オープンサイエンス

オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)運営委員会、「統合イノベーション戦略についての見解」を公表

2018年8月2日、オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)運営委員会が、「統合イノベーション戦略についての見解」を公表しています。

6月15日に閣議決定された『統合イノベーション戦略』に盛り込まれた「第2章 知の源泉(2)オープンサイエンスのためのデータ基盤の整備」に関して同運営委員会の見解を示したものです。

統合イノベーション戦略についての見解(JPCOAR,2018/8/2)
https://jpcoar.repo.nii.ac.jp/?page_id=74#_href_243

統合イノベーション戦略についての見解
http://id.nii.ac.jp/1458/00000106/

E2051 - Japan Open Science Summit 2018<報告>

2018年6月18日から19日まで,学術総合センター(東京都千代田区)において,Japan Open Science Summit 2018(JOSS2018)が開催された。国内でオープンサイエンスに携わる関係者を対象としたカンファレンスである。基調講演,特別講演及び18のセッションで構成され,最後にパネルセッションが設けられたほか,主催及び協力機関がオープンサイエンスや研究データに関する各自の取組について紹介するポスター展示が行われた。本報告では,このうち,2つの講演と2つのセッションを中心に報告する。

欧州研究図書館協会(LIBER)、フランスのオープンサイエンスに関する国家計画の英訳版を公開

2018年7月5日、欧州研究図書館協会(LIBER)が、同協会の2018年度の年次大会においてフランスの高等教育・研究・イノベーション省のフレデリック・ヴィダル大臣が発表した、同国のオープンサイエンスに関する国家計画の英訳版を公開しました。あわせて同大臣のスピーチの英訳版も公開されています。

同計画は、(1)出版物のオープンアクセス(OA)の一般化、(2)研究データの構造化とOAでの公開、(3)欧州及び国際的な持続可能なオープンサイエンスの原動力の一部となる、という3つの主要な義務を中心に構成されています。

France’s National Plan for Open Science(LIBER,2018/7/5)
https://libereurope.eu/blog/2018/07/05/frenchopenscienceplan/

欧州研究図書館協会(LIBER)、オープンサイエンスに関するロードマップを公開

2018年7月3日、欧州研究図書館協会(LIBER)が、オープンサイエンスに関するロードマップを公開しました。

オープンサイエンスは社会に肯定的な影響を与える力を持っているものの、まだ一般的に行なわれていないとして、研究図書館としてその実現を支援できるよう作成されたものです。

図書館が、組織内外でオープンサイエンスを支援するために取り得る行動を概観しており、「学術出版」「FAIRデータ」「研究インフラとEOSC」「指標と報奨」「オープンサイエンスの技術」「研究の完全性」「シチズンサイエンス」の7つの重点領域における課題、機会、実践的な手順が述べられています。

LIBER Launches Open Science Roadmap(LIBER,2018/7/3)
https://libereurope.eu/blog/2018/07/03/liber-launches-open-science-roadmap/

内閣府、「国立研究開発法人におけるデータポリシー策定のためのガイドライン」を公表

2018年6月29日、内閣府の「国際的動向を踏まえたオープンサイエンスの推進に関する検討会」が、「国立研究開発法人におけるデータポリシー策定のためのガイドライン」を公表しました。

このガイドラインは2018年6月15日に閣議決定された「統合イノベーション戦略」の中で、国立研究開発法人において2020年度末までにデータポリシーを策定すること、この策定を促進するためのガイドラインを内閣府が策定することなどが挙げられていたことを受け、とりまとめられたものです。国立研究開発法人におけるデータポリシー策定の参考となるよう、研究データの管理と利活用についてのポイントや、データポリシーで定めるべき項目、および基本的な記述内容がまとめられています。このうちデータポリシーで定めるべき項目としては、以下の6点が挙げられています。

(1) 機関におけるポリシー策定の目的について
(2) 管理する研究データの定義、制限事項について
(3) 研究データの保存・管理・運用・セキュリティについて
(4) 研究データに対するメタデータ、識別子の付与、フォーマットについて
(5) 研究データの帰属、知的財産の取り扱いについて
(6) 研究データの公開、非公開及び猶予期間並びに引用について

欧州研究大学連合(LERU)、大学のオープンサイエンス導入に必要な文化的変化に関するレポートを公開

2018年5月29日、欧州研究大学連合(League of European Research Universities:LERU)は、大学におけるオープンサイエンス導入に必要な文化的変化に関するレポート“Open Science and its role in universities: a roadmap for cultural change”を公開しました。

同レポートは、大学がオープンサイエンスを推進するために必要な文化的変化や、乗り越えるべき課題について述べています。また、欧州委員会(EC)によるオープンサイエンスの8つの柱(学術出版の未来、FAIR原則に則ったデータ、欧州オープンサイエンスクラウド(EOSC)、教育とスキル、報酬とインセンティブ、次世代の評価指標、研究公正、シチズンサイエンス)を取り上げ、これらの観点から、オープンサイエンス導入がもたらす大学の変化について分析し、そのメリットや問題点に触れています。

内閣府、第3回イノベーション戦略調整会議の配布資料として「統合イノベーション戦略(素案)」を公開

内閣府が2018年6月5日に開催された第3回イノベーション戦略調整会議の配布資料を公開しています。同会議は統合科学技術・イノベーション会議の下、研究開発成果の実用化によるイノベーション創出の促進を図る統合的な戦略策定に関する調整を行うために設置されたものです。

内閣府、国際的動向を踏まえたオープンサイエンスの推進に関する検討会(第4回)の配布資料を公開

2018年5月25日、内閣府は、国際的動向を踏まえたオープンサイエンスの推進に関する検討会の第4回を開催しました。配布資料が公開されています。

配布資料には、国立研究開発法人におけるデータポリシー策定のためのガイドライン(仮称)(案)が含まれています。

国際的動向を踏まえたオープンサイエンスの推進に関する検討会(第4回)(内閣府)
http://www8.cao.go.jp/cstp/tyousakai/kokusaiopen/4kai/4kai.html

参考:
内閣府、国際的動向を踏まえたオープンサイエンスの推進に関する検討会の第2回を開催、配布資料を公開
Posted 2018年2月28日
http://current.ndl.go.jp/node/35564

OpenAIRE、学生・研究者がオープンサイエンスに関する能力を身に付けるためのMOOC構築を目指すプロジェクトOpen Science MOOCとの連携を発表

2018年5月17日、OpenAIREが、学生や研究者がオープンサイエンスに関する能力を身に付けるためのMOOC(大規模公開オンライン講座)の構築を目指すプロジェクトOpen Science MOOCとの連携を発表しました。

Open Science MOOCは、2017年初頭に創設され、動画・論文・ダミーのデータセットやコード・宿題からなる10のモジュールで構成されるMOOCの構築を目指しており、現在最初のモジュール“Open Research Software and Open Source”を作成中です。

OpenAIRE partners with the Open Science MOOC(OpenAire,2018/5/17)
https://www.openaire.eu/openaire-partners-with-the-open-science-mooc

E2021 - KU-ORCASキックオフ・シンポジウム<報告>

2018年2月17日及び18日,関西大学アジア・オープン・リサーチセンター(KU-ORCAS;E1967参照)は,キックオフ・シンポジウム「デジタルアーカイブが開く東アジア文化研究の新しい地平」を開催した。シンポジウムでは,国内外からデジタルアーカイブや東アジア文化研究の専門家を招き,それぞれから講演・研究報告が行われた。紙幅の関係上,本稿ではシンポジウム各日の概略をまとめるに留めるが,弊学の公式YouTubeチャンネルでは当日のライブ動画を公開しているので各講演の詳細はそちらをご参照いただきたい。

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