古典

【イベント】第4回日本語の歴史的典籍国際研究集会(7/27-28・立川)

2018年7月27日から28日にかけて、東京都立川市の国文学研究資料館で、同館による第4回日本語の歴史的典籍国際研究集会が開催されます。入場は無料で、聴講も自由です。同会はライブ配信が予定されています。

プログラムは以下の通りです。

●7月27日
・基調講演 「聖語論(ヒエログロシア)から見た道元禅師の和漢言説」
・パネル1 「津軽デジタル風土記 ナビゲーションからコミュニケーションへ」

●7月28日
・パネル2 「比較書誌学の観点による日本古典籍の特質と問題」
・研究報告 「画像解析技術の進展と歴史的典籍への展開」
・パネル3 「古典芸能における身体―ことばと絵画から立ち上がるもの―」
・パネル4 「漢文化圏におけるデジタル化:東アジアの漢文系データベースと人文学研究の最前線」

国宝・重要文化財(美術工芸品)の指定についての答申:「源氏物語(池田本)」(天理大学附属天理図書館)・「江戸幕府書物方関係資料」(国立公文書館)が重要文化財に指定へ

2017年3月9日、文化審議会が、5件の美術工芸品を国宝に、50件の美術工芸品を重要文化財に指定することについて、文部科学大臣に答申したと、文化庁が発表しています。

重要文化財への指定が答申されたものには、「源氏物語(池田本)」(天理大学附属天理図書館所蔵)や、江戸城内紅葉山文庫の蔵書管理を行なった書物方が用務上に作成した日記を含む記録類「江戸幕府書物方関係資料」(国立公文書館所蔵)などが含まれています。

文化審議会答申~国宝・重要文化財(美術工芸品)の指定について~(文化庁,2018/3/9)
http://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/1402236.html

国文学研究資料館、「ないじぇる芸術共創ラボ」のウェブサイトを公開

2018年2月15日、国文学研究資料館が、アートと翻訳による日本文学探索イニシアティブ「ないじぇる芸術共創ラボ」のウェブサイトを公開しました。

更新履歴(国文学研究資料館)
https://www.nijl.ac.jp/pages/about/news.html
※「2018/2/15 文化庁プロジェクト「ないじぇる芸術共創ラボ」についてのページを公開しました。」とあります。

「ないじぇる芸術共創ラボ」について
http://www.nijl.ac.jp/pages/nijl/about/index.html

ないじぇる芸術共創ラボ
http://www.nijl.ac.jp/pages/nijl/index.html

文化庁・国文学研究資料館、「ないじぇる芸術共創ラボ アートと翻訳による日本文学探索イニシアチブ」の実施を発表

2017年10月18日、文化庁が国文学研究資料館との共催で「ないじぇる芸術共創ラボ アートと翻訳による日本文学探索イニシアチブ」(NIJL Arts Initiative: Innovation through the Legacy of Japanese Literature)を実施すると発表しています。

同事業は、古典籍を発掘し、社会や新たな創造につなげることを目的としており、古典と現代社会をつなぐ「古典インタプリタ」の育成に取り組むとともに、「アーティスト・イン・レジデンス」(第一線で活躍する芸術家を一定期間国文学研究資料館に招聘し、古典文学をモチーフに新たな芸術作品の創作活動を行なう)や「トランスレータ・イン・レジデンス」(国際的に活躍する外国人翻訳家を一定期間国文学研究資料館に招聘し、文学資源の発掘と他言語化を実施)といった事業を行ないます。

高野山大学、「高野山アーカイブ」を公開

和歌山県にある高野山大学が、2017年7月31日に「高野山アーカイブ」を公開したと発表しています。

文部科学省の「私立大学研究ブランディグ事業」の採択を受けて立ち上げた、同大学が所蔵する真言密教や日本の歴史・文化に関する資料や、高野山の古地図・古写真のウェブ上での公開を目的とした5か年プロジェクトの成果であり、その最初の成果として、同日、同大学の図書館が所蔵する「胎蔵秘密略大軌」を公開しています。

今後も順次公開するコンテンツを充実を図るとのことです。

アーカイブシステムの構築を担当したNTTデータ・NTTデータ関西の発表によると、アマゾンウェブサービスを活用し、NTTデータが保有するデジタルアーカイブソリューション「AMLAD」を用いて構築されており、判読が難しい写本等の旧漢字(訓点、装飾文字)・くずし字に対して活字を表示させる機能(翻刻機能)も備えていると説明されています。

「高野山アーカイブ」の一般公開について(高野山大学,2017/8/1)
http://www.koyasan-u.ac.jp/notice/news/detail/208

国文学研究資料館、第3回日本語の歴史的典籍国際研究集会をライブ配信(7/28-29)

国文学研究資料館が、同館で2017年7月28日と7月29日に開催する、第3回日本語の歴史的典籍国際研究集会をライブ配信します。

プログラムは以下の通りです。

●7月28日
13:20~ パネル1 「文字認識のフロンティア」
15:40~ 「「新日本古典籍総合データベース」の新たな試み」
16:00~ パネル2 「文献観光資源学は何をめざすか」

●7月29日
10:30~ 研究報告1 「古典の普及・教育と漫画」
11:00~ 研究報告2 「絵本としての草双紙」
11:30~ 研究報告3 「近世日本数学文献研究の新しい地平」
13:00~ パネル3 「「文芸を折る」―日本古典籍における折本という存在」
14:45~ パネル4 「生活・環境と古典籍――異分野融合研究の可能性」

国文学研究資料館 お知らせ・更新情報
http://www.nijl.ac.jp/
※「2017/7/27 7月28日~29日に、第3回 日本語の歴史的典籍国際研究集会をライブ配信いたします。」とあります。

国文学研究資料館、「日本古典資料調査データベース」を「日本古典資料調査記録データベース」 に改称し、サイトをリニューアル

2017年6月30日、国文学研究資料館が、「日本古典資料調査データベース」を「日本古典資料調査記録データベース」 に改称し、サイトをリニューアルしたと発表しています。

トップページに古典籍調査のための補助資料・ギャラリーを新設し、古典籍調査のために有益な資料類と同館が所蔵するマイクロフィルム画像・デジタル収集画像の一部を紹介するようにしたものです。

「日本古典資料調査記録データベース」 は、同館の創設以来、全国の研究者の協力により行ってきた、他機関・個人等に所蔵される古典籍資料の調査に際して記録した調査カードの情報を公開するデータベースです。

日本古典資料調査記録データベース(国文学研究資料館)
http://www.nijl.ac.jp/pages/database/kotensiryoDB.htm
※更新履歴・お知らせ欄に「トップページをリニューアルしました。」とあります。

イングランドにおける最初期の図書の一部がレディング大学で発見される

2017年5月9日、英国レディング大学は、15世紀の印刷物を同大学図書館のコレクションから発見したと発表しました。

発見された印刷物はイングランドに印刷技術をもたらした、ウィリアム・キャクストンの印刷工房で1476年から1477年に印刷された“Sarum Ordinal”“ Sarum Pye”と呼ばれる中世ラテン語で書かれた司祭のハンドブックの一部です。

この資料は同大学のSpecial Collections Librarianのデルベック(Erika Delbecque)氏が手稿類のコレクションを整理するなかで偶然発見しました。この資料は元々、背の補強のために関係のない本に貼り付けられており、1820年代に英・ケンブリッジ大学のある司書が救い出したと言われています。当時の司書にはそれがキャクストンの初期印刷物であることは分かっていなかったそうです。

この図書は完全な形では現存しておらず、今回発見された箇所とは異なる一部のページを英国図書館(BL)のみが所蔵しています。

なお資料は同大学の英国農村生活博物館(The Museum of English Rural Life)にて、5月31日まで展示されています。

青森県の弘前市教育委員会と弘前大学人文社会科学部、弘前市立弘前図書館が所蔵する古文書・古典籍等のデジタル化事業に関する覚書を締結

青森県の弘前市教育委員会と弘前大学人文社会科学部が、2017年3月30日に、弘前市立弘前図書館が所蔵する古文書・古典籍のデジタル化事業に関する覚書を締結したと地元紙で報じられています。

2017年度は、『新編弘前市史』の一部をフルテキスト化するとともに、引用されている資料86点と大型の古地図16点のデジタル化を進め、2018年3月までに公開することを目指していると紹介されています。

古典書籍をデジタル化 弘前市教委と弘大が覚書(陸奥新報,2017/3/31)
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2017/03/45833.html

「古典書籍デジタル化」弘前の歴史、深く知る機会に(陸奥新報,2017/4/1)
http://www.mutusinpou.co.jp/shasetsu/2017/04/45836.html

富士通、教師データ数を削減できる深層学習技術を開発、中国古文書の文字認識において学習用の教師データを削減

2017年2月21日、富士通研究開発中心有限公司は、中国古文書文字の文字認識に用いる深層学習技術において、少ない数の学習データでも高精度な文字認識を実現できる技術を開発しました。

この技術により、図書館などに大量に保管されている古文書文字の電子化を促進し、中国古文書の公共利用と歴史研究などの学術の発展に貢献することができるとのことです。

教師データ数を削減できる深層学習技術を開発
中国古文書の文字認識において学習用の教師データを70%削減(富士通株式会社、2017/2/21)
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2017/02/21.html

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