チェコ共和国

チェコ共和国政府、オープンアクセスに関する国家戦略を承認

OpenAIREのブログで、2017年6月14日にチェコ共和国政府が、科学技術情報のオープンアクセス(OA)に関する国家戦略を承認したことが紹介されています。

ブログの記事によると、同戦略では、公的資金の助成を受けたプロジェクトでの出版物及びデータのOA及びデータ管理計画(DMP)を要求しているほか、相互運用性・OpenAIREとの互換性のあるOAのシステム基盤を構築するとともに、普及啓発活動が行なわれることとなっています。

The Czech Republic National Strategy of Open Access to Scientific Information and Data(OpenAIRE BLOG,2017/7/27)
https://blogs.openaire.eu/?p=2159

チェコ共和国にはなぜ図書館がたくさんあるのか?(記事紹介)

2016年7月21日付けのNewYork Times紙が、チェコ共和国に図書館が多い理由について解説した記事を掲載しています。

ビル&メリンダ・ゲイツ財団が調査を実施し2013年に公開した“Cross-European survey to measure users' perceptions of the benefits of ICT in public libraries”によると、同国の図書館1館あたりのサービス対象者数は1,971人で、欧州の平均的な国より人口比4倍の、また、米国と比べて10倍の数の図書館があります。

記事では、その理由として、ドイツ語を共通語とするオーストリア・ハンガリー帝国からチェコスロバキア共和国として独立して間もない1919年に制定された法律により、リテラシー教育支援を目的に、全てのコミュティに対して、その規模を問わず図書館を設置することを義務付けたことや、その法律が、ドイツ占領下や共産主義時代、スロバキアとの分離を経ても、生き残ったことをあげています。

チェコ共和国、Europeanaに財政的支援を実施へ

2015年11月24日付けのPrague Daily Monitor紙によると、チェコ共和国が、Europeanaに財政的支援を行なうことを決めたとのことです。

同国の文化大臣、ヘルマン(Daniel Herman)氏は、Europeanaのような形式を採用することで、テロ組織の財源ともなる違法な文化遺産の取引を防止できること、チェコ・モラビア・シレジアの文化遺産を保護できること、などを述べているようですが、国家と省の来年の予算がまだ承認されていないため貢献内容の詳細については明らかにしなかったようです。

Prague to join digitisation of Europe's cultural heritage(Prague Daily Monitor,2015/11/24付け記事)
http://www.praguemonitor.com/2015/11/25/prague-join-digitisation-europe%C2%B4s-cultural-heritage

Google、チェコ国立図書館所蔵の歴史資料のデジタル化進行中

Googleとチェコ国立図書館が提携して進められている歴史資料のデジタル化に関し、その進捗についての情報が、Prague Post紙(オンライン)に2014年9月3日付けで掲載されています。

記事によると、同館の所蔵資料の3万冊について、これまでにデジタル化が完了しているとのことです。また、同館では、マニュスクリプトや古い印刷物など、4000点がデジタル化されているとのことです

記事では、デジタル化された歴史資料を公開する欧州のプロジェクト
Manuscriptoriumについても言及があります。

Internet giant has been scanning the vast collection of books since 2008(Prague Post, 2014/9/3付け)
http://www.praguepost.com/czech-news/41342-czech-national-library-digitizes-its-collections-with-google

Manuscriptorium
http://www.manuscriptorium.com/

参考:
Google、チェコ国立図書館所蔵の歴史資料約20万点をデジタル化へ Posted 2011年2月24日

IFLA、第12回国際マーケティング賞の受賞図書館を発表

国際図書館連盟(IFLA)が2014年の国際マーケティング賞(IFLA International Marketing Award)の受賞館を発表しています。第1位には、トラム(路面電車)を図書館のマーケティングに活用した、Jiří Mahen Library(チェコ共和国)が選ばれています。第2位には、90秒の図書館CMを作成し、図書館サービスをアピールしたRegina Qu'Appelle Health Region Health Sciences Library (カナダ)、第3位には、Stellenbosch University Library and Information Service(南アフリカ)とシンガポールの国立図書館委員会(National Library Board)の2機関が選ばれています。

12th IFLA International Marketing Award Winners Announced(IFLAの2014/4/7付のプレスリリース)
http://www.ifla.org/files/assets/management-and-marketing/marketing-award/ifla_-_2014_press_release_draft_nm_edits_21_march_2014_2.pdf