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米・都市図書館協議会(ULC)、革新的なプログラムを実施した公共図書館を称える“Top Innovators 2018”を発表

米・都市図書館協議会(ULC)が、革新的なプログラムを実施した公共図書館を称える“Top Innovators 2018”を発表しています。

2018年9月6日に開催されたULCの2018年年次総会で発表されたもので、北米の70を超す図書館から寄せられた220余りの応募の中から審査員により選ばれたものです。

特別賞(Honorable Mention)とあわせて、分野別に以下の20館が選出されています。

・Top Innovators
【教育(乳児から10代)】サンフランシスコ公共図書館(カリフォルニア州):FOG Readers: Helping Struggling Readers Succeed

【教育(成人)】ブルックリン公共図書館(ニューヨーク州):Teacher Lab: Library Literacy and Classroom Teachers

【人種的・社会的公正】ピマ郡公共図書館(アリゾナ州):Library Restorative Practices for Youth

【市民やコミュニティへの関与】ロサンゼルス公共図書館(カリフォルニア州):New Americans Initiative

米・公共図書館協会(PLA)、戦略計画“2018-2022 Strategic Plan”を公表

2018年9月7日、米国図書館協会(ALA)の公共図書館協会(PLA)が、戦略計画“2018-2022 Strategic Plan”を公表しました。

2014年に発表された前戦略では、組織目標として、(1)リーダシップ開発、(2)評価指標、(3)ファミリーエンゲージメント、(4)デジタルリテラシー、が掲げられていましたが、その成功を受け、新戦略では、(1)変化、(2)リーダーシップ、(3)アドヴォカシーと認知度、(4)公平・多様・包摂・社会的正義、(5)組織的優秀性、を掲げています。

PLAでは既に目標達成のため、公平・多様・包摂・社会的正義に関する図書館職員向けの研修を2019年から開始予定であり、また、協会の新しいトレンドやモデルと追及し組織的優秀性を達成するための措置を採っているとしています。

また、計画に掲載されている主な成果目標として、

篠山市立中央図書館(兵庫県)、ベトナム語・ポルトガル語・英語・中国語版の図書館利用案内を作成:外国語資料も新たに購入

兵庫県の篠山市立中央図書館が、篠山国際理解センターと連携し、ベトナム語・ポルトガル語・英語・中国語版の図書館利用案内を作成しました。

また、同館では、言葉図鑑・会話辞典・洋書絵本など約2,800冊の外国語資料を所蔵していますが、今回、フィリピン語の新聞やポルトガル語の雑誌の購入も開始しました。

報道によると、同市内には現在約670人の外国人が暮らしているとのことです(2018年6月末時点)。

「外国語版図書館利用案内ができました!」『広報丹波篠山』2018年9月号[PDF:2ページ]
https://www.city.sasayama.hyogo.jp/pc/group/public-relations/assets/2018/08/vol233_p26_p29.pdf

陸前高田市(岩手県)、震災拾得物等返還促進事業「思い出の品」を再開

復興庁の被災者支援総合事業(心の復興事業)として、三陸アーカイブ減災センターが陸前高田市からの委託を受けて実施している震災拾得物等返還促進事業「思い出の品」が、2018年9月4日、再開しました。

常設の竹駒会場(旧市立図書館事務所)のほか、市内・市外・県外(東京都・仙台市)での出張返却会も予定されています。

@takata.omoide(Facebook,2018/9/1)
https://www.facebook.com/takata.omoide/posts/2685196988172672

@takata_omoide(Twitter,2018/9/2)
https://twitter.com/takata_omoide/status/1036068986994098176

美馬市立図書館(徳島県)、毎月第1・第3日曜日に将棋サロンを開設

徳島県の美馬市立図書館が、2018年9月から、世代や性別を超えた交流の場とすることを目的に、毎月第1・第3日曜日に将棋サロンを開設します。

対象は、小学生から一般の人で、参加費は無料、事前の申込も不要です。

美馬市は十二世名人・小野五平氏の出身地とのことです。

美馬市立図書館(Facebook,2018/8/24)
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=914782842055510&id=170181613182307

小中学生ら大人と勝負 美馬市立図書館が将棋サロン開設(徳島新聞,2018/9/3)
http://www.topics.or.jp/articles/-/94797

小金井市立図書館貫井北分室(東京都)、「はじめてのLGBT ~多様性を社会づくりにむけて私たちができること~」を開催:LGBTをテーマとしたビブリオバトル等を実施

2018年9月29日、東京都の小金井市立図書館貫井北分室が「はじめてのLGBT ~多様性を社会づくりにむけて私たちができること~」を開催します。

小金井市公民館貫井北分館との連携事業で、LGBTをテーマとしたビブリオバトルやLGBTを知るための基礎講座が実施されます。

【貫井北分室】「はじめてのLGBT ~多様性を社会づくりにむけて私たちができること~」開催します(小金井市立図書館,2018/8/24)
http://www.library.koganei.tokyo.jp/index.php?key=bbh15zx6a-361#_361

9月29日(土)「はじめてのLGBT ~多様性を社会づくりにむけて私たちができること~」開催します。(小金井市立貫井北センター)
http://www.ntk-koganei.org/news_events/disp.php?ne_id=571

国際図書館連盟(IFLA)“Public Library of the Year Award 2018”は、オランダ・School 7(KopGroep Bibliotheken)

2018年8月28日、国際図書館連盟(IFLA)“Public Library of the Year Award 2018”にオランダのデン・ヘルダー市にあるSchool 7(KopGroep Bibliotheken)が選ばれました。

マレーシア・クアラルンプールで開催されていたIFLAの年次大会で発表されたもので、同賞のスポンサー企業であるSystematic社からのプレスリリースによると、年齢や言語を問わず多様な住民が、読書に加え、仕事のために利用、講座やワークショップへの参加が可能なほか、熱心なボランティアが子どもにプログラミングを教えたり、子どもが大声で本を読んだりするなど、地域のリビングルームのような利用のされ方をされていること、そして、そのことを反映した建築が評価されたようです。建物内の劇場で結婚式をあげたり、カフェで誕生日を祝ったりすることも可能となっています。また、社会の持続可能性に焦点を当てた活動を行っていることや、古い学校の建物と新しい図書館を調和させた建築であることも指摘されています。

同館長によると、賞金5,000米ドルは、児童書の購入や、図書館員やボランティアと祝賀会に開催に充てるとしています。

文部科学省、「公立社会教育施設の所管の在り方等に関する生涯学習分科会における審議のまとめ」を含む、生涯学習分科会(第95回)の配布資料を公開

文部科学省が、2018年8月23日に開催された、生涯学習分科会(第95回)の配布資料を公開しました。

「公立社会教育施設の所管の在り方等に関する生涯学習分科会における審議のまとめ」において、「社会教育に関する事務については今後とも教育委員会が所管することを基本とすべきであるが、地方の実情等を踏まえ、より効果的と判断される場合には、地方公共団体の判断により長が公立社会教育施設を所管できる特例を設けることについて、社会教育の適切な実施の確保に関する制度的担保が行われることを条件に、可とすべきと考える。」という中央教育審議会生涯学習分科会の考えが示されています。

新着情報(文部科学省)
http://www.mext.go.jp/b_menu/news/index.html
※平成30年08月29日欄に「生涯学習分科会(第95回) 配付資料」とあります。

掛川市立大須賀図書館(静岡県)、遠州横須賀ちっちゃな文化展第20回記念事業ワークショップ「街の標本箱づくり 日常採集ーわたしの町のコレクション」を開催

2018年9月29日、静岡県の掛川市立大須賀図書館が、遠州横須賀ちっちゃな文化展第20回記念事業ワークショップ「街の標本箱づくり 日常採集ーわたしの町のコレクション」を開催します。

参加者はグループに分かれて街でデジカメで撮影し、図書館に戻ってきてから写真をプリントアウトをして切り貼りし、街の「標本」を作るものです。

作成した「標本」は、第20回遠州横須賀ちっちゃな文化展で展示されます。

参加費は無料です。

@OsukaToshokan(Twitter,2018/8/30)
https://twitter.com/OsukaToshokan/status/1035010387769323520

岐阜大学図書館、アーカイブ・コア設置に伴う改修工事を開始:岐阜大学70周年記念事業「学術アーカイブズ構築」の一環

2018年8月27日、岐阜大学図書館がアーカイブ・コア設置に伴う改修工事を開始しました。

岐阜大学70周年記念事業「学術アーカイブズ構築」の一環として、図書館本館2階に「大学の歴史,大学・学部紹介コーナー」「資料収蔵庫」「展示ギャラリー」からなるアーカイブ・コアを設置するものです。

「大学の歴史,大学・学部紹介コーナー」は、同大学の沿革・学部紹介の展示を、「展示ギャラリー」は、教員や学生・卒業生が企画する展示会に加え、地域住民の文化学術活動を推進する空間としての利用が考えられています。

また、「資料収蔵庫」は、学内各所に所蔵されている人文系・美術系の資料や、同大学の歴史資料などを集約し、温湿度管理や防虫対策をおこなって適切に整理保管する機能を持たせます。

工事期間は12月28日までと予定されています。工事期間中も図書館は開館しています。

アーカイブ・コア設置に伴う図書館改修工事のお知らせ(岐阜大学図書館,2018/8/24)
https://www.lib.gifu-u.ac.jp/info/entry24-636.html

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