書館、2017/7/13付け)
http://www.lib.u-tokyo.ac.jp/koho/news/news/fuzokuto_17_07_13.html

オープンアクセスハンドブック(UTokyo Repository)
http://hdl.handle.net/2261/72694

アルゼンチンにおけるオープンサイエンス(文献紹介)

First Monday誌の22巻7号(2017年7月)に、アルゼンチンにおけるオープンサイエンスに関する記事が掲載されています。

国家的なイニシアチブ68件について、それらの目的、分野、種別(オープンアクセス、シチズンサイエンスなど)などを調査して、ポリシーとの関係についてまとめています。

Valeria Arza, Mariano Fressoli, Sol Sebastian. Towards open science in Argentina: From experiences to public policies. First Monday. 2017, 22(7).
http://dx.doi.org/10.5210/fm.v22i7.7876

参考:
アルゼンチンでオープンアクセス義務化法に関する規則が制定される 実施のガイドライン等を明示
Posted 2016年11月29日
http://current.ndl.go.jp/node/33008

欧州委員会(EC)、“European Open Science Cloud”(EOSC)に関する新しい高度専門家グループを立ち上げ

2017年6月21日、欧州委員会(EC)は、既存のデータ管理システムを統合した研究基盤“European Open Science Cloud”(EOSC)に関する、新しい高度専門家グループ(High Level Expert Group)を立ち上げました。

このグループは、EOSCの実現に必要とされる方策をECに助言することを目的としており、EOSCの立ち上げに関するHorizon2020プロジェクトや各国のイニシアチブと協力しながら活動します。2015年から2017年2月まで活動して、2016年に報告書をまとめた、先行の高度専門家グループの後を継ぐものとなります。

このグループは2017年6月から2018年末まで活動する予定で、EOSC実現のための方策について提言する最終報告書を2018年末にまとめるとしています。

E1926 - JSTオープンサイエンス方針の策定について

科学技術振興機構(JST)は,2017年4月1日付で「オープンサイエンス促進に向けた研究成果の取扱いに関するJSTの基本方針」及び「同運用ガイドライン」を公表した。これは,国際的にオープンサイエンスに関する議論が高まる中,JSTとしても,JSTの研究開発から創出された成果の取扱いについて方針を策定し研究実施者に対して示す必要があるとの認識から,半年以上の時間をかけて議論し策定したものである。本稿では,その背景・経緯・今後の展望等について述べる。

E1925 - オープンサイエンス基盤研究センターの新設について

国立情報学研究所(NII)は,2017年4月1日付で,「オープンサイエンス基盤研究センター」を新設した。センターのミッションは,大学や研究機関におけるオープンサイエンス活動を支えるためのICT基盤の構築と運用を実施することにある。構築するICT基盤は,日本学術会議が「オープンイノベーションに資するオープンサイエンスのあり方に関する提言」の中で取りまとめた,「オープンサイエンス推進のための研究データ基盤」を実際のサービスへと具体化するものである。

SPARC Europeと英・Digital Curation Centre、欧州のオープンデータ・オープンサイエンス方針に関する新たな報告書を公開

2017年5月31日、SPARC Europeと英・Digital Curation Centre(DCC)が、欧州(EU28か国及び欧州経済領域・欧州研究領域参加国)におけるオープンデータ・オープンサイエンス方針を分析した新たな報告書、”An Analysis of Open Data and Open Science Policies in Europe, May 2017”を公開しました。

SPARC EuropeとDCCは欧州のオープンデータ・オープンサイエンス方針に関する報告書を2017年3月にも公開しており、今回の報告書は一連の調査結果の第2弾にあたります。今回の報告では、欧州におけるオープンデータ・オープンサイエンス方針のタイプの分析や、作成過程、それぞれの特徴に関する分析等を行っているとのことです。

An Analysis of Open Data and Open Science Policies in Europe, May 2017(SPARC Europe)
http://sparceurope.org/download/1654/

国立情報学研究所と物質・材料研究機構、データプラットフォームの研究開発に関する覚書を締結

2017年6月1日、国立情報学研究所(NII)と物質・材料研究機構(NIMS)が、データプラットフォームの研究開発に関する覚書を締結したと発表しています。

研究成果を適切に保存・管理し、研究データの利活用を高め、イノベーションを可能にするデータプラットフォーム構築のための研究開発での連携や協力を行なうとともに、こうした取り組みを通じて日本のオープンサイエンスの推進に貢献することを目的としています。

国立情報学研究所と物質・材料研究機構が連携・協力の覚書締結/データプラットフォームの研究開発で(NII,2017/6/1)
http://www.nii.ac.jp/news/release/2017/0601.html

国立情報学研究所と物質・材料研究機構が連携・協力の覚書締結(NIMS,2017/6/1)
http://www.nims.go.jp/news/press/2017/06/201706010.html

【イベント】研究データ利活用協議会(RDUF)公開シンポジウム~オープンサイエンスを巡る世界の最新動向~(6/26・東京)

2017年6月26日、科学技術振興機構(JST)において、「研究データ利活用協議会(RDUF)公開シンポジウム~オープンサイエンスを巡る世界の最新動向~」が開催されます。

研究データ利活用に関する諸外国の先行事例や、日本の研究データ利活用の状況について紹介します。また、研究データ利活用推進のための基盤づくりを担う各機関(図書館、データセンター、研究助成機関など)の抱える課題や経験などを共有します。これらにより、各機関における研究データ利活用の一助とすることを目指しています。

参加費は無料、定員は150名です。事前の申込が必要です。

当日は、公開シンポジウムに先立ち、RDUFの総会が行なわれます。

日時:2017年6月26日 13:00〜17:00
場所:国立研究開発法人科学技術振興機構(JST) 別館1階ホール

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